嫌悪感を感じて行動出来ない

夫婦関係を修復したいと思っても、相手に対して嫌悪感が強くて行動出来ないと言うことはありませんか?

例えば…

  • 夫が何を考えているのか分からないので、近づきたくない
  • 話しかけるのが億劫だ
  • 別居しているけれど、メールやLineなどでメッセージを伝える気持ちになれない

などのことです。そこで、今回はこう言った相手への嫌悪感を払拭する方法についてお伝えします。

嫌悪感を克服するには?

シカゴ大学アパルナ・ラブルー博士は、イメージを活用すれば、嫌悪感に感じる事柄を克服出来るのではないか?ということを考えました。

そして、実際にイメージの中で心理的距離を縮めれば、気持ちにも変化が起こるということを実証したのです。

そこで博士の実験について、簡単に紹介しておきます。(内容を理解しやすいよう簡略して紹介します)

博士は、まず嫌に思うことの対処として、食べ物として「バッタの缶詰」を用意しました。これであれば、ほとんどの人が嫌悪感を感じるだろうと想定したのです。

そして、Aグループには、目を閉じてもらい、このバッタの缶詰が自分に近づいてくるということを繰り返しイメージしてもらいました。

次に、Bグループには、このバッタの缶詰が次第に、自分から遠のいていくというイメージをしてもらいます。

そして、イメージを繰り返した後で、それぞれのグループに、バッタの缶詰に対しての好意度と、缶詰の購入にいくらまでなら払っても良いか?ということを評価してもらったのです。

すると、好意度については、Aグループでは、Bグループの約2倍好意的に評価しました。そして、払っても良い値段については、約4.5倍Aグループの方が高く値段を伝えたのです。

出典: Half the Thrill Is in the Chase

このように、頭の中で、対象になるものが、自分に近づいてくるというイメージを繰り返していると、実際の現実の世界でも、その対象に対してより好意をもち、心理的距離を縮める事が出来る、ということが判明したのです。

夫婦関係の修復に向けて行動する

そこで、もしあなたが相手に対してどうしても、嫌なイメージしか湧かないとか、修復していくための行動をとる気になれないという時には、イメージの中で相手が近づいてくる…ということに取り組んでみてください。

そうすることで、生理的な嫌悪感というのは、ある程度、克服していく事ができます。そして、こう言った嫌悪感をある程度、払拭することで、夫婦関係を修復していくための行動もとりやすくなります。

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