帰宅拒否症とは?

帰宅拒否症とは、自宅に帰ることが何らかの理由で苦痛に感じて、帰宅時間が遅くなることを言います。場合によっては、外泊などを伴うこともあります。

仮に、ご主人が帰宅拒否症になると、家族が寝静まった後でないと帰ってこない、などということになることがあります。時には自宅近辺に来ると、吐き気がしてくる、ということもあるかもしれません。

このように帰宅拒否症になると次第に、会社などに寝泊まりし外泊する日数が増えてきたりします。ご主人としても、帰宅することの憂鬱さが限界にきているということです。このような場合、どう対応すれば良いのでしょうか?そこで今回は、帰宅拒否症になっている場合の対処方法についてお伝えします。

ご相談者様ご相談者様

私もめっきり夫の帰宅時間が遅くなってしまいました。これって帰宅拒否症?時間も経過しているので、もしかしたらトラウマ的な状態になっているのかも…

帰宅拒否症になるとどうなる?

まずは帰宅拒否症になると、夫がどのような状態になるのか?症状と言えるものをいくつか例を見てみましょう。

帰宅拒否症から派生する問題について

1.帰宅時間が遅くなる

帰宅拒否症の最も典型的な形は、帰宅時間が遅くなるということです。家に帰ってこず、マンガ喫茶などで時間を潰すようになります。究極的には、家族みんなが寝静まった頃に帰宅してきて、家族が起きる前にもう会社に出社しているというようなものです。

家族は、夫の姿をほとんど見なくなってしまいます。

2.自室にこもりがち

帰宅拒否症になる場合は、部屋で自分の安まる場所がないという場合が多いですが、自宅に1人になれる場所があれば、自宅に戻ってくることもあります。これも形を変えた帰宅拒否症の1つといっても良いと思います。

この場合は、寝室や自室にこもっています。食事などはコンビニで買ってきて自分で自室で食べているなどのことが多いです。

3.休日は不在

休日は外出しています。ほぼ1日帰ってくることがありません。ただ、家に自分1人になれる環境があれば、そこでずっと過ごしていると言うこともあり得ます。休日も不在になる事で、ほぼ1週間丸々、本人の姿を見ることがなくなってしまいます。

原因は自己防衛

帰宅時間が遅くなる。帰ってきても部屋に閉じこもってしまうなど、帰宅拒否症になると様々な少々が出てくるものですが、その根本原因は「一人になる事で、外部からのストレスをストップさせたい」という思いがあるからです。

事実、ブリティッシュ・Columbia大学のPeterSuedfeld博士達の研究では高血圧患者に対して、一人きりで真っ暗な静かな部屋でくつろぐようにすると血圧が下がり、ストレスの軽減がされることが確認されています。
ScienceDirectの論文
出典:Peter Suedfeld et al. (1982)

帰宅拒否症の夫が家族と関わりを減らそうとす要因もこれと同じことを防衛的にやっていると考えられます。

帰宅拒否症に対応することの重要性

仮に音が帰宅拒否症になった場合、できる限り早期に対応することが大切です。というのも、これを皮切りに別居や離婚問題に発展することも多いからです。

帰宅拒否症になっていること自体は残念なことではありますが、しかし、万が一、帰宅拒否症になっていなければ、突然、離婚問題になってしまう可能性だってあります。

例えば、夫が家庭内で居心地悪いと感じていると思います。それで一旦、帰宅拒否症になるのなら、それはSOSを出していると言うこと。なので、そのSOSを出している段階で対処すれば、軌道修正しやすいものです。

帰宅拒否症に関する重要性
しかし、仮に帰宅拒否症にならなず、居心地悪いと感じている状態から即座に離婚だ!となると、大変ですよね。ですので、帰宅拒否症になったことは残念であっても、軌道修正する良いキッカケにもなるのです。

帰宅拒否症の夫にやってはいけないこと

夫が帰宅拒否症の場合、やってはいけないコトからお伝えします。これは例を挙げるとキリがないのですが、主なことに絞ってお伝えします。

早く帰宅するよう促す

このタイミングでやってはいけないことの1つは、「早く帰ってきて」と伝えることです。当然と言えば当然ですが、相手が生理的に帰宅出来ない状態なのに、それを「早く帰ってきて」と伝えれば、相手は余計、プレッシャーに感じてしまい、状況は悪化してしまいます。
やってはいけないことの図解
ですので、早く帰宅すると言うことを促すべきではありません。

どこで何をしていたか尋ねる

滅多に自宅で顔を合せない夫。やはり心配になります。そして、心配のあまり「どこで何をしていたのか?」と繰り返し尋ねてしまうことはありませんか?このような監視的になってしまうと、夫は無駄に自分の行動を隠すようになってしまいます。

少しでも把握しておきたいという気持ちは最もですが、このタイミングでどこで何をしていたか?を尋ねるのは避けたいところです。

メール/Lineをしまくる

帰宅しない夫に、メール/Lineをしてしまうということがあります。適度な量であれば問題ありませんが、これも度を超えて頻繁に送ってしまうと大きな問題になります、最悪の場合、相手がブロックしてしまったり、一切読まなくなってしまうということもあります。また、場合によっては相手がメール/Lineを受け取ることに恐怖心を持ったりすることもあります。

帰宅拒否症の夫への対処法

帰宅拒否症になっている夫のことを放置しておいても良いと言うことではありません。ずっとこのまま放置しておけば、早かれ遅かれ、離婚問題に発展したり、ある日、突然、別居するなどのことにもなってしまい兼ねないからです。実際に、会社に行ったっきり、ある日、突然自宅に帰って来なくなるということもよく起こります。

そこでここでは、帰宅拒否症の夫に対してどう対応すれば良いのか整理しておきます。

ある日、帰宅しなくなる

1.声かけ

まずはご主人に対して、声だけはかけておきましょう。例えば「最近、帰宅する事に対して、気持ちが重たくなっているのではないか?もし、私が改善出来ることがあれはしたいので、あなたの都合の良いときに気持ちを打ち明けて欲しい」などのように声をかけておきます。

もちろん、このように声をかけておけば、すぐに何か言ってくるわけではないかも知れません。しかし、そのように伝えておくことで、ご主人も本当の限界が来る前に何か伝えてくれる可能性があります。また、そのように声をかけておくと、ご主人と話し合いになる、という可能性もありますので、その準備はした上で、進めてみてください。

2.Lineなどで様子を確認

既にご主人との接点がなくなっており、なかなか声をかけることもできないという場合は、Lineなどを通じて、声をかけてみて下さい。様子を確認するということがかまいません。

また、その際に異変があるようであれば「一度、しっかり話がしたい」ということを伝えても良いと思います。

3.イベントごとに誘う

子供の誕生日や結婚記念日など、思い切ってイベントごとに誘うのも1つの方法です。「いや、そんなの誘っても事を断られますよ」と思うもしれません。

しかし、それでかまわないのです。イベントに誘うというのは、会話をする理由に過ぎないからです。仮に誘って断られれば「最近、あまり家族関わりがないようだけど何かあった?」のように声をかけることができるかもしれません。

このように会話のキッカケとして、イベントごとに誘うということを試みることも考えてみて下さい。

帰宅拒否症について夫と話し合う時の注意点

声をかけたら、ご主人が「離婚を考えている」と伝えてくることもあります。ですので、もし、自分の場合も、今後、話し合いになる可能性があるという場合は、その準備はしておきましょう。準備なく、話し合いになれば、話し合いをキッカケに状況が一気に悪くなる、と言うことも良くあることだからです。話し合いが上手くいく、いかないは、大半、この準備にかかっています。
話し合いの準備
ただ、話し合いだからと言って、自分の主張を一杯伝えよう…と思う必要はありません。

むしろ帰宅拒否症になっているご主人に対しては積極的に、話しを聴くことに時間をとってみてください。まずは相手の話を聴いてみることで、相手の気持ちもより明確に理解することができますよね。帰宅拒否症に対しての具体的な対策はその後、考える事になります。

まとめ

最後に帰宅拒否症になっている夫への対処方法についてまとめておきます。

まず、やってはいけないコトの1つは「早く帰宅するように」と相手の帰宅が遅くなっていることについて問題視して指摘することです。これだと、相手は益々帰宅したくなくなるという悪循環を生んでしまいます。

また、対処すべき方法をまとめると下記の手順になります。

  • Step1.不満や辛いことがあれば気持ちを言って欲しいと伝えておく
  • Step2.離婚の話しが出ることも視野に
  • Step3.話し合いの準備は今の内に

その他、個々の状況によって出来ることはまだまだたくさんあります。もし、じっくり対処法を学んでおきたいという場合、下記のニュースレターに無料登録してください。こちらでは帰宅拒否症の夫に対してどう対応すれば良いのか?具体的なノウハウまで詳しく公開しています。ちなみに、無料ですので今すぐ登録してみてください。

よくあるご質問

ここでは『帰宅拒否症の夫。やってはいけない事など対処法を解説』について、よくある質問をQ&A形式でお答えしていきます。

休日に家族と過ごさなくなった

【Question】
以前は、休日は家族と一緒に過ごしていました。しかし、最近は一人で出かけていき、夜まで自宅に帰ってきません。自宅にいたとしても、部屋にこもりっきりの状態です。このような場合、どう対応すれば良いでしょうか。

【Answer】
以前と生活態度に変化があるということだと、心配になりますよね。基本的には一度、声をかけてもらった方が良いかなとは思います。例えば「最近、休日は出かけているようだけれど、何か変わったことがあるのかな?」などのような感じで良いと思います。

ただ、その際にはもしかしたら色々、こちらが耳の痛い話しをされると言うこともあると思いますので、その点は一応、想定して進めるようにして下さい。何も準備なく唐突に話をしても、声をかけたことで状況が悪化すると言うこともありますので。何事もシュミレーションをして臨むことは大切です。

仕事のストレスと連動

【Question】
夫が家庭内に窮屈さを感じていて、何となく帰宅拒否症のようになっています。ですが、同時に会社にも様々なストレスがあるようで、それも要因としてあるように思います。このような場合、どうすれば良いでしょうか。

【Answer】
仕事でストレスが大きいと言うことであれば、その支えとして家庭の存在があると良いですよね。なのでそっとょ国まずはそれを伝えてみてはどうでしょうか。つまり、下記の点を声かけとして行います。

  • 仕事に対してのねぎらいの言葉
  • これまでその負担を支えられていなかったこと
  • 今後は、それを支えられる存在になりたいこと

上記のようなことをまずは伝えることを考えてみて下さい。

自宅に近寄らないし、居ても機嫌が悪い

【Question】
夫が自宅に近寄らず、帰宅拒否症のようになっています。一方で、たまに自宅にいることもあるのですが、そのときには機嫌が悪くて正直、私も居心地が悪いです。家に居ないときはともかく、自宅にいるときはどう接すれば良いでしょうか。

【Answer】
自宅にいても機嫌が悪いと言うことだと、気持ち的にも「家に居てもらっても困る」と思ってしまいますよね。ただ、それだと、夫婦関係も悪循環になってしまいます。この続きは下記の音声ですどうぞ。

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