くじけることは多々ある

夫婦関係を修復するために様々な行動をとっても、実際、上手く行かないことは多々あります。「今まであまりやってこなかったけれど、今日は朝、仕事に行くときに挨拶をしてみよう」と思って始めても、無視されてしまうなどのようなことは日常茶飯事ですよね?

このように上手くいかないことがあると「もう夫婦関係の修復なんて無理だ」と思って、諦めそうになってしまうこともあるのではないでしょうか。そこで今回は、夫婦関係を修復していくための行動を続ける方法についてお伝えします。

ご相談者様ご相談者様

確かに私もこのところ夫の態度が冷たい状態が続いていて気力がなくなりがちです。どう対処すれば良いでしょうか?

過去を振り返る

あなたが既に「夫婦関係の修復なんて無理だ」と思っているということは、きっとこれまで「どうにかしよう」と思っていくつかの行動をとってきたと言うことだと思います。例えば…

  • 挨拶をする
  • 親切にしてみる
  • 声をかける

などのことです。こういった既に自分が行動してきたことについて、まずは一通り思い出してみてください。「あれをした、これをした」ということを振り返ってみることが最初のステップです。

上手くいったことを考える

夫婦関係の修復のために様々な試みをしてみたものの、上手くいかなかった。だからダメだとあなたは思っているかも知れません。確かに、失敗すると、気持ちは落ち込んでしまいます。

しかし、一方で「少しは上手く行った」という行動もいくつかあるのではないでしょうか?大きな成功とは言えないけれど、少しマシだったというものです。例えば「声をかけたら、口頭での返答はないけれど夫が首だけは振ってくれた」などのことです。

こういった小さな成功を思い出してみることは、諦めかけていた気持ちを再び、蘇らせることに役立ちます。というのも、人は物事が上手く行かないと一般化と言って「今までやってきたことは『全て』失敗だった」のように、過剰に悲観的に考えてしまうことが多いからです。

しかし、「全て」上手く言っていないわけではなく、本当は小さな成功ならポツリポツリとしていることが多いものです。こういった小さな成功を収めたことを思い出してみてください。

「全部がダメだったわけではなく、少しは上手くいくこともあった」と成功した方に注目することで、再び修復のための行動をとる気持ちを取り戻しやすくなります。

実験

現実は同じでも、成功した方、上手くいったことに注目した方が気力を取り戻しやすくなります。それを実証した実験をご紹介します。

クリーブランド州立大学のケネス・デュネガン博士は事実をどう捉えるのか?ということによって意思決定が大きく変わることを伝えています。実験では国際企業の従業員128名を対象にして、一部のグループには進行しているプロジェクトが「50分の20が既に失敗」と伝えました。

一方、別のグループには、プロジェクトが「50分の30は既に成功した」と伝えたのです。すると失敗を強調して伝えたグループは、これ以上、プロジェクトを続けたいとは思えなかったのですが、成功した方を強調されて伝えられたグループは「最後までやりましょう」と強い意欲が出てきたことが実証されています。

論文
出典:American Psychological Association

まとめ

50分の20が失敗したという事実も、50分30が成功したという事実も、結局は同じことです。しかし、その物事の捉え方が変わることで、意欲や決断が変わっていきます。夫婦関係の修復でも、失敗した方に注目しすぎると気力が削がれてしまいます。

しかし、「ほんの少しでも、上手くいったこと」に注目すると、意欲が変わり「また頑張っていこう」という気持ちになりやすいものです。どちらに注目するかが、今後の自分の行動を変えることになるのです。

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