今回の記事テーマ
夫の話を聞くのが苦手だと感じることはありませんか?

特に一方的な話や愚痴が多い場合、聞くことがストレスになることも少なくありません。しかし、話しを聞かないことが増えてくと次第に、夫婦関係がうまくいかないことも増えていきます。そこで、なぜ夫の話を聞くのが難しくなるのか、その具体的な理由を探りながら、効果的な話しの聞き方などをお伝えします。

こんな人にお勧め
  1. 夫の話を聞くのが辛い
  2. どう返答すれば良いかよく迷う
  3. 夫婦間のコミュニケーションを変えたい

話しを聞くのが苦手とは?

夫の話を聞くのが苦手とは、妻が夫の話に集中できなかったり、上手く返答できなかったりする状態を指します。原因としては、共感や関心の欠如、ストレス、会話の内容が理解しにくい、相手が怒るのではないかなどの不安、または夫の話し方に問題があるなど様々な要素が考えられます。

どちらにしても、話しを聞くのが苦手なまま放置してしまうと、夫婦間のコミュニケーションが円滑に進まず、誤解が生じたり、夫婦関係が後退することがあります。
夫が話しをする姿

夫の話しを聞くメリット

相手の話を聞くことには多くのメリットがあります。話を聞くことで、夫の感情や考えを理解しようとすることで、絆が深まったり、様々な夫婦問題の解決につながります。ここでは、話を聞くことのメリットについて解説します。

信頼関係が強化される

一番のメリットは、信頼関係が強化されることです。話をしっかりと聞くことで夫は自分が尊重され、大切にされていると感じるからです。話を聞くことは、相手に対して「私はあなたの事に興味がある」と示すことです。そして、お互いの感情や情報を共有することで、誤解や摩擦が減少し、安心感が生まれます。これは信頼をつくる土台になります。

気持ちや考えを理解できる

2つ目のメリットは、夫の話を聞くことで気持ちや考えを理解できることです。直接、言葉によるコミュニケーションを通じて、夫の内面を知る機会が増えるからです。夫がどんなことを感じ、どのように考えているのかを知ることで、彼の行動や反応の背景が理解しやすくなります。

好感を持ってくれる

逆説的かのように想われるかも知れませんが、夫の話を聞くことにより、話し手である夫が妻である自分に好感を持ってくれます。なぜなら、彼が自分の意見や感情に対して関心を持たれ、尊重されていると感じるからです。人は自分の話を真剣に聞いてもらえると、自尊心が満たされ、相手に対して感謝や好意を抱きやすくなるのです。
好感を持つ夫

なぜ、夫の話を聞くのが苦手になるのか?

メリットが沢山あると思っても、実際に夫の話を聞くのは苦手だと感じることもあるのではないでしょうか?ここでは、そうなってしまう理由について詳しく解説します。理由を知る事によって、苦手克服につなげることができます。

一方的に話される

苦手になる理由の1つは、夫が一方的に話をするからという点が挙げられます。一方的な会話は、誰であっても苦痛な物です。場合によっては、夫が自分の考えや感情を長時間にわたって話し続けることもあります。妻としては、自分が話す機会を持てない状況が生まれ「会話になっていない」などのように感じてしまいます。

愚痴が多くて疲れる

2つ目の理由として、愚痴が多くて疲れるという点が挙げられます。夫が日常の不満やストレスを愚痴として話すと、妻としてはそのネガティブなエネルギーを受け取ることになります。これにより、妻自身も精神的に疲れますし、聞くこと自体がストレスの原因となってしまいます。

愚痴というのは、問題解決のための建設的な話しではなく、ただの発散に終わることが多いため、話した方はスッキリしますが、聞く方は逆にストレスをため込んでしまう結果になりやすいです。
愚痴を言う旦那
参考ページ:夫の愚痴はもう聞きたくない!そう思ったときの対処法や注意点

話しが長い

話が長い場合も、苦手意識に繋がりやすいです。長時間にわたる話は、聴き手の集中力を保つのが難しいので、疲労感を感じやすくなります。特に、要点が明確でない場合や、話が繰り返される場合は、さらにストレスが増します。

批判されることがある

話しを聞いていると、自分に対して批判されることがあります。このようなことが重なると、次第に夫の話を聞くのが苦手だと感じてしまいます。話の内容として、自分に向けられる批判が多いと、攻撃されていると感じ、防御的な態度を取るようになってしまいます。例えば「それは違う」と言い訳をしてしまったり、逆に相手のことを批判し返したりなどのことです。

暴言が多い

夫の暴言が多い場合も苦手意識に繋がります。暴言とは、言葉遣いが悪く、攻撃的または侮辱的な言葉を含む発言を指します。例えば、上司に対しての文句であったり、社会に対しての不満だったりします。

どちらにしても、夫の使う言葉が暴言だと、聞く方としてはウンザリしてしまいます。心理的な負担を感じやすくなり、その話を聞くこと自体がストレス源になります。

参考ページ:夫から暴言を言われて疲れた!理由や対処法、体験談などお伝えします

嘘が多く含まれる

話の中に多くの嘘が含まれる場合も、聞くことに苦手意識をもみちやすくなります。夫が頻繁に嘘をつくと、妻は彼の言葉に対する信頼を失い、話を真剣に受け止めることが難しくなります。

通常、嘘は信頼関係を大きく損なう要因であり、会話のたびに疑念が生じるため、話を聞くこと自体がストレスになります。また、以前の話しとの整合性が保てないので、どう反応して良いのか分からないなどのことも生じます。

参考ページ:嘘をつく旦那のことを信頼できない!対応方法や体験談など解説

上手に夫の話しを聞く方法

上手に夫の話を聞くことは、夫婦関係を深めるために重要です。効果的なリスニングスキルを身につけることで、信頼が強化されたり、理解が深まることに繋がります。そこで、ここではそういった方法についてお伝えします。

適度な頷き

1つ目の夫の話を聞く方法として、適度な頷きを実践してみてください。適度に頷くことで、夫に対して自分が話をしっかりと聞いているという姿勢を示すことができるからです。「頷きなんて、大したことではない」のように思ってしまうかもしれませんが、実際に「うんうん」と頭を縦に振りながら話を聴く事は、相手の話す意欲を大きく変えることができます。

話しを遮らない

2つ目に、話を遮らないことも実践してみてください。夫が話している最中、たいてい口を挟みたくなります。しかし、それをせず、最後までしっかりと聞くことで、夫は自分の意見や感情が尊重されていると感じます。

逆に、話を遮られると、夫は自分の話を軽んじている、聞く気がないと見なし、話す意欲を失う可能性があります。話を遮らないことは、夫に安心して自分の考えや感情を表現できることにつながります。

感情をコントロール

3つ目に、自分の感情をコントロールすることが重要です。話を聞いている際に、理不尽なことを言われたり、批判されたりすることもあります。そして、カチンときて感情的になってしまうこともあるのではないでしょうか?

しかし、感情的になると、話が本題からズレ、建設的な会話が難しくなります。そのため、内面ではしっかり自分の感情をコントロールできるように努めなければいけません。

適度な質問

適度な質問も重要です。質問をすることで、夫の話しに対して、関心を持っていることを示すことができます。また、質問を通じて話の内容を深めることができ、具体的な情報を引き出すことができます。例えば、「それはどうして?」や「具体的にはどういうこと?」といった質問をすることで、話が広がり、夫の考えや感情をより深く理解することができます。

まとめ

今回は夫の話を聞くのが苦手だと感じることについてお伝えしました。理由や聞き方の方法などを参考に、苦手克服向けて取り組んでみてください。また、専用ニュースレターを用意しているので、具体的なノウハウについてはそちらでご確認ください。下記のフォームからメールアドレスを登録すれば無料購読できます。

よくあるご質問

ここでは『夫の話を聞くのが苦手』について、よくある質問をQ&A形式でお答えしていきます。

嫌味が多いので、話しを聞きたくない

【Question】
夫の話を聞くのが最近とても苦痛に感じています。夫はよく私に話しかけてくるのですが、その内容に嫌味が多く含まれていて、聞くたびに心が傷ついてしまいます。例えば、私が家事や育児で忙しいことを話すと、「でも他の人はもっとちゃんとやってるよね」とか、「いつもそうだよね」というような、私を責めるような言葉が続きます。

最初は夫のことを理解しようと思って話を聞いていましたが、毎回嫌味を言われることで、夫の話を聞くこと自体がストレスになってしまいました。

【Answer】
嫌味が多いと、聞くのが嫌になってしまいますよね。本人としては、それをしてスッキリしているのかも知れませんが、聞く方としては苦痛なものだと思います。できることとしては、率直に嫌味をやめて欲しいと伝えることですが、それをすると関係が非常に悪くなりそうだ…などの場合は、別の対応を検討することになります。ここは、今のご主人との関係によって対応が変わるかなとは思います。

参考ページ:嫌味を言う夫!対処法や旦那の心理、夫婦関係に及ぼす影響など解説

高圧的な話し方をする夫

【Question】
夫の話し方が高圧的で困っています。言い方がイチイチ、圧力をかけてくるような話し方で、自分の意見が正しい、自分の意見に従え的な威圧感を感じてしまいます。もちろん、私の意見は一切聞いてもらえません。このようなやり取りが続くと、私自身も萎縮してしまい、夫と話すこと自体が怖くなってきています。

【Answer】
威圧的に話しをされると、不安や恐怖を感じてしまいますよね。当面、話をじっくり聴くことを続けてみてください。そうすると相手が高圧的にならなくても、きちんと聞いてもらえると実感でき、自然に解消される可能性はあります。それでも、続いてしまう場合は、高圧的に話しをすること、そのものを取り上げて相手に事情を聴いてみるように対応を検討していきましょう。

参考ページ:高圧的な夫への対処法!旦那の心理やよくとる行動などお伝えします