お金でいつも夫婦関係が疲弊

結婚生活を送っていると、夫婦喧嘩の元になる事が多い話題の1つはお金の使い方です。

例えば「夫は競馬ばかりにお金を使って、子供の教育費はいつも渋る」とか「夫がお金に対してものすごく厳しいので、その話し自体が我が家ではタブーになってしまう」などのこともあるかもしれません。どちらにしても、育ってきた環境などによって、金銭感覚も異なるので、余計、相手のお金の使い方が気に障ってしまうというのもあると思います。

そこで今回は「お金のことで、無駄な夫婦喧嘩を減らすための方法」について解説していきます。

ルール作りが先決

お金のことが問題で、別居になったり、夫婦喧嘩になってしまうということがありますよね。このように、お金のことでムダに喧嘩しないようにするには、お金に関する共通ルールをつくる必要があります。

「ルールって何のことだ?」と思うと思いますが、例えば下記のようなものです。

  • 例1.ローンは絶対にくまない
  • 例2.収入の最低10%は貯金する
  • 例3.食費は惜しまない

上記は一例ですが、このように、「我が家のお金に関するルール」を決めておくと言うことです。ルールが決まっていれば、あとはそれに従ってお金を出し入れするだけですので、お金の問題で、話し合いの必要は最小限になりますし、あまり頭を悩ます事もなくなっていきます。

具体的なお金の使い道よりも優先

お金のことで夫婦喧嘩になってしまうケースのほとんどは、最初から、具体的なお金の使い方、例えば「ソファにお金を出すか出さないか」などを話し合ってしまうという傾向があります。しかし、ルールをなしで、具体的な話を始めると、その時々のお互いの感情で話しをしてしまいますよね。

例えば、夫はそのソファーの見た目が気に入った…ということであれば、必要以上のお金をソファにかけてしまうということもあります。しかし、奥さんの方は、それほどソファが気に入っているわけではないので、どうしてもお金を出すことを渋ってしまう。

感情でお金を使うの注釈
しかし、例えば「年間で家具にお金をかけるのは、収入の何パーセントまで」のように決めておけば、具体的な物品を購入するときにも、そのルールに従えば良いだけなので、喧嘩にもなりにくくなります。ですから、具体的なお金を使う/使わないで議論するよりも先に、まずはルール作りを先行させていきましょう。

細かすぎると喧嘩の元にもなる

ある程度、大まかなルールとして「全体として、こういう風にしていこう」ということを決めておけば、あとはそのルールの範囲内であれば、多少ムダ使いをしても、気にしないことが大切です。ルール違反で無い限りは、比較的自由に使って良いと言うことにしておきます。

結局の所、あまりにもこだわり過ぎて、100%無理・ムダのないお金の使い方をしよう…と神経質になってしまうと、それが元で結局、また夫婦喧嘩になってしまう、ということにもなります。ですので、ルール作りと、それに従って生活する事は大切ですが、神経質になりすぎないようには注意していきましょう。

まとめ

今回は、お金と喧嘩のことについてお伝えしました。その他、別居解消や夫婦関係の修復などについての具体的なノウハウは下記のボタンから専用ニュースレターをお読みください。

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