親の介入は慎重に

夫婦間で離婚問題などに発展すると「両親に相談して、間に入ってもらおう」と思ってしまう人も多いのではないでしょうか?親を交えて話し合いなどをすることも多いのではないかと思います。

しかし、それは少し慎重に検討してください。というのも、親が介入することで、事が大きくなり、状況は一気に悪化するリスクも高いからです。そこで、今回は、夫婦問題で親が間に入ることについてお伝えします。

ご相談者様ご相談者様

確かに私も夫と離婚問題について話をしてもいつも喧嘩ばかり。親に入ってもらおうかな…と思っていますが、実際の所それって正しい判断なんでしょうか?

調査結果

「親に介入してもらうときっと夫婦問題も大きく改善するだろう」。そう考えてしまうことが多いかも知れません。しかし、実際に親が介入することは、非常にリスクを伴います。

実際に、夫婦やりなおし相談室の調べでは、親が介入して話し合いをしたケースの直近36件では、実に80.5%が状況が悪化したと答えています。
親が介入後の夫婦関係の変化を表したグラフ
出典:夫婦やりなおし相談室 調査日:2021年4月5日 対象者:両親が介入したケースの直近36件

実際、夫婦カウンセリングの現場でも、親に入ってもらい話し合いなどを行った結果、家と家との争いに入っていくという事例は、枚挙にいとまがありません。統計的にも、経験的にも、親に間に入ってもらうというのは、良い結果に結びつかない上、状況が悪化していくことが多いと思います。

『グループの会話』実験

実際問題、複数人で話し合うことは、多くの困難が伴います。

例えば、ウェイク・フォレスト大学の心理学者セシリア・ソラノ博士は2人組、3人組、4人組のペアを作って会話をしてもらったところ、会話の参加者が複数人になればなるほど、自分の心の内を明かさなくなっていくという傾向が確認されています。

thesis
出典:JSTOR『Two’s Company: Self-Disclosure and Reciprocity in Triads Versus Dyads』

人が多くなればなるほど、建て前と本音を使い分けるようになる、ということです。真意を話すこともないのですから、夫婦問題はいつまでも解決することがないですよね。

まとめ

離婚問題などに発展すると「親に相談して間に入ってもらおう。それで上手くまとまるのでは?」と考えてしまうことがあると思います。しかし、今回の調査結果からも、それは大きなリスクを伴う上、よい成果に結びつく可能性も低いということがわかりました。おおよそ8割の人が状況が悪化したと応えていますので、安易には考えない方が良さそうです。

ただ、100%絶対に親に間に入ってもらうとダメか?というと、実は例外もあって、親など介入してもらった方が良いケースというのもあったりはします。こういった「第三者の介入」について詳しい内容は下記のニュースレターを無料購読してください。

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