夫婦間で日常会をしていても、突然、夫から馬鹿にされることはありませんか?そのようなことを言われると、頭が真っ白になってしまったり、カチンとくることがあると思います。

そこで、今回は夫から馬鹿にしてくる発言をされたときの対応について解説します。

ご相談者様ご相談者様

私もちょくちょく馬鹿にされることがあるのでどう対処すれば良いのか困っています

馬鹿にする発言のタイプ

夫婦関係において、相手が自分の事を馬鹿にしてくるということがあります。ただ、一言で馬鹿にする発言といっても、いくつかのタイプがあります。そこで、ここでは、その発言の種類について整理しておきます。

馬鹿にする言動の種類

1.皮肉・嫌味

相手を馬鹿にしてくる際の手段としてよくとられる方法の1つが「皮肉・嫌味」です。「あなたの親がどんな育て方をしてきたのか知りたいものだ」「このことを理解できないのはあなたくらいのものだ」などが皮肉や嫌味などに該当します。

自分のパートナーがそのように伝えてきたとき、その瞬間には何が言いたいのか分からないということもあると思いますが、意味が分かるとカチンときてしまう事もあるのではないでしょうか。

2.無礼

皮肉や嫌味と比較して、もっと露骨にこちらのことを非難してくるのが無礼です。例えば「そこまで馬鹿だということがよく分かったよ」「君はつくづく怠け者なんだな」などが該当します。

この場合は、もろに非難されているとわかりますし、それを聞くと理不尽な思いをしてしまうこともあります。

3.からかい

ブラックジョークのような冗談を含めて、相手が困るようなことを発言することを「からかい」と呼んでいます。体裁としては冗談なのですが、言われた方としては笑えないです。

心理学的解説

「からかい」などには、ポジティブなものとネガティブなものがあります。ポジティブなものは親しみを表すことがありますが、ネガティブなものは、いいたいと思っていた不満を間接的に言うためだったり、自分を賢いと思わせるためだったりします。こういったネガティブな「からかい」は相手を傷つけることがあります。
参考:Do You Wish Your Partner Would Stop Teasing You?

夫が馬鹿にしてくる理由

そもそもどうして夫が皮肉や無礼など、こちらのことを馬鹿にしてくるのか?その理由にはいくつかあります。1つずつお伝えします。

理由ついての図解

1.過去の恨み

過去に嫌な思いをしているということがあり、そのことを恨んでいるという可能性があります。相手から無礼な発言や嫌味がで報復してきます。直球で、自分がどういったことを恨んでいるのかを明言せず、このように嫌味という形でその怒りをぶつけてきます。

2.不満の蓄積

何か1つのことで恨んでいるのではなく、小さな事が沢山積み重なって不満が蓄積していることがあります。この場合、その不満を嫌味や無礼な発言でチクチクと攻撃してきます。

3.自分は良くやっているという自負

夫が馬鹿にする言動をとる理由として「自分はよくやっている。妻と比較して」という思いが原因になっていることがあります。そのため「あなたの努力や労力など大したことない。自分はもっと苦労している」というような発言がされることも。

しかし、これは、思い込みであることが多いです。

心理学的解説

人は自分のしてあげたことは沢山覚えています。一方、他人がしてくれたことは忘れやすいという性質があります。そのため、自分の方が良くやっているということを思い込みやすく、このことを自己中心性バイアスと呼んでいます。
参考:Egoistic and Moralistic Biases – Wiley onlinel ibrary

4.気を引きたい

例えば、妻が第三者のことを褒めるということがあると、その注意を自分に向けたいという思いから、その第三者に対しての嫌味や無礼な発言をしていきます。「そんなのはロクなやつではない」「そんなことはたいしたことない。自分の方がもっと凄い」という言い方になります。

夫が馬鹿にしてくる問題を放置する弊害

もし夫が馬鹿にしてくると言う発言が度々生じているのに、それを放置してしまうとどのような弊害が生じてしまうのでしょうか。ここでいくつか取り上げたいと思います。

1.ストレスの増大

この場合、自分が我慢することでストレスが大きくなる可能性が高いです。ストレスが大きくなれば、夫婦関係を続けていくことに対しての不安や精神的な健康を崩すと言うことにつながっていきます。

2.会話の質が後退

馬鹿にされるということを放置してしまうと、その負担から今度は自分が夫に対して嫌味や卑下する発言が増えていくと言うことも考えられます。こうなってくると夫婦の会話は悪化し質が落ちていきます。

こういった弊害を招かないようにするためにも、きちんと予防策や対策をとる必要があります。そこで、まずは予防策からお伝えします。

夫が馬鹿にしてくる事への予防策

万が一、夫が馬鹿にしてきたという場合は、後述する対処法を実践してみてください。しかし、できればそういったこと自体が起こらない方が良いですよね?そこで、ここでは馬鹿にされるということが発生しないようにするための予防策についてお伝えします。

セルフイメージを高く持つ

これまでたくさん夫から馬鹿にされてきたということがあれば、自分のセルフイメージが下がっているという可能性があります。そして、このセルフイメージが下がっていると、益々相手から馬鹿にされるという悪循環になります。なので、セルフイメージを高く保ち直すと言うことは大切です。

言葉遣いをワンランク丁寧に

相手が馬鹿にしてくると言うのは言い換えれば「親しき仲にも礼儀あり」という意識を失っていると言えます。そのため、あえてこちらから心理的距離を少しとるということも予防に効果がある可能性があります。

例えば英語だと「プリーズ」という表現を加えれば良いわけですが、日本語の場合は「です・ます」調に変えるといったイメージです。

馬鹿にしてくる夫への対処法

嫌味や無礼で馬鹿にしてくる夫に対してどのような対応をすれば良いのでしょうか。場面ごとにどう対応するのかは変わってきますが、ここで代表的なものをいくつか取り上げておきます。

1.具体化する

相手が嫌味や皮肉を伝えてきた場合は、それが具体的に何のことをしているのか具体的にいうよう促すことがあります。例えば「それは、どういう意味なのかハッキリ言って欲しいと思うんだけど」などのように伝えて、相手が何を言いたいのかを明確にしていきます。そのように伝えると「もういい」と相手が嫌味や皮肉を言うということをストップさせる可能性があります。

もちろん、相手が懲りない場合は、時間が経過するとまたいうかも知れませんが、その都度「何か言いたいことがあるのならハッキリ言って欲しい」と伝えていきます。

2.過去の不満を聴く

嫌味や皮肉が多い場合は、相手が過去に何かこちらのことで不満に思っていることがあるのかも知れません。その可能性があるのなら、このように伝えることも検討してみてください。

「ここ最近、よく皮肉られているような気がするんだけど、もし私に対して何か不満があるのなら、教えてもらっても良いかな?」という形です。このように、嫌味や皮肉、無礼な個土場の裏にある相手委の不満を引き出すようにしていきます。

馬鹿にしてきた夫に対処する最適なタイミング

馬鹿にしてくる夫に対して、対処する際、いつのタイミングでおこなうのが良いのでしょうか?そのことについて解説します。

1.馬鹿にしてきた直後

馬鹿にしてくる夫に対して、対処する最適なタイミングの1つはその言動があった直後です。直後に対処しなければ、お互い「馬鹿にしてきた」という発言に対してお互い記憶が曖昧になってしまうからです。

ですので、もっとも適切なのは問題行動の直後と覚えておきましょう。

2.後日落ち着いたとき

夫からの発言があまりにも心ないもので、自分が感情的になってしまったという場合や、逆に相手が感情的になっているかも…と予測できるときは、後日、改めて対処の機会を設けます。

以上、このように対処すべき最適なタイミングとしては上記2つを検討してください。

夫が馬鹿にしてきたときの注意点

夫が嫌味は無礼な発言をしてきたら、カチンときてしまいます。しかし、こちらがその嫌味や表面的な言葉にムキになって反論したり、攻撃しかしたりすると夫は自分の嫌味や皮肉を伝えた効果があったと自覚してしまいます。

夫の伝えた嫌味や皮肉で、こちらが戸惑い混乱していると夫の狙い通りということです。そのため、嫌味や皮肉を伝えてくる表面的な言葉だけに惑わされず、その発言の裏にある本人の意図や思いに目を向けるようにしてください。

まとめ

今回は夫が嫌味や皮肉、場合によっては無礼な発言などをしてくる場合の対応についてお伝えしてきました。カチンとこちらも感情的になってしまいそうになりますが、今回の記事を参考に冷静に対応するようにしていきましょう。

その他、困った夫に対しての対応については下記の夫婦関係修復ニュースレターで公開しています。今なら無料登録できますので、早速下記のフォームにメールアドレスをご登録ください。

よくあるご質問

ここでは『夫が馬鹿にしてくる!無礼な発言や皮肉を吐く夫への対処法』について、よくある質問をQ&A形式でお答えしていきます。

発言を無視するのは?

【Question】
夫がちょくちょく馬鹿にしてくるので、もう無視しようかと思うのですが、そのような対処方法でも大丈夫でしょうか?

【Answer】
無視するということまでしてしまうと、夫婦関係自体が後退するという可能性はあると思います。そのため、返事を淡泊にするという形でまずは対応してみてはどうでしょうか。何でもそうですが、あまり極端にやってしまうと本末転倒になってしまうこともあるので注意が必要です。

馬鹿にされると言い返してしまう

【Question】
夫から馬鹿にされると腹が立つので、言い返したりしてしまいます。結果として喧嘩になってしまうことが多いです。言い返さないようにするために、我慢し続けないといけないでしょうか。

【Answer】
あまりにも腹が立つと言い返したくもなりますよね。ただ、そこで喧嘩になってしまえばお互い不快な感情が残るだけになり、夫婦関係としてはも後退してしまいます。

今回お伝えした通り、繰り返し馬鹿にしてくる言動をとるのであれば、何か過去に恨みがあったなどのことが考えられます。そして、それは対処療法的(とりあえずの対応)では無理があるので、少し腰を据えて話しをする必要があると思います。

関連記事

ここで夫婦問題に関して関連記事をご紹介します。併せて読んで頂くことで、より知識を深めていただけます。

夫婦の会話がない

会話がないことについての記事
相手がスマホばかりいじっていて会話がないということはありませんか。その場合の対処方法について下記で解説しています。

参考ページ:夫がスマホばかりで夫婦の会話がない。やめさせる方法は?

悪口を聞かれた

悪口を聞かれたことについての記事
夫の悪口を友達と話していたら、それを本人に聞かれてしまったということはありませんか。その場合の対処方法について詳しく解説します。

参考ページ:夫の悪口を本人に聞かれた!その後、どうすれば良い?

思い込み激しい夫

思い込み激しい夫について
夫の思い込みが激しくて困ってしまうということはありませんか?その場合、どう関わっていけば良いのでしょうか。詳細は下記よりどうぞ。

参考ページ:夫の思い込みが激しい!夫婦間の会話をどう進める?対処法を解説

「違う」「ダメ」などの発言をする旦那

否定的夫の記事
否定的な発言を繰り返す夫。会話をするのもウンザリしてしまうと言うことはありませんか。そんな場合の対処方法は下記よりどうぞ。

参考ページ:否定ばかりする夫との上手な付き合い方は?