離婚要求をしてくるご主人の頭の中でたいてい二者択一方式が幅を利かせています。たとえば、「結婚生活を続ける=仕事を犠牲にする」とか「結婚生活を続ける=俺が我慢し続ける」。あるいは、「子供のため=自分のことは犠牲になる、あきらめる」などが典型です。

離婚する、しないという話し合いをしているときに、こちらが「結婚生活を続けていきたい」と伝えると、「じゃあ、俺は人生を諦めろというのか?」という具合です。そもそも二者択一方式で支配されていると、家庭のことは単なる足かせとして見られてしまっています。たとえば、過程は仕事の足かせだ、という具合です。しかし、そんな二者択一に縛られる必要は実際のところありません。仕事も頑張ればいいし、家庭も仕事を頑張る原動力になっていきます。つまり、両方が相乗効果を発揮することができます。今、そうなっていないとしても、そう変えていくことができます。

話し合いでは、ご主人のその二者択一の考えを払拭するための対応をしなければいけません。そのためには、まずはあなたがその二者択一の考えに惑わされないようにしてください。ご主人の話をしっかり聴き、何が二者択一になっているのかを明確にし、それが真実なのかきちんと確かめる必要があります。