自分は居ない方が良いと言われる

「自分なんかもう家にいないほうがいいに決まってたいる」。別居中のご主人と話し合いなどをすると、たまにそういわれるときがあります。ご主人も、自分のことを卑下して、完全に殻に入ってしまっているわけです。このような場合、どう対処すればよいのでしょうか?

自分はいない方が良いという夫の話しを聴く

自分など居ない方が良いなど、自己卑下してくるご主人に対して出来る方法の1つとしては「あなたはそう感じているんだね。どうしてそう感じるのがもう少し詳しく教えてもらえないかしら?」という感じの返答をしていきます。

つまり、相手の話を聴いていきます。ご主人がそう感じていることは、認めてあげるようにして、さらに話を促していきましょう。

なぜ自分はいない方が良いという夫の話しを聴くのか

相手が悲観的な気持ちになっているとき、どうして相手の話を聴いた方か良いのでしょうか。それはそもそも、本当に、自分がいないほうがいいに決まっていると思っているかどうかはわかりません。話し合いの最初に出てくるような発言は、たいてい真意を反映しているわけではないからです。

また、仮にある程度、悲観的な気持ちになっていたとしても、その気持ちを聴いていくことによって、いくらか気持ちが楽になると言うこともあるからです。

ですので、やってはいけない対応としては「そんなことはない」みたいな否定では始める形です。それをしてしまうと、いつまでもご主人の本心を聞き出す機会を失ってしまうことになります。

まとめ

相手が悲観的なことを伝えてきたときは、なかなかその気持ちを簡単に拭うことは出来ませんが、まずはしっかりその気持ちを聴いていくことで対応してみてください。

よくあるご質問

ここでは『もう自分などいないほうが良い』について、よくある質問をQ&A形式でお答えしていきます。

自信をなくした夫

【Question】
夫は、私からの肯定や褒め言葉をほとんど感じていないと思っており、離婚して一人になりたいと考えているようです。

私は夫婦としてうまくやっていきたいと願っています。しかし、正直なところ、私は自然と感謝の気持ちを表現するタイプではなく、夫に対してどのように接していいのか、どう対応すれば良いのか困っています。

夫が悲観的な気持ちでいると、私もどう対応していいかわからないでいます。急に感謝の気持ちを伝えるのも白々しいと思っています。夫が必要とされていると実感してもらうにはどうすれば良いでしょうか。

【Answer】
夫が自分は必要とされていないと感じている状況は、どう対応為ていけば良いのか確かに難しいものです。しかし、まだまだ十分に改善の余地はあると思います。

感謝することに躊躇もあるようですが、それを伝えなければ状況はさらに悪くなってしまうということもあるのではないでしょぅか。なので、小さなことからで良いので、まずはそうしてみてください。

たとえば、夫をよく観察してみると、肯定できることが沢山みつかるかもしれません。例えばゴミを出す、買い物を手伝うなどに対して「もゴミを出してくれてありがとう」というように、短くシンプルな言葉で感謝を伝えるということです。けっして最初から沢山のメッセージを伝える必要はありません。一言でかまわないです。それを伝えていくことで、相手の自己肯定感も少しずつ変わっていきます。

ポジティブな気持ちを強化していくことで、また相手の行動が再び起こりやすくなるという好循環に入りやすいです。最初は不自然に感じられるかもしれませんが、日々の小さな感謝を表現することから始めてみてください。

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