自己中な夫は妻や家族の希望や気持ちを無視しがちです。そのため、夫に振り回されて困ると言うことも多々生じてしまうと思います。そこで今回は自己中心的な夫の特徴や、対処法、注意点などについて詳しくお伝えします。
自己中な夫とは?
「自己中な夫」とは自分の欲求だけに基づいて行動する夫のことです。妻や子供などの気持ちに考慮せず、周囲が振り回されてしまうのが特徴です。また、自己中な夫は「自分の考えに固執する」という特性を持っていることも多いので、周囲にいる家族はそれに振り回されることが多くなります。
自己中な夫の特徴
ここでは、自己中な夫の特性を心理的な側面から解説します。いくつかの特性がありますので下記に代表的なものを挙げます。
自分の意見で事が進む
自己中な夫は「自分がしたいこと」が軸で動くため、相手のことを考えないという特性があります。例えば、連休の過ごし方を考えると言うときも、家族の好みや希望などを考慮せず、自分の行きたいところにいくことを優先してしまいます。
家族の感情に無頓着
家族の感情無頓着であるという特性もあります。たとえば、周囲の誰かが夫のために何かをしてあげても、夫は感謝の言葉も述べないなどのことがあります。また、配偶者が仕事や育児などで疲れていてもそれを考慮せず、引き続き家事などを無理してやらせるなどのことがあります。妻としては感謝はされない、負担も大きいなどのことで非常にストレスが溜まります。
非協力的な態度
夫が自己中心的である場合、周囲の意見や協力に対して拒絶的であることが多いです。「これを手伝って」と伝えても「今、ゲームに忙しいから」などの自己都合で拒否されたりします。妻としては「ゲームとこの用件とどっちが大切なのか」という怒りを感じてしまうことがあります。
社交性が低いことも
夫が自己中心的である場合、自分の世界の中だけに閉じこもってしまい、他人とのコミュニケーションが希薄になることがあります。友人や同僚、親戚などとのコミュニケーションをとろうとしません。自分勝手に行動したいので、あまり周囲と関わりを持つことを望みません。
不自由な思いをしたくない
他人には自分の都合の良いように動いてもらいたいと思うのですが、一方で自分は不自由したくないという気持ちがあります。時間的な拘束ややらなければいけないことなどが出てくると、本人は非常にストレスを感じることになります。
謝らない
自己中な夫は自分が間違っていても、それを認めることが少ないです。謝罪するよりもむしろ、相手のことを責めることが多くなります。また、反省しないため同じ間違いを繰り返ししてしまうことがあります。家族は夫のことを無責任な人だと思うことになります。
自己中な夫が自覚していない問題行動
自分が世界の中心で回っているという感覚が強い自己中な夫。そんな夫が何か問題を起こしていたとしても、そもそもそれを問題と自覚することが少ないです。具体的には次のような問題行動が挙げられます。
夫婦関係の改善アドバイスをしているローラ・ドイル(Laura Doyle)氏によると自己中心的な夫は自分の事ばかりに執着し、他人の感情やニーズを無視する傾向があることを指摘しています。そして、このような言動によって夫婦関係に問題が生じる可能性もあるとのこと。
参考:Selfish Husband
自分の話ばかりする
自己中な夫は他人の話に興味がありません。そのため、自分の話ばかりするという問題があります。仮に妻や子供が話をしていても、それに割り込んで平気で自分の話をしてしまいます。周囲の人の気持ちや考えに興味があまりれ湧かないというのが背景にあります。
他人を批判する
他人を批判することが多いという問題点があります。自分中心であるため、自分にとって気に入らないことをする人を許せません。そのため、批判的になりがちです。またそのような不満が溜まると、その相手に対して軽視するような言動をとることもあります。
自己中心的な夫とうまく関わるための対処法
ここでは、自己中な夫とうまく関わるための対処法についてポイントを絞ってお伝えします。
関わる時間を限定する
自己中心的な夫と関わるのには、多くのエネルギーが必要です。そのため、あまり長時間関わることにしてしまうと、こちらが疲弊してしまいます。ですので、関わる時間をある程度限定して接するようにしてください。少なくとも、相手の自己中心的な言動が変わるまでは、このような時間を制限することが必要です。
自分の意見を伝える機会を持つ
自分の意見を伝える機会を持たないと、自己中な夫は自分の考えだけで事を進めようとしてしまいます。そこで、会話の冒頭などで「私の意見を伝えたいので、それに耳を傾けてもらっても良いか」など一度承諾をとって意見を伝える機会をとります。このように事前に承諾をとって会話をはじめることで、夫がこちらの話しに耳を傾けてくれる可能性はいくらか高まります。もちろん、そのようにしたとしても、相手が口を挟んだりするなどの問題が生じるかも知れませんが、まずは冒頭で「私の意見を聞いて欲しい」ということを伝えていきます。
夫の意見も尊重することを伝える
自己中な夫としては、自分の意見を無視される事ほど恐ろしいことはありません。そこで「あなたの意見も必ずしっかり耳を傾けるから」ということを伝えておくことは、本人に安心感を与えることに役立ちます。このように安心感を与えることができれば、こちらの話しも落ち着いてもらえる可能性が高まります。
自己中な夫に関わる際の注意点
ここでは、自己中心的な夫と関わる際の注意点を挙げておきます。この点に配慮して改善を図るようにしてください。
自分を守る
自己中な夫と関わると、非常に疲れます。そのため、自分を守るための時間と場所を用意しておきます。例えば、あまりにも自己中な夫とのコミュニケーションに疲れたら、1人になれる時間や場所があった方が気持ちを回復させやすいです。自分の生活の中心を夫にする必要はありません。自分の時間、夫との時間、趣味の時間など生活全体のバランスを整えます。
パターンを見つける
相手の自己中心的な意見は、特定の分野に絞られていると言うこともあります。あるいは、日常ではそこまで自己中ではないけれど、タイミングによってはそうなるということもありえます。そのため、相手の自己中心的な考えがつよくなるパターンを見つけることができると対処に役立つことがあります。
理性的な対応
自分の事ばかりを優先する夫と関われば、つい感情的になってしまうことがあります。しかし、そのような状態で相手に対応することは自体を悪くしてしまいます。そのため、理性的な対応を心がける必要がありますし、そうなれないときは一旦距離をとって落ち着いてからコミュニケーションを再開してください。
まとめ
今回は、自己中な夫についての対処法や注意点などについてお伝えしました。その他、自己中な夫への対処法法については夫婦関係修復ニュースレターで公開しています。今なら無料購読できますので、下記のフォームから登録してください。
よくあるご質問
ここでは『自己中な夫に悩む』について、よくある質問をQ&A形式でお答えしていきます。
自分を守るために何ができますか?
【Question】
自分の事しか考えない夫と関わるのは非常に疲れます。自分を守るために何かをしなければと思うのですが、どのようなことをすれば良いでしょうか。
【Answer】
まずは長時間関わる必要はないということを意識しておきます。無理に関わる時間をとれば、余計疲弊してしまいますよね。むしろ関わる時間を限定して、その中でできる事をすれば十分です。また、呼吸法やウォーキングなど、自分なりのセルフケアをすることも考えてください。
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