夫婦喧嘩が頻発していると「もう限界だ」と感じてしまうこともあるのではないでしょうか?そのようなときには衝動的に離婚すると言う考えを持ってしまうこともあるかも知れません。しかし、実際にはまだまだ打てる手があることも多いものです。

そこで、ここでは夫婦喧嘩でもう限界だと感じる場面や対処方法、注意点などを取り上げ解説します。

夫婦喧嘩で「限界だ」と感じる場面

夫婦喧嘩を繰り返していると、次第に「もう限界だ」と感じてしまうことがあります。具体的にどのような状況でそう感じてしまうのか、具体的な状況を取り上げ整理します。

限界についての図解

発言内容が酷い

夫婦喧嘩中のパートナーの発言内容が酷いとき、「もう限界だ」と感じてしまうことがあります。このような場面では、パートナーが非常に攻撃的であることが多いです。思いつく限りの罵詈雑言を浴びせてくるので、深く傷つ居てしまいます。発言内容が酷い場合、夫婦関係に禍根が残ることが多くなります。

馬鹿にしてくる

「もう限界」と感じる瞬間の一つとして「相手が馬鹿にしてくる」という場面があります。相手が嘲笑、皮肉、軽蔑的な態度などを示し、一方のパートナーのことを軽んじることを指します。このような行動は、夫婦源が後も続くことが多く夫婦間の信頼と尊敬の感情を著しく低下させます。

身内のことを悪く言う

相手が夫婦喧嘩中に、自身の身内を悪く言うことがあります。例えば「あなたの親の育て方が悪かったのだ」などのような発言です。身内は個人のアイデンティティや背景の大きな部分を占めるため、このような侮辱は深い個人的な攻撃と受け取られることが多いです。また、こういった発言は将来、離婚問題に発展することもあります。

無視される

相手が無視をしてくるとき、「もう限界だ」と感じてしまうことがあります。短期間の無視ということであればそこまで大きな問題にならないことも多いのですが、これが数週間、数ヶ月という期間になれば、「もう限界だ」と感じてしまいします。無視は根本的な問題を解決せず、長期的には関係をさらに悪化させる可能性があります。

夫婦喧嘩で気持ちが限界になった時の対応

「もう我慢ならない」、「この状況のまま結婚生活を続けることはできない」などの気持ちは、限界だと感じたときに考えてしまうことです。ここでは、もしそのような気持ちになった場合、どう対応すれば良いのかについてお伝えします。
対応についての図解

落ち着く時間をとる

夫婦喧嘩で気持ちが限界に達した時の対応策として落ち着く時間をとるようにしてください。感情が高ぶっている状態では、何度も相手と衝突をしてしまいます。また、衝動的になって「離婚する」などの発言をしてしまっても後で事態を収拾するのが大変になってしまいます。そのため、気持ちを落ち着けるよう、一時的に相手と距離を置くようにしてください。重要なのは、この「時間」が無限に続くのではなく、問題に向き合うための一時的なものであることを理解しておいてください。このまま相手と一切関わらないというわけではありません。

状況を紙に整理する

落ち着いた後は、状況を紙に整理していきます。自分の感情や考え、夫婦喧嘩になった経緯などを書き出します。紙に書くことによって状況を客観的に見ることができるからです。また、この紙に書くことを通じて、夫婦双方の視点を理解しやすくなることもあります。相手の立場から見れば、今回の問題はどういう風に映っていたのだろうか?ということを確認することができます。

問題解決したい旨を伝える

状況を整理したら、次に相手に「問題解決したい」ということを冷静に伝えていきます。ただし、また夫婦喧嘩を繰り返していては、体力を消耗するばかりになります。そのため、事前に「喧嘩になりそうであれば、話を一旦保留にしよう」などのことを伝えておく必要があります。その後例えば「問題をこのまま放置しておく訳にもいかないから、一緒に解決したい」というように、自分の感情を素直に表現し、共通の目標に焦点を当てるように伝えていきます。

限界だと感じたときの注意点

夫婦喧嘩ばかりで「もう気持ちも限界だ」と感じたときには、いくつか注意すべき点があります。ここではその事を整理してお伝えします。
注意点についての図解

すぐに離婚と結論を出さない

気持ちが限界だと感じたとしても、スグに離婚という結論を出さないように注意してください。感情が高ぶっている時には、一時的な怒りや失望が大きいため、衝動的に「離婚」という結論を下してしまいがちです。しかし、あとで冷静になったときに「勢いでこのようなことを決めるのではなかった」と思ってしまう事が多々あります。そのため、スグに離婚という結論を決めないことが重要です。今後、どうするのかは、落ち着いたときに検討してください。

第三者を入れることも考える

どうしても夫婦2人で解決できない時は、第三者を入れることも検討します。自分が「もう限界だ」と思っているということは、気持ちとして「打つ手はもうない」のように思っているかも知れません。しかし、第三者から見れば、まだまだできる事が多いと言うこともあるからです。ただし、身内に入ってもらうと、揉めてしまったときに修復が困難になることがあります。そのため、カウンセラーなど直接関係しない第三者が望ましいです。

まとめ

今回は、夫婦喧嘩でもう限界だと感じたときの対応などを中心にお伝えしてきました。お互いが感情的にエスカレートしている場面なの度、衝動的になってしまうことも多々ありますが、今回の内容を踏まえて対応を検討してください。その他、夫婦喧嘩の対処方法については専用ニュースレターを下記のフォームよりご登録ください。

よくあるご質問

ここでは『夫婦喧嘩ばかりで、もう限界』について、よくある質問をQ&A形式でお答えしていきます。

教育・育児のことで夫婦喧嘩

【Question】
今、2人の子供がいます。私は子供にできる限り良い教育をと思っています。そして、普段から子供とよく接しているのは私です。そのため、私は自分が子供たちのことを最もよく理解していると感じており、教育方針についても、自分が決めたいです。

しかし、夫も子供のことについてはよく口を出してくるので、それが元で喧嘩になります。確かに、夫の指摘が正しければ、私も従いますが、どうにも納得できないことが多いです。夫は私のすることに何でもケチを付けてきます。次第に感情的になり喧嘩になります。どうすれば良いでしょうか。お互い譲らない性格だと思います。

【Answer】
お互いに、お子さんの事に対してはとても教育熱心で、愛情が入っているのですね。方向性は違うのかも知れませんが、それでもお子さんの幸せを願っているという点では、一致しているのかなと思います。

お互い大事に思っているからこそ、意見の相違が生じるのは自然なことです。ここで大切なのは、意見が違っていたとしても、対立しているわけではないという点です。お互い目指す方向は一緒です。その相違点を歓迎する姿勢で臨んでみてください。

具体的な対応はシンプルです。相手の池と相違しているときこそ、相手の話しに耳を傾けてみることです。自分の考えとは異なっていれば、条件写真的に反発もしたくなりますが、それでも耳を傾けてみてください。相手も全力で考えての意見のはずです。全部がダメということなく、1つくらいは肯定できるところも見つかるのではないかと思います。

お互いの意見を取り入れ、よりよい解決策を作ることを目指してみてください。

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神経質は夫婦喧嘩に発展する


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