言葉で夫の気持ちは変わる?
今回は、言葉を使って夫婦関係を変える方法についてお伝えします。
言語の起源には様々な仮説がありますが、「ワンワン説」や「カッコー説」など、元々は動物の鳴き声などを真似たのではないか?とも言われています。
出典:wikipedia
このように元々は単純な言葉しかありませんでしたが、現代では毎年のように言葉が増え続けていますよね。例えば、同じ「白っぽい色」でも、下記のようにいくつも呼び方があります。
- 1.ホワイト
- 2.パールホワイト
- 3.きなり色
同じ「白っぽい色」でも、いろいろな表現がありますよね。このように、ほぼ同じ事を意味している言葉でも、実は「聞き慣れない呼び方」をした方が、人は興味・関心・好感をもってくれやすいというデータがあります。
そこで、今回はそんな言葉の特徴を使って、夫婦関係をより良い方向に変える方法についてお伝えします。
意外性を入れれば、夫は早く帰宅する?
同じ意味を伝えるとしても、「一風変わった表現を使うだけで、ご主人の気持ちが変わってしまう」ということがあります。
例えば、ご主人が電話で「今日は、飲み会だからご飯入らない」と電話をしてきたなら、「今晩は、オムライスを用意していたのに」と伝えるより、「今晩は、プレミアム卵付きゴハンを用意していたのに」と伝えた方が、ご主人が飲み会を辞めて、自宅に戻ってきてくれる可能性も高い、ということです。
もちろん、「プレミアム卵付きゴハン」というのは、ちょっとわざとらしい感じもしますので、もう少し自然な表現にする必要はあります。しかし、お伝えしたいポイントは「わずかな言葉の違いで、相手の反応は変わる」というということです。
「話し合い」の代わりにこの言葉
別居問題や夫婦問題のことで、もっと現実的な例を紹介しましょう。
例えば、ご主人と対峙して別居の問題を解決したいとき「今日、別居のことで話し合いがしたい」と伝えれば、ご主人が構えてしまう可能性があります。
「話し合い」という言葉が、少し仰々しい印象を与えてしまいますし、夫からすれば「突然、話し合いとは何だ?何か自分に文句でもあるのか?」というように悪く解釈されてしまうこともあると思います。
しかし、「今日、あなたに相談したいことがあるんだけど」と言葉を変えれば、夫のガードも緩み、比較的、積極的に話しに望んでくれる可能性も高くなります。ご主人も「相談したい」と言われれば、まんざらでもないでしょう。
ほんの些細な違いにしか思えないかも知れませんが「1つの言葉の使い方」で結果を変えることもあるということは、意外に頻繁に起こります。
夫婦関係だけじゃない!自分の意識も変わる
また、言葉の違いは、単純にご主人に対して印象を変えてしまう…というだけではありません。自分の夫婦問題に対する見方を変えてくれることもあります。
例えば、仮に今、夫と別居していると言うことがあったとします。その別居の事実について、「別居している」と自分で認識するよりは、「今は、少しお互いの距離をとっている」と言葉を変えた方が、気持ち的にもストレスは少ないかもしれません。
「そんなの子供騙しだ」と思うかも知れませんが、使う言葉を変えれば自分の意識は少しずつ変わっていくものです。
毎日「私達夫婦は、今、別居しているのだ」と思うより、「私達夫婦は、今、少し距離を取って関係を見直しているのだ」と思った方が、問題に対しての自分の取り組む姿勢に良い影響を及ぼします。そして、それは結果として、別居問題を「より簡単に解決する」ことにつながっていくのです。
ほんの少しの伝え方の差が、表現の差が、相手の反応を変えたり、自分の物事に対する姿勢を変えると言うことは多々起こることなので、使う言葉には細心の注意を払っていきましょう。
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