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旦那が逆ギレするので困っていませんか?このようなことが繰り返されてしまうとウンザリしてしまいます。そこで、相手が逆ギレしてしまう原因や対処法などについて詳しく解説します。

旦那の状況や夫婦関係によって、どのような対処方法が採れるかはケースバイケースですが、これならできるというものを1つでも良いので見つけてみてください。ウンザリする状況を変えていきましょう。

旦那が逆ギレする原因

旦那が逆ギレに至る原因は、様々です。日常の些細なことで、旦那が切れるというこもとありますし、大きなことが要因になることもあります。そこでここでは、その典型的な出来事について取り上げ解説します。

浮気の追求

旦那が逆ギレする1つの原因としては、浮気のことを責められたから、というものがあります。元々、旦那が浮気をしているという背景があるため、本人は大なり小なり罪悪感を感じていることが多いものです。そのため、そのことでしてきされてしまうと過剰に自分を防衛するために逆ギレしてしまうという結果に結びつきがちです。また、妻の側としても、浮気を疑っているため、会話の姿勢がどうしても非難や責任追及的なニュアンスになりがちです。結果として、逆ギレが生じやすい場面と言えます。

お金の使い方

夫がお金の使い方を注意されると、それが逆ギレの原因になることがあります。お金のことで注意されると、「自分が自由に使っていたお金を制限されるのではないか」などの心配も出てくるため、過剰に反応してきます。また、場合によっては「収入が低い」と言われているような気持ちにもなり、怒りの感情に発展しやすいです。

家事の分担

どの家庭でも、旦那が逆ギレに発展しやすい場面として「家事の分担」の問題があります。例えば、旦那の家事負担が少ないなどのようなとき、そのことをしてきしたら、逆ギレされるということがあります。多くの場合、旦那は家事を行わないことについて非難されると、「自分は仕事をして頑張っているのに」など、そこが認められていないと不満を漏らします。このような逆ギレが起こってしまうと、どちらにしもて、家事分担の不公平を軽減することが難しくなります。
家事の不均衡を指摘する姿

参考ページ:家事の分担が不公平!不満が溜まれば別居や離婚の原因になることも

朝帰り

夫が朝帰りをしてきて、そのことを問い詰めると逆ギレが発生しやすくなります。旦那は朝帰りについて問い詰められると、自分の自由が侵害されていると感じ、それが逆ギレに発展します。特に、この朝帰りが繰り返し起こると、大きな問題に発展しやすいです。

旦那が逆ギレする心理

ここでは、旦那が逆ギレしてしまう心理についてお伝えします。どういった心理が働いているのか?代表的なものを取り上げ解説します。

防衛的

旦那が逆ギレをしているとき、その心理として「自己防衛」というものがあります。これは、自分の行動や考えを過剰に正当化し「自分は正しい」ということを主張してきます。自分の考えを正当化し、他者の意見や批判を否定することによって、自分の立場を守ろうとします。しかし、多くの場合このような行動は、自信の欠如、不安、不確実性への恐れなど、内面的な要因によってもたらされるます。

参考ページ:自分が正しいと思っている夫。マウントしてくる原因と対策

圧力を感じた

逆ギレをしているときには、自分の権利や自由が侵害されそうになったという気持ちになっていることがあります。例えば、パートナーからの要求や期待が自分の自由を制限するものだと圧力を感じ、それを守るために逆ギレという行為によって対処します。こうした反応は、自身の権利を守ろうとする行動で、不安やストレス、自己尊重の問題が根底にあることが考えられます。

自己中心的

旦那が自己中心的な側面があれば、些細なことでも逆ギレに発展するということがあります。自分中心で周囲が回っていると思っているので、些細なことでも邪魔されてしまうと、自分のニーズや意見が最優先されるべきだと感じ、他人の考えや感情を軽視してしまいます。

参考ページ:自己中な夫に悩む!自分の事しか考えない旦那の特徴や対処法など解説

逆ギレする旦那への対処法

ここでは、逆ギレした旦那への対処方法について解説します。具体的にどのような方法をとるかはケースバイケースですが、自分の状況に合わせてできる事を検討してください。

心理学的解説

切れてしまう、爆発的に起こってしまうというものには複数の要因があります。過敏症、蓄積された不満、共感の欠如などです。そして、切れてしまった本人は、その原因を他人の責任にしてしまうことが多いものです。また、相手の怒りが手に付けられないときは、その場を離れることも重要です。
参考:How to Deal With an Explosively Angry Partner

感情的に巻き込まれない

対処法として、自分が相手のネガティブな感情に巻き込まれないことが重要です。これは「感情的感染」を避けるという考え方で、他人の感情が自分に伝染するのを防ぐことを意味します。特にパートナーが怒りや不満を爆発させるとき、それに引き込まれてしまうと、こちらもつい熱くなり冷静な判断ができなくなり、状況を悪化させる可能性があります。

話を聴く

相手の話を聴くことは、逆ギレする旦那への対処法の1つです。人は自分の話を聴いてもらっていると感じることで、理解されていると感じ、落ち着きを取り戻す傾向があるからです。逆ギレの背景には、しばしば不満や不安が隠れており、これらの感情は話すことで緩和されることが多いです。実践する際のポイントは、単に耳を傾けるだけでなく、彼の感情や立場を理解しようとする姿勢を示すことです。これには、非言語的なサイン(うなずきなど)を使って、相手の話に注意を払らうようにします。

肯定できる点を見つける

逆ギレする旦那への対処法として、彼の言い分の一部でいいので肯定できると思える点を見つけて、それを伝えることです。人は自分の考えや感情が認められると、自尊心が支えられ、落ち着きを取り戻しやすくなるためです。確かに、相手の言い分がむちゃくちゃだと、この方法を実践することは困難を伴います。

本題に戻す

旦那が切れたとしても、話題にしていることが重要なのであれば、話を本題に戻すようにしてください。感情的なやり取りがエスカレートすると、本来の話題から逸れてしまいがちです。例えば、朝帰りについて話し合っている場合、旦那が逆ギレし始めると、話はすぐに他の非難や感情的な問題に飛び火してしまう可能性があります。このような状況を防ぐためには、会話を元のトピック、つまり朝帰りの事実に戻すことが必要です。これをしないと、旦那は「自分の立場が悪くなれば、逆ギレさえしておけば、ごまかせる」という風に考えてしまいます。

解決策を一緒に考える

たとえは旦那が逆ギレしていたとしても、もし落ち着きをとり戻すことがあれば、次の対処方法として、一緒に解決策を考えることが大切です。旦那が逆ギレする状況では、初めに感情が高ぶっている可能性が高いため、まずは旦那の話を落ち着いて聞き、理解を示すことが重要です。こうすることで、旦那は我に返り、冷静になることができます。そして、一度落ち着いてから、共に問題の解決策を考えることが可能になります。解決策を一緒に考える際には、双方の希望や期待を明確にして話しを進めることが重要です。

冷静に話をするよう促す

相手が冷静になった時に「切れるのではなく、落ち着いて問題を解決したい」と伝えることも今後の対策として重要です。逆ギレをしている状況や、その後機嫌を損ねているときはこの話題を出すことはしんどいです。しかし、完全に冷静さをとり戻したときには、「今後、このような問題があるときは、落ち着いて話がしたいのだ」ということを伝えてみてください。

体験談『注意すると逆ギレする夫』

ここでは、夫婦やりなおし相談室にご相談いただいた方から、ブログ読者さんにお役に立てればと言う主旨で、逆ギレについての体験談を送ってもらいました。ここでご紹介させていただきます。

注意に対してすぐ怒る

夫は、子供たちに対してよく暴言を吐いていました。私がそれを指摘すると、今度は注意されたことに対して逆ギレしてきます。このようなことが何度も繰り返されるうちに、徐々にすぐ怒る旦那にウンザリしてしまい、どう接していいのかわからなくなりました。
すぐに怒る夫の姿

境界線を設定する

私は夫婦やりなおし相談室に相談し、まずは自分の気持ちを回復させるために、夫との関わり方に境界線を引くことにしました。夫のネガティブな感情に巻き込まれないように関わり方のルールを決め、少し距離をとるようにしたのです。
境界線を設定するイメージ

メンタルは回復

境界線を設定してから、私は夫の怒りに巻き込まれにくくなり、気持ちが少しずつ回復してきました。夫が怒っていても、それは夫の問題と割り切れるようになってきましたし、そもそも関わる機会も限定させているのでストレスがなくなってきました。ただ、子供たちが怒鳴られることはまだあったので、その事を考えると辛かったです。

対策を進める

私は子供への逆ギレをなくさせようと、さらに一歩対策を進めました。夫が私に対して逆ギレしたときも、私は冷静にその話を聴き、その上で本題に戻すという対応を考えてもらったので、それをするようにしたのです。また、同時に夫と逆ギレについても話をするようにしました。最初は自分の行動を正当化していた夫も、次第に「切れなくても自分の伝えたいことは伝わる」ということを理解してもらえ、、逆ギレは減っていったと思います。今は家庭内の雰囲気も変わって、大分変わったなと我ながら思います。

まとめ

今回は、旦那が切れたときの対処方法を中心に解説しました。実際にとれる行動はケースバイケースですが、自分の状況で可能なことがあれば、行動に移してみてください。その他、夫婦関係の修復に関して重要な事柄は専用ニュースレターで公開しています。

よくあるご質問

ここでは『旦那の逆ギレれにうんざり』について、よくある質問をQ&A形式でお答えしていきます。

部屋が汚いと直ぐに切れる

【Question】
旦那は部屋が少しでも汚れていると、すぐに切れてしまうことが多く、どう対処すれば良いのか困っています。しかし、我が家には小さな子供がいます。なので、片付けをしていても直ぐに汚れてしまいます。例えば、子供が遊んでおもちゃを散らかしたり、私が忙しくて掃除が行き届かないときなど、すぐに怒り出してしまいます。その度に家の中がピリピリした雰囲気になりストレスを感じます。どうしたら良いでしょうか?

【Answer】
ご主人が切れてしまってから対処するのは大変ですよね。そのときは感情的になっているので、なかなか会話自体が成立しなかったりします。そのため、冷静なときに今の家庭環境について話をしておくのは、最初にできることの1つだと思います。例えば「子供がいるので、なかなか常に綺麗に保っておくことは困難だ」ということは伝えても良いのかなとは思います。一筋縄ではいかないものもあると思いますが、まずはそれを試してみて、問題解決しないようであれば、さらに別の対応を検討していきましょう。

参考ページ:部屋が汚いと怒る夫。心理的な理由や対処方法などについて解説

怒鳴り声が怖い

【Question】
夫の怒鳴り声が怖いです。些細なことで切れるので、そのたびに心が縮む思いをしています。例えば、私が子供に対して叱っていると、その声が気に障ったのか、夫が突然私に怒鳴ってきます。私も子供もそのたびに恐怖を感じ、どうすれば良いのか分からなくなっています。怒りのスイッチが入ると抑えが効かなくなるようです。

【Answer】
大きな声で怒鳴られると怖いと感じてしまいますよね。このような態度は、ご主人に慎んで欲しいところです。恐らくご主人に、「怖いと思っている」ということを指摘しても、「それはあなたが悪いからだ」のように責任転嫁されるのかな?とも思います。既にご主人が戦闘モードになり、怒鳴ってしまったら、対応出来ることは少ないので、そのような状況になる前にどこまでご主人と話ができるか?ということがポイントになると思います。例えば、冷静なときに「怒鳴ると怖いし、大声をださなくても普通に注意してくれれば、きちんと改善するから」などのことを伝えておいても良いのかなとは思います。また、既に怒鳴ってきた場合の対処方法は下記の参考ページを確認してください。

参考ページ:夫が怒鳴るので怖い!対応や注意点など詳しく解説