性格不一致からの離婚問題

「あなたとは性格が合わないから離婚」、「根本的に、考え方も違うんだよ」などと言われ、夫婦間の性格不一致で頭を悩ませていませんか?

夫からこのように言われてしまうと、根本的なところを否定された気持ちにもなり「もう離婚ではないか」と思ってしまいがちですよね。

しかし、諦めるのはまだ時期尚早です。というのも、性格不一致の本当の意味は実は「性格が合わない」という事ではないからです。

そこで、今回は、性格不一致が原因で、夫から離婚を言われた時どう対処するのか?について解説します。

ご相談者様ご相談者様

私も夫から性格が合わないから離婚してと先日言われました。何か根本的なことを否定されたようでもう離婚しかないのかと思ってしまいます。どう対処すればいいでしょうか?

性格不一致の具体的な種類

あなたは離婚になるのは何か決定的な1つの問題が起こるかと思っていませんか?実は、真実は正反対です。たいていの場合、夫婦関係は些細なことの積み重ねで悪化します。

人はそれを「性格の不一致」と呼びます。

性格不一致についての図解
性格の不一致というのは、つまり「ハッキリ言えないけれど、日々のちょっとした不満の積み重ね」です。

ただ、あえて性格不一致の詳細の例を挙げると下記のようなものがあります。

1.意見の伝え方が違う

性格不一致の理由として、意見の伝え方が違うというものがあります。

例えば、夫は明確にハッキリ言う。しかし、妻はある程度オブラートに包むなどの伝え方をするなどのようなことです。この場合、妻は夫のことを「何て露骨な人なのだ」とか「デリカシーがない」などのように言うことがあります。

意見の伝え方が相違

2.両親への関わり方が違う

両親への関わり方、依存度が異なることを性格不一致と言ってくることがあります。例えば、夫はいつも親の意見ばかり優先していて、妻の言うことよりも尊重しているなどの場合です。

子供の事を相談するのは、妻ではなく親。お金の使い方について相談するのも親。そのような感じで、まずは親への報告・相談を基本としているというような場合です。

3.スピード感覚が違う

これは、生活リズムが異なるということです。例えば、夫は何でもテキパキと早くやってしまう。しかし、妻はいつもマイペースでゆっくりしていると言うようなことがあります。この場合、いつもテンポが合わないので、どちらかがストレスを溜めることになります。そして、こういったことが性格の不一致と認識されることがあります。

生活リズムの違い

4.子供への教育方針

子供への教育方針の違いなどについて、苛立ちがあり、結果として性格不一致と認識されることがあります。例えば、妻は幼い頃から勉強を大切にしている。一方で夫はどちらかというと放任主義で勉強など、無理にしなくてもかまわないと考えているかも知れません。

躾や教育方針
このような違いが次第に大きくなり、喧嘩の元になったりしていきます。

5.金銭感覚の違い

金銭感覚の違いもやはり性格の不一致と見なされることが多々あります。例えば、夫は過度の倹約家。一方、妻はある程度好きなものを好きないように買う。このような形でお互いにお金の使い方が異なると、不公平感があったり、将来への心配などが生じて離婚問題に発展することもあります。どちらかが浪費家(あるいは相手から見てそのように映る)、どちらかが倹約家(あるいは相手から見てそう見える)で夫婦喧嘩も増えてしまいます。

金銭感覚の相違
以上、こう言った違いが次第に相手の不満に変わり「もう離婚する!」という考えになっていきます。

離婚危機を招くか、招かないかの違いは何?

しかし、そもそもこう言った時間感覚の違いや意見の伝え方など、違いがない夫婦などいるのでしょうか?

結論から言えば、そういったことが全く同じ夫婦は皆無に近いものです。

ただ、それが一方で、離婚問題に発展する夫婦もいれば、ずっと仲良くやっていける夫婦もいる。と言うことになります。これはどういった違いによるのでしょうか?

実はその違いを生む大きな理由の1つはほんのちっとした声かけです。「価値観や性格に相違があるものだから、極力、一声かけよう」と思うか、それとも「これくらい言わないでも分かるだろう」あるいは「自分としてはこのようにすることが常識で、当たり前の事だからわざわざ声をかけなくても良いだろう」と思うかの違いです。

性格の不一致を解消する方法

性格が不一致でも、仲良くやっていけるその方法の1つは、「ちょっとした声かけ」があるのかどうか?です。

もちろん、他にも色々方法はあると思いますが、「声かけ」は性格の不一致から生じる不満を解消してくれます。

例えば、時間感覚が違う夫婦がいたとします。夫はいつもテキパキしていて、なんでも行動が早いです。一方で妻はのんびり屋です。一緒に外出しようと言うことがあっても、いつも妻が準備に時間がかかります。

そして、仮に妻が準備に時間がかかったことに、一切気にもとめず、声をかけなければ、結果として夫には不満が溜まっていきます。次第に、違和感を感じて、離婚問題に発展するということも起こり得ます。

一方、仮に妻が準備に時間がかかり、そのことについて「いつも遅くなってゴメンね」と小まめに声をかけると、実際に毎回、準備に時間がかかったとしても、夫の不満は溜まりにくいと考えられます。

離婚原因になるか?の図解
このように、「声かけ」をすることで、普段、性格の不一致で生じている「小さな不満」を減らすことが可能なのです。

一声かけけることの違い

このことは実験でも証明されています。ペンシルバニア大学Grant, Adam M.氏は、次のような実験を行っています。

論文『A Little Thanks』
出典:AmericanPsychologicalAssociation

ある調査に協力してくれた人を対象に「ありがとう」という一言を入れる場合と、入れない場合で反応の違いを調べました。

質問に答えてもらうという調査に協力してもらったAグループには、「もう1つ別の調査もあるのですが、そちらもお願いできますか?」と伝えました。

そして、Bグループには「本当にありがとうございます。もう一つ別の調査があるので、そちらもお願いできますか?」と尋ねました。

違いは「ありがとう」の一言があるかどうか。

すると、Aグループは32%しか応じてくれないにもかかわらず、「ありがとう」の一言を加えて、再度、調査依頼をしたBグループは66%が協力してくれたのです。

「ありがとう」というこの一声があるかどうか?それだけで相手の反応は変わってくるのです。

この対処法が性格不一致による離婚危機に効く

結婚生活を送る上で、日に日に不満が募って離婚危機を招く夫婦と、そうでない夫婦。その違いの1つは今回お伝えしたように「ちょっとした声かけがあるかどうか」で決まってきます。

この声かけが、夫婦間の潤滑油になるということです。

さて、実は夫婦間の性格不一致を解消するために、できることは「声かけ」だけではありません。他にもいくつかの要素が必要なのですが、詳細は下記のニュースレターでお伝えしています。

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