記事のテーマについて
夫婦喧嘩が頻発していると「もう限界だ」と感じてしまうこともあるのではないでしょうか?そのようなときには衝動的に離婚すると言う考えを持ってしまうこともあるかも知れません。しかし、実際にはまだまだ打てる手があることも多いものです。

そこで、ここでは夫婦喧嘩でもう限界だと感じる場面や対処方法、注意点などを取り上げ解説します。

この記事でわかること
  1. 限界になったとき、自分にできること
  2. なぜ直ぐに離婚と結論を出してはいけないか
  3. 家出や暴言など、限界に感じる場面

夫婦喧嘩で「限界だ」と感じる場面

夫婦喧嘩を繰り返していると、次第に「もう限界だ」と感じてしまうことがあります。具体的にどのような状況でそう感じてしまうのか、具体的な状況を取り上げ整理します。

限界についての図解

相手の暴言が酷い

夫婦喧嘩中のパートナーの発言内容が酷いとき、「もう限界だ」と感じてしまうことがあります。このような場面では、パートナーが非常に攻撃的であることが多いです。思いつく限りの罵詈雑言を浴びせてくるので、深く傷ついてしまいます。発言内容が暴言に近い場合、夫婦関係に禍根が残ることが多くなります。

参考ページ:夫に言われた暴言が忘れられない!気持ちを切り替えるには?

馬鹿にしてくる

「もう限界」と感じる瞬間の一つとして「相手が馬鹿にしてくる」という場面があります。相手が嘲笑、皮肉、軽蔑的な態度などを示し、一方のパートナーのことを軽んじることを指します。このような行動は、夫婦源が後も続くことが多く夫婦間の信頼と尊敬の感情を著しく低下させます。

身内のことを悪く言う

相手が夫婦喧嘩中に、自身の身内を悪く言うことがあります。例えば「あなたの親の育て方が悪かったのだ」などのような発言です。身内は個人のアイデンティティや背景の大きな部分を占めるため、このような侮辱は深い個人的な攻撃と受け取られることが多いです。また、こういった発言は将来、離婚問題に発展することもあります。
身内の悪口を言う姿

家出を繰り返す

相手が感情的になってしまい、家出を繰り返すなどのことがあると、限界だと感じやすくなります。夫婦喧嘩になればお互いが感情的になります。その勢いで、家を出て行くということがあります。これが1回、2回であればともかく、頻繁にそうなってしまうと、気持ちの糸が切れてしまうことがあります。家出された方は、心配も募るので、精神的な負担から原価が来てしまいます。

参考ページ:夫婦喧嘩で家出した夫!仲直りして自宅に戻ってもらうには?

無視される

相手が無視をしてくるとき、「もう限界だ」と感じてしまうことがあります。短期間の無視ということであればそこまで大きな問題にならないことも多いのですが、これが数週間、数ヶ月という期間になれば、「もう限界だ」と感じてしまいします。無視は根本的な問題を解決せず、長期的には関係をさらに悪化させる可能性があります。

参考ページ:夫婦喧嘩をしてお互いに無視!この状況の影響や解決策など解説

夫婦喧嘩で気持ちが限界になった時の対応

「もう我慢ならない」、「この状況のまま結婚生活を続けることはできない」などの気持ちは、限界だと感じたときに考えてしまうことです。ここでは、もしそのような気持ちになった場合、どう対応すれば良いのかについてお伝えします。
対応についての図解

落ち着く時間をとる

夫婦喧嘩で気持ちが限界に達した時の対応策として落ち着く時間をとるようにしてください。感情が高ぶっている状態では、何度も相手と衝突をしてしまいます。また、衝動的になって「離婚する」などの発言をしてしまっても後で事態を収拾するのが大変になってしまいます。そのため、気持ちを落ち着けるよう、一時的に相手と距離を置くようにしてください。重要なのは、この「時間」が無限に続くのではなく、問題に向き合うための一時的なものであることを理解しておいてください。このまま相手と一切関わらないというわけではありません。

状況を紙に整理する

落ち着いた後は、状況を紙に整理していきます。自分の感情や考え、夫婦喧嘩になった経緯などを書き出します。紙に書くことによって状況を客観的に見ることができるからです。また、この紙に書くことを通じて、夫婦双方の視点を理解しやすくなることもあります。相手の立場から見れば、今回の問題はどういう風に映っていたのだろうか?ということを確認することができます。

問題解決したい旨を伝える

状況を整理したら、次に相手に「問題解決したい」ということを冷静に伝えていきます。ただし、また夫婦喧嘩を繰り返していては、体力を消耗するばかりになります。そのため、事前に「喧嘩になりそうであれば、話を一旦保留にしよう」などのことを伝えておく必要があります。その後例えば「問題をこのまま放置しておく訳にもいかないから、一緒に解決したい」というように、自分の感情を素直に表現し、共通の目標に焦点を当てるように伝えていきます。

体験談『夫婦喧嘩で限界がきたとき、優先したこと』

ここでは、夫婦喧嘩でしんどい思いをしたご相談者様が、ブログ読者さんのお役に立てればということで体験談を送ってくれました。ご紹介します。ぜひ問題解決に役立ててください。

別居か離婚で悩む

夫と頻繁に喧嘩をしていました。その度にお互い感情的にエスカレートします。結婚当初は仲が良かったのに、次第にコミュニケーションがうまくいかなくなり、喧嘩ばかりの毎日に限界を感じるようになりました。このままでは精神的に持たないと感じ、別居か離婚かで悩むようになりました。
離婚などで悩む姿

結論を保留にする

私は夫婦やりなおし相談室しました。そこで相談すると、まず、私自身の感情を落ち着かせることが大事だと言われました。感情的になっている時、大きな決断をすることは、適切ではないという言葉に、私も「そういうものかも知れない」と思い、とりあえず今後、どうするかは一旦保留にしたのです。

最初に精神的な健康に取り組む

私はまず自分の精神的な健康を優先することにしました。感情的になっている時に大きな決断をすることは避けるべきだという言葉が、私の心に深く響いたからです。気持ちに余裕ができてから、次のステップを考えるようにとアドバイスをもらったので、夫婦の事はしばらく考えないようにしました。

やり直すことを決断

しばらくの間、別居することにしました。自分一人の時間を取ることでリラックスし、自分の感情を見つめ直したいと思ったのです。ずっとと同居していたら、また夫婦喧嘩になるからです。別居期間中に冷静に考えた結果、やはり夫婦関係を修復したいと思うようになりました。それでも、なんとかやってみようと。今は、落ち着いてこのように決断できたことが本当に、良かったと思っています。

限界だと感じたときの注意点

夫婦喧嘩ばかりで「もう気持ちも限界だ」と感じたときには、いくつか注意すべき点があります。ここではその事を整理してお伝えします。
注意点についての図解

すぐに離婚と結論を出さない

気持ちが限界だと感じたとしても、スグに離婚という結論を出さないように注意してください。感情が高ぶっている時には、一時的な怒りや失望が大きいため、衝動的に「離婚」という結論を下してしまいがちです。しかし、あとで冷静になったときに「勢いでこのようなことを決めるのではなかった」と思ってしまう事が多々あります。そのため、スグに離婚という結論を決めないことが重要です。今後、どうするのかは、落ち着いたときに検討してください。

親など、第三者を入れる

どうしても夫婦2人で解決できない時は、第三者を入れることも検討します。自分が「もう限界だ」と思っているということは、気持ちとして「打つ手はもうない」のように思っているかも知れません。しかし、第三者から見れば、まだまだできる事が多いと言うこともあるからです。ただし、身内に入ってもらうと、揉めてしまったときに修復が困難になることがあるので、その点は注意が必要です。

参考ページ:夫婦喧嘩に親を介入させるのは正解?メリットやデメリット、方法など解説

まとめ

今回は、夫婦喧嘩でもう限界だと感じたときの対応などを中心にお伝えしてきました。お互いが感情的にエスカレートしている場面なの度、衝動的になってしまうことも多々ありますが、今回の内容を踏まえて対応を検討してください。その他、夫婦喧嘩の対処方法については専用ニュースレターを下記のフォームよりご登録ください。

よくあるご質問

ここでは『夫婦喧嘩ばかりで、もう限界』について、よくある質問をQ&A形式でお答えしていきます。

喧嘩の原因はいつも夫と感じる

【Question】
夫と喧嘩になる度に、原因は夫にあると思つてしまい、その後、自己嫌悪に繋がっています。もちろん、冷静に考えると自分も悪いのだろう…とは思うのですが。しかし、どうしても「これは夫が悪い」と考えてしまいます。自分の責任を逃れているように感じてしまい、その事でも自分を責めてしまいます。どうすればいいでしょうか?

【Answer】
白か黒かで考えると、難しいものがあるかもしれません。例えば、100%夫婦喧嘩の原因は夫にあると考えなくても、90%位は夫が悪いけれど、10%は自分にも責任があるかもしれない、などのように調整するとまずは、良いのかなと思います。

参考ページ:夫婦喧嘩の原因について解説!整理することの重要性や方法などお伝えします

一緒にいたくない

【Question】
毎日のように夫と喧嘩が続いており、もう一緒にいるのが辛くなってきました。些細なことがきっかけで言い争いが始まり、その度に心が疲弊します。何度も話し合おうとしましたが、夫は話し合いができる人ではありません。このままでは精神的に持ちません。子供もいるため、簡単に決断できないのですが、離婚でも仕方がないと思ってしまいます。どうすれば良いでしょうか?

【Answer】
気持ちに限界が来ると「もう一緒にいたくない」と思ってしまいますよね。離婚するかどうかはともかく、今は、自分の精神的な健康面を回復させることを目指していきましょう。そうしなければ、的確な判断もできないですし、ご主人に対応するとしても、それも難しいですよね。なので、自分の精神的な健康面を回復させることが今は最優先だと思います。