夫との性格や価値観が違うということで、不満を感じていませんか?

例えば「夫の教育方針があわない」、「趣味が違う」、「意見がいつもすれ違う」など、感覚や性格のズレが結婚生活の不満につながってしまいます。

しかし、本来、夫婦間で性格が全く一緒などということは起こり得ないので、性格の不一致があることは自然な事です。

だからこそ「性格はそれぞれ違う」ということを前提に、夫婦関係を築いていく必要があります。そこで今回は、性格不一致を乗り越えて円満な夫婦関係に変える方法についてお伝えします。

ご相談者様ご相談者様

私も夫と自分の性格上の不一致ばかりだなと思っています。教育方針が違う、趣味が合わないなど。そんな夫婦でもこれから上手くやっていけますか?

性格不一致の具体的な種類

まずは性格不一致と感じて夫婦関係に不満を感じるのは、どのような種類があるのでしょうか?性格不一致の具体的なパターンを取り上げますまで、自分が該当しているものがないか確認してみてください。

教育方針が異なる

子供がいる場合、その教育方針に違いを感じてしまうと言うことがあります。例えば、「自分は子供と友達のような関係をつくれれば良い」と思っていても、相手は「厳しく師弟関係のように育てる必要がある」などのように考えているかも知れません。

教育方針の違いについての図解
このように教育方針が異なるということで、相手と価値観が違う、性格が合わないとなり問題になることがあります。

金銭感覚が違う

お金の使い方や貯蓄に対する考え方が異なり、性格不一致と判断してしまうことがあります。例えば相手は「長持ちするのだから、高いものでも購入すれば良い」と思っていても、一方は「できる限り安く上げたい」と思っているかも知れません。

あるいは夫婦のどちらかが「貯蓄よりも今、お金を使って生活を楽しむことが大事」と思っているけれど、一方は「1円でも多く、将来に備えて貯蓄したい」と思っているかも知れません。

このような金銭感覚の違いは、性格の不一致と判断され問題に発展することがあります。

金銭感覚の違いについての図解

時間感覚が違う

あまり多くの人が意識していないですが、時間感覚のズレも夫婦のストレスになりやすいです。

例えば「これから外出しよう」となった時、相手はゆっくり準備をしているけれど、自分は準備をほどほどに、少しでも長い時間も外で過ごそうと思っているかも知れません。

あるいは、「公共料金の支払い手続きをしておくよ」と相手が言っていたので、自分はすぐに対応してくれるのだろうと思っていたけれど、相手は2-3カ月以内に対応すれば良いだろうと思っているかもしれません。

このように時間感覚のズレは、お互いペースが乱されてしまうので性格の不一致と感じることにつながります。

時間感覚の違いについて図解

実家への関わり方が違う

夫婦間で実家に対しての関わり方が異なる場合も、性格の不一致となって問題になることがあります。

例えば夫婦のどちらかが「親には何でも相談する」と思っていて、夫婦のことでもまずは親に相談すると言うことがあります。そうすると、もう一方は「どうして夫婦の事を親に先に相談するのだ」と感じてしまいます。

実家との関わりの違いについて図解
このように実家への関わり方が異なる場合も不満につながります。

その他、性格の不一致や価値観の違いだと、感じてしまう具体的な問題の種類はたくさんありますが、ここでは上記の4つを取り上げてみました。結婚生活を送っていると、このように様々な不一致が存在しますが、次にこれらの不一致をどう解決していけばいいのかについてお伝えします。

体験談「夫婦の性格不一致が辛い」

ここでは、性格の不一致が原因で結婚生活が辛くなった…というご相談者様からブログ読者の方のためにと体験記を頂いたのでご紹介させて頂きます。

夫は潔癖。妻はズボラ

私たち夫婦は性格不一致で悩んでいました。夫は、潔癖と言われるほどの綺麗好き。一方、私は考える前に行動するタイプで、加えてかなりのずぼら人間です。

正反対の二人が一緒に暮らしているのだから色々なことが起こります。

几帳面な夫は浪費家だった私のローンの全額を入籍前に全額立て替えてくれました。夫は普通のサラリーマンで裕福でもないのですが、倹約してためたお金を私のために出してくれたのです。

神経質な夫

ローンの立て替えなどは感謝しているのですが、結婚後はなかなか大変でした。夫の性格は神経質だからです。

スーパーでのお金の使い方はもちろん、掃除の仕方や帰宅してからの動き方にまで首を突っ込んできます。以前、私の会社のある先輩が「潔癖とずぼらの結婚は地獄よ」と忠告してくれたのですが、この言葉を何度も思い返すことになりました。

夫婦ともに辛い

日々小言を言われる私も辛いですが、夫はもっと辛いと思います。

掃除や日々の小銭の使い方まで何度も喧嘩になりました。この年まで身についた生活習慣はなかなか変えられません。

努力はしているつもりなのに相変わらず責められる。ある時、夫が本当につらそうに「綺麗な部屋でゆったりと暮らしたいんだ」と絞り出すような声で言ったことがありました。

その時の私は申し訳なさと努力を認めてもらえない辛さで「離婚した方がお互いのためだ。お互いが自分らしく楽に過ごせる場所で生きていった方がいい」と本気で思い、そう提案したこともあったのです。

今思えば「相手の性格が受け入れられない」と気持ち的にシャットダウンしたのがまずかったです。「性格が合わないからダメだ」とそこで相手のことを脅威に思うのではなく、もっと理解してその違いをプラスに変えていければ、このような辛い結婚生活に、そもそもならなかったのではないかと悔やまれます。

夫婦間で生じる性格の不一致を脅威に思う

上記に挙げたエピソードのように、性格の不一致が結婚生活を辛くしてしまうのは、性格の違いを「脅威」に感じるかどうかです。

「相手がこんなに、潔癖ならやっていけない」、「自分とこんなに子育ての考え方が違うのなら、もうやっていけない」。このように相手との相違点を恐れ、だから別居する、離婚するという話しにまで悲観的な考えが及んでしまいます。

性格の不一致を脅威に感じるの図解
夫婦関係を良くしていく上で大切なのは、相手と自分との違いを脅威に思うのではなく、歓迎することです。「違いがあるからこそ、それを活かして、より良い結婚生活に変えていける」のように考えを変える必要があるかも知れません。

実験:カップルが上手くいく秘訣

ここで、上手くいくカップルが相手の性格、特に相違点をどう見なしているのか?ということについての実験を紹介しておきます。

論文
出典:ResearchGate

アメリカにあるカリフォルニア大学の心理学者Diane Felmlee博士は125組のカップルを調べて、どういうカップルが幸せになっているかというのを調べました。すると、相手との相違点を「ここが悪い」「あそこが悪い」というように欠点や問題点として見るのではなく「長所として見なしている」という事が分かりました。逆に、魅力的に思っていた点が、欠点に思えてくると関係が終わっているようです。

これはカップルだけではなく、夫婦にも当てはまると思います。自分と相手との相違点を脅威に感じていれば、早々に関係が悪くなってしまいます。

性格の相違点を活かす

もちろん、夫婦それぞれの育った環境も全く違うわけですから、相違点は多々あると思います。

しかし、その相違点を自分と合わないからということで脅威や不安に感じる必要はありません。逆に、相違点を活かして、日常生活をより良いものに変えていくことも出来るはずです。そして、今回紹介した実験の通り、そのように考え方を変えていくことが上手くいく秘訣になります。

例えば、「細かいことにうるさい」という相手の性格を嫌なところだ…と普段は思っているかも知れません。しかし、その「細かい点にうるさい」というのは、時に大いに役立つ事もありますよね。

例えば「保険契約をする」、「高額な買い物をする」などの時には、細かいからこそ契約前にリスクなどがあれば、それに気づくことが出来る、などのこともあるかも知れません。

どういう性格も、場面が変われば長所に変わるものです。
図解
だからこそ「確かに夫は、細かいところにうるさい。でも、そのおかげで、大事な契約などをするときには助けてもらっている」という具合に見方を変えてみる事が必要です。

まとめ

今回は「相違点を脅威や不安に感じるのか」。それとも「相違点を活かして、より良い結婚生活に変えていくのか」ということについてお伝えしました。相手の性格は簡単には変えられません。

だからこそ、今のままの性格でも、上手くやっていけるよう、自分の見方や対応を変えていく必要があります。

不安や脅威として相手の性格を扱うのか?それとも、この相違点を活かすには?と考えるのかによって、夫婦関係は決定的に異なるようになります。

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よくあるご質問

ここでは『夫と性格不一致で辛い』について、よくある質問をQ&A形式でお答えしていきます。

性格不一致から別居

【Question】
夫とは以前から性格不一致だと認識しています。夫婦喧嘩ばかりが繰り返されるので、別居しようと言う話にもなっています。何とかこれを避ける方法はないでしょうか?

【Answer】
性格不一致が原因で、別居になるかも知れないということですね。まず、この性格不一致というのが具体的にどのようなことを指しているのか?ということを整理してみて下さい。

例えば、「趣味が合わない」ということを言っているのか、子育てなどの意見が合わないということなのか?など、色々その具体的な内容というのがあると思います。

そして、その性格不一致の点が本当に別居しないと解決できないようなことなのか?話し合っていきましょう。そもそも、ほとんどの場合、別居したから、性格不一致の問題が解消されると言うことにはならないと思います。

性格の相違点を解決するには?

【Question】
夫とは結婚後、ぶつかってばかりです。例えば、夫は休日をインドアで過ごしたい日と。私はアウトドアでどこかに出かけたい人だったりします。何をしようとしても意見が食い違ったり、好みが違っていたりします。解決方法はありますか?

【Answer】
今回お伝えした記事の「相違点を活かす」ということをそのまま当てはめてみることを検討してみてください。

例えば、自分はインドアの過ごし方に興味がないと思っても、たまには相手の遊び方、レクレーションの仕方に合わせてみる、ということです。そうすると、自分が今までは興味が持てなかったことに、世界が広がると言うことも考えられます。

もちろん、反対にたまには夫に自分の好きなことに付き合ってもらうということも良い方法だと思います。そうすることで、お互いの相違点から学び会うこと、新しい喜びを得ることが可能になってきます。

性格の相違点は決してマイナスになるとは限らないので、むしろプラスに活かすことが出来ないか考えてみください。

子供の教育方針の違いで離婚問題

【Question】
性格不一致で夫と離婚問題になっています。主には子供の教育方針です。私はどちらかというとしっかり学校で学んで勉強をして欲しいと思っています。夫はどちらかというと放任主義で、好きなように過ごせば良いと思っているようです。最近は、このことで喧嘩する事が多くなり、夫は子育てにも関わらなくなりました。そして、離婚で良いといっています。

【Answer】
お互い「子供には良くなって欲しい。良い人生を歩んで欲しい」という思いが共通しているにもかかわらず、そのやり方に対して意見が合わない状態ということなのですね。

まずは、ご主人と「子供の幸せを願っているという点ではお互い一致しているのだ」ということを伝えてみてはどうでしょうか?

もしかしたら相手は「もう何もかも合わない」と思っているかも知れませんが、向かおうとしている方向性は一致しているのではないか?とも思います。向かっていく方向性が一緒なら、あとは手段の問題なので、離婚するほどの事ではないという印象にも変っていくのではないかと思います。

性格不一致は当たり前では?

【Question】
夫から性格不一致を理由に離婚を要求されています。しかし、そもそも夫婦で性格がぴったり合うなどと言うことはないのではないでしょうか。つまり、違ってて当然だと思うのですが。離婚を撤回してもらうためにどう対応すれば良いのでしょうか?

【Answer】
確かに、夫婦間で性格が全く同じということは起こりえないですよね。ただ、もしかしたら相手の言っていることは「性格不一致」という文字通りの意味ではなく「自分にとって受け入れられない性格が一部ある」という意味なのかもしれません。

なので、もう少し踏み込んで「具体的に私のどの点があなたにとって不快なのか?詳しく挙げてもらっても良いかな」とという形で伝えてみてはどうでしょうか。そうすることで相手の伝えていることをより的確に把握出来るのではないかと思います。

関連記事

さて、今回の『性格が合わないから別居した方がいいのかな?』についての記事はどうでしたか?

性格の不一致は脅威に感じてしまう部分もあるかも知れません。しかし、大切なのは相違点を活かそう探そうとする姿勢。ついつい人は自分と違う点に腹立たしく感じてしまいますが、結婚生活を上手く送るための秘訣はそれを活かすことです。

ただ、性格の一致・不一致については、色々難しい問題が多々あります。そこで、関連記事をご紹介します。併せて読んで頂くことで、理解を深めて頂くことが出来ます。

統計的な分析


最大の離婚理由は「性格が合わない」という点です。「ここが違う。あそこが違う」というように、違いに脅威を感じて離婚に至ります。そこで、ここでは男女別のそれぞれの離婚理由に関する統計を取り上げて解説していきたいと思います。

参考ページ:統計から見えてくる離婚理由!

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参考ページ:夫の性格が嫌に思えたら

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参考ページ:夫がマウントしてくる原因と対策