部屋が汚いと言って怒鳴られる

部屋が汚いと言って怒る夫。神経質だと、時には怒鳴られることもあるのではないでしょうか?

妻としては、十分、掃除などをしているつもりでも、キレイの基準の違いから相手が不満を感じて、夫婦喧嘩や夫婦関係のあっっかにつながることがありますよね。

そこでここでは、部屋が汚いと怒る夫への対処方法について詳しく解説します。

ご相談者様ご相談者様

私は十分部屋は綺麗だと思うのですが、夫が神経質でガミガミ言ってしまい。どうすれば良いですか?

部屋が汚いと怒る夫の心理的な原因

部屋が汚いと怒る夫の心理的な原因をまずは解説していきます。相手のことをより深く知っておいた方が、今後、より的確に対処することが出来ます。

怒りの要因についての図解

では早速、相手が怒る心理を整理していきます。

1.本人の潔癖症

部屋が汚いと言って怒る夫の一番の原因は、やはり夫自身の潔癖症によるところが大きいです。「食器はすぐに洗わなければ気が済まない」とか「クッションは綺麗に並べておかなければ許せない」など、とにかく細かい。これもいきすぎると、強迫神経症なのかと言うことにもなりますが、そこまでではなくても本人の過剰な潔癖症は、夫の怒る原因になり得ます。

2.仕事でのストレス

夫が仕事で大分、厳しい状況に置かれていると、その仕事モードが家庭内でも発揮され、嫌な上司のごとくガミガミと家事に対して文句を付けてきます。元々潔癖症などではない場合もありますが、仕事のストレスによって、少しでも部屋が汚いと怒るという状態になってしまいます。

3.子供が生まれたばかりで過敏

子供が生まれたばかりで、非常に神経質になってしまうと言うことがあります。何でも殺菌して綺麗な状態になっていなければ心配で仕方がないと言う状態です。しかし、妻は子育てに忙しくて、部屋を綺麗にしているどころではないので、結果として夫が怒るということになります。

部屋が汚いと怒る夫に早急に対処すべき理由

部屋が汚いと言ってすぐに怒る夫が自宅にいると、あなたも嫌な気持ちになることが多いのではないでしょうか?

そうです、家庭内に誰か1人でも怒りで一杯の人があれば、その感情は家庭内でどんどん波及していくのです。このように家庭内の空気が悪いという状況が一定期間継続してしまうと、夫婦関係がみるみる後退してしまいます。

実際、感情は伝染していきます。特に、家庭内だと目の前に相手がいるので、怒りの空気がすぐに広がってしまうのです。

怒りは伝染する

事実、スウェーデンにあるウプサラ大学のウォルフ・サンバーグでは、数十秒の間に怒りが伝染する事を確認しています。

実験では120名の大学生を40名ずつ3つのクループに分けました。そして、下記のような写真を見てもらったのです。

  • 1.笑顔の写真
  • 2.怒っている顔の人
  • 3.無表情な顔の人

このような写真をわずか30秒ほど見てもらい、その後、感想を聞いたのです。すると被験者は、写真をみたのと同じ感情を感じるということが確認出来たのです。

このように怒っている表情をみるだけでも、感情が伝染し、自分自身も同じような気持ちになってしまうのです。怒っている夫がいれば、家庭内でもその気持ちがすぐに広がっていきます。

部屋が汚いと怒る夫に、してはいけない対処

怒る夫にどう対処すべきか?を伝える前に、これはやめた方が良いという方法もあるので、そちらを先にお伝えしておきます。

やめた方が良い対処法というのは何か?というと、無理に笑顔で接すると言うことです。相手が怒っているので、つい無理に笑顔を作って接してしまいそうですが、それを続けていると、自分がどんどん気分が悪くなってしまいます。

なので、まずは無理な作り笑いはしないと決めることを心がけてみてください。

作り笑顔はストレスの元

実際、ペンシルバニア州立大学Grandey, Alicia博士らは、アメリカとフランスで、秘書やウェイトレスをしている人を対象にどれくらいストレスに感じるのか?を調べました。


出典:American-Psychological-Association

その結果、アメリカの方が遙かにストレスを感じていたのです。

これはどうしてか?というと「笑顔を強要されているかどうか」の違いです。フランスでは笑顔でサービスをするかどうかは個人の裁量で決められているのに対して、アメリカではそれが奨励されているので、作り笑顔でも良いのでする必要があります。その分、気疲れが大きくなり、ストレスが増してしまったのです。

つまり、怒る夫に対しても、つい無理に笑顔で接しようとすれば、それだけあなたのストレスがたまってしまうと言うことです。、

問題本質は何?

ではここからは、部屋が汚いと怒る夫との問題の本質を解説します。

ここが分かっていないと、見当はずれの対応をしてしまうからです。

部屋が汚いか?それとも十分綺麗か?というのは、ある意味、ルールとルールのぶつかりあいです。

例えば「ゴミ箱はきちんとここに置いた方が良いと主張する夫がいるとします。しかし、妻はそんなことはどうでも良いと思っています。この妻の「どうでもいい」というのも、ある意味マイ・ルールですよね?「ゴミ箱の位置は気にしない」というルールです。

なので、部屋が汚いと言って怒る夫に、どうして嫌な思いをしてしまうのか?あるいは時に夫婦喧嘩になってしまうのか?というのは、お互い自分のルールを譲れないからこそ喧嘩になってしまうという点があります。

これが部屋が汚いと言って怒る夫との間で、軋轢が生じてしまう問題の本質になります。

部屋が汚いと怒る夫への効果的な対処

ルールとルールのぶつかりあいが本質的な問題なのだと分かれば、あとは対処方法を考えるだけです。そこで、次の3つのステップで進めていきましょう。

  • Step1.相手のルールに合わせてみる
  • Step2.相手のルールに合わせたときの自分の気づきをノートに書く
  • Step3.自分の気づきを元に話し合いをする

それでは上記ステップの詳細を解説します。

各ステップの解説

最初のステップでは相手のルールに合わせてみましょう。今までマイルールにこだわっていた人も、一定期間相手がいうルールに合わせてみるのです。

例えば「掃除機は毎日かけろ」というのであれば、実際にそうしてみる。あるいは「食器はすぐに洗うように」というのであれば、実際にそうしてみる。

このようにまずは相手のルールに合わせてあげることで、実は自分も見えてくるものがあります。「案外、夫の言う通りにやってみると良いこともあるな、便利なこともあるな」という気づきが出てくるかも知れません。

ただ、当然、全部が全部相手のルールに合わせられるわけではないですよね?

やはり不合理だと感じてしまう点もあると思います。そういった点を今度はノートに記述していきましょう。ここまでをした上で、夫との話し合いに臨んでいきます。話し合いでは、お互いの妥協点を探ったり、新しい方法を取り入れたりすることが出来ないか?と考えを出しあっていきます。

しかし、一旦、相手のルールに行動したので、相手のルールの利点もダメな点も、十分把握出来ています。なので、話し合いに臨んでも、その説得力が以前とは大いに変わってます。それが、問題を解決していく上での糸口になっていきます。

まとめ

部屋が汚いと言って怒る夫と、もし夫婦喧嘩などになってしまったり、不満があるのであれば、その問題の本質はお互いのルールのぶつかり合いだと思って取り組んでみてください。「私は部屋の綺麗さはこれくらいで良いと思っている」というのは、あなたのルール。一方、「もっと部屋はこのように整っているべきだ」というのは、夫のルール。

そのルールとルールのぶつかり合いです。だからこそ、解決手段があります。ルールは変えることも出来れば、新しいルールを作ることも出来るからです。

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さて、今回の『部屋が汚いと怒る夫。やってはいけないことと、やるべきこと』についての記事はどうでしたか?

まずは相手のルールに一度、のってみる。その上で、相手の主張の利点と不合理な点を見直してみた上で、話し合いに臨んでみてください。そうすることで、話し合いは以前とは大きく変わってくるはずです。

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