態度が悪い夫と話し合い
夫婦問題について話し合いをしよう…そう思っても、相手が暴言が多かったり、嘘が多くて、なかなか話しが進展しないということはありませんか?態度が悪くて、会話をするのも困難と言うこともあると思います。
暴言・悪態・失礼な振る舞いなど、こう言った冷静な話し合いを阻む要因を少しでも減らしたいものです。そこで、今回は話し合いの態度を変えることが出来る、非常に簡単な方法についてお伝えします。
時間が経過するとモラルは低下
ハーバード大学、Maryam Kouchaki(コウチャキ博士)、Isaac Smith(スミス博士)は、学生62名を対象にモラルに関するテストを行いました。
出典:SAGEjournals
学生を午前グループ(8~12時まで)と午後グループ(12~18時まで)に分け、正直に答えたらお金をもらえるが、不正をすればさらにお金がもらえるというテストを行いました。
すると、午後のグループは、午前のグループと比較して約20%の不正をする人が増加したというのです。
大雑把に言えば、人は午前中よりも、午後の方がモラルが低下するということが言えます。このことを「朝の倫理効果」と呼んでいます。
博士達は、午後になると精神的にも、肉体的にも、疲れが生じ始め道徳的な言動ができにくくなるのではないか?と推測しています。
悪態を防ぐために早い時間帯で
夫婦問題においても、この朝の倫理効果は活用できる可能性が大です。例えば、夫婦問題について話し合いをすれば、高い頻度で相手が事実を誇張したり、暴言が多くなったりします。簡単に言えば悪態をつくようになります。
そこで、このような悪態を招かないようにするためには、極力、1日の中の早い時間帯に話し合いをするのが適切になる可能性が高いと言えます。
「平日は仕事が忙しく、結局、夜の時間帯しか話し合いが出来ないのだ」ということもあると思いますが、この場合は、仕事の休みの日などを利用して、極力、早い時間帯で話し合いをするように進めた方が良いかもしれません。
もし、あなたもこれまで夜間しか話し合いをしたことがない。それでいつも夫の態度の悪さに悩んでいる、喧嘩な雰囲気になりがちだという場合、一度、話し合いをする時間帯を見直してみてください。
夜間に話し合いを行っていたのなら、夕方に変更してみるのも良いかもしれませんし、夕方よりは、昼間の方が良いかもしれません。また思い切って午前中にしてしまった方が、比較的、態度は改善される可能性もあります。
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