親も参加!別居・離婚の話し合い

別居になってしまった!離婚問題になってしまった!というとき、夫婦2人だけでなく、義理の両親や自分の親も同席して話し合いになるということがあります。

本来、話し合いは参加者が増えれば増えるほど、進めるのが困難になる上、ネガティブな意見も多く出されるため、話し合いを進めていくことはかなり困難です。

ですから、原則、話し合いは「夫婦間」で行う方をお勧めします。

しかし、「相手のご両親が、話し合いに来いと伝えてきた」「夫がお互いの両親を踏まえて話し合いだと伝えてきて、勝手に両家で話し合いをすることになった」などのことも当然、起ることがあります。

このような場合、どう対応すれば良いのでしょうか?今回は「親など複数人が参加する、話し合いの進め方」についてお伝えします。

ご相談者様ご相談者様

私も話し合いで親が参加することは良くないなと思っていたのですが、夫がどうしてもというので避けられそうにありません。上手く対応するには、どうすれば良いですか?

決め手は「冒頭」の一言

夫婦だけでなく、親など複数の人が参加する話し合いでは、各々がたいていバラバラの思いを抱いて参加します。

例えば夫は「この話し合いで離婚を成立させよう」と思って臨んでいて、自分の親は「旦那さんの問題行動が目立つので、ここで懲らしめてやろう」という目的があるかも知れません。そして義理のご両親は「何で私達がここにいるの?夫婦のことは夫婦で解決してほしいわ。さっさと切り上げないと」のようにです。

このように、話し合いに対しての捉え方が異なっていると、話しの方向性がバラバラになるため収拾がつきません。

ですので、最初に最も大切なのは「参加者全員が納得出来る話し合いの意義」を伝えることです。

何のことだ?と思うかも知れませんが、コレを伝える事で、バラバラだった思いを1つにして、別居解消や離婚問題に役立つ「有意義な話し合い」にすることができるのです。

この一言を話し合いの冒頭で伝える

具体的にどうするのか?というと、話し合いの冒頭で例えば…

「今、私達夫婦の間では、子供の教育方針を巡って意見にすれ違いが生じ、離婚問題になっています。何とかこの状況を乗り越えて子供達を早く安心させたいと思うのですが、お義父さん、お義母さんのご意見を聞かせてもらえないでしょうか?」

のように伝えていきます。

「この話し合いはこのような意義がありますよ」

と、最初に定義してしまうということです。

先ほどの例のように伝えれば「子供達を早く安心させるためら」ということを皆が念頭に置いて、話し合いを始めていくことになります。

予想される意見としては「子供に負担をさせてはいけない」「子供のためにも、早く元に戻った方が良い」などの意見が多くなる可能性が高いです。(もちろん、状況によって様々ですが)

ともかく、このように「話し合いの目的や意義」を冒頭で伝える事が肝心です。

初頭効果

ここで補足解説をしておきます。話し合いの冒頭で伝える理由は、そこに初頭効果がは働くからです。初頭効果(Primary Effect)とは最初に伝えたメッセージが一番、印象に残りやすいうというものです。実際、初頭効果は、様々な実験で確認されており、例えばアンケートの集計でも、最初に示された選択肢がより多く選ばれているなどのように影響を与えています。(Krosnick & Alwin 1987 : p 207より)
初頭効果
出典:Wiki

離婚危機を招く一言とは?

では、次に悪い例をみていきましょう。例えば…

「今、私達夫婦の間では、離婚問題になっています。それというのも夫の浮気があったからです。夫は女性と何回もホテルに行きました。それにもかかわらず、夫から離婚したいと言ってきたのです。お義父さん、お義母さんのご意見を聞かせてもらえないでしょうか?」

などのように伝えるのは、悪い例です。

このように話し合いを定義してしまうと、その話し合いでは「夫をつるし上げにして皆で断罪しよう」のような形で進行することになるからです。
つるしあげの図解
冒頭で上記のように宣言してしまえば、話し合いの中身は、ご主人の浮気・不倫問題を非難する発言で溢れることになります。もちろん、ご主人も自己弁護のために、あなたのことを非難することになりますし、自分の息子を非難された義理のご両親もあなたに対して不満をぶつけてくるかも知れません。

結果、話し合いは「もう夫婦関係は元に戻れない。離婚した方が良い」などの意見が大半を占めることになります。

最初の冒頭で「この話し合いの方向性」を決めることが大切です。それが良い方向に向かう話し合いになるか?それもと、悪い方向に向かう話し合いになるかを大きく左右します。もし、あなたが親を交えて話し合いをしなければいけないという時には、今回お伝えした点を気をつけてみてください。

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