AかBか?
「AかBかどちらかを選ぶしかない」。これは二者択一方式の考え方です。夫婦関係を悪化させるのは、たいていこの二者択一思考が原因です。そこで、今回は、この思考を脱すたるための考え方についてお伝えします。
離婚問題でも二者択一思考が足かせ
二者択一思考は、夫が離婚要求をしてくる際も幅を利かせています。たとえば、「結婚生活を続けるのであれば、仕事を犠牲にすることになる」などのような考えのことです。あるいは、「子供のために何かをするのは、自分のことを犠牲にする、あきらめる」などが典型です。
二者択一思考が幅を利かせていると離婚する、しないという話し合いをしているときに、こちらが「結婚生活を続けていきたい」と伝えると、「じゃあ、俺は人生を諦めろというのか?」という話になってしまいます。
相乗効果
そもそもこの考えに支配されていると、家庭のことは単なる足かせとして見られてしまっています。たとえば、家庭は仕事の足かせだ、という具合です。しかし、そんな二者択一に縛られる必要は実際のところありません。仕事も頑張ればいいし、家庭も仕事を頑張る原動力になっていきます。つまり、両方が相乗効果を発揮することができます。今、そうなっていないとしても、そう変えていくことができます。
もし、ご主人が二者択一の考えにとらわれているのであれば、それを払拭するための対応をしなければいけません。そのために、まずはあなたがその考えに惑わされないようにしてください。ご主人の話をしっかり聴き、何が二者択一になっているのかを明確にし、それが真実なのかきちんと確かめる必要があります。
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