家庭の居心地が悪いと言われた

こんにちは。夫婦やりなおし相談室アシスタントの森田です。

今日は、別居や離婚の原因になりやすい、家庭内の居心地について、お話ししたいと思います。「俺の居場所がない!」とか「居心地が悪いから、もう家を出て行く」というのは、よく旦那さんからでで来る話ですね?

そんな言葉を聞くと心も折れてしまいそうになります…。

ただ、確かに、家庭内の居心地が悪ければ自宅に帰ってくる時間がどんどん減っていきますが、逆に良くして行く事が出来れば、夫婦の共有時間も増えますし、関係もどんどん良くなっていくはずです。

そこで、今回は、家庭内の居心地が悪い場合の対策についてお伝えします。

人は見たいものを見る

私の住んでいる静岡は温暖な気候ですが、ここ数日寒さも緩んできました。コートではなく、セーター姿の人も増えてきました。春のファッションが気になってきます。

すると、街を歩くと妙にセーターを着ている人が目についたりするようになりました。私の意識が女性の春のファッションに向いているからですね。

図解
私たちは、このように、見たいものを自分で選んで見ているものです。正確に言えば、自分が見たいと思っているものが目につくということです。

家庭内の居心地は妻の見方で変わる

これは、家庭内の居心地を考える時も同じです。

例えば、旦那さんの浮気を疑っている時は、旦那さんの怪しい行動ばかりに目がいってしまいます。

携帯をトイレにまで持って行ったぞ!別居することを計画しているのではないか?何かやましいことがあるんじゃないか。手帳にイニシャルだけ書かれているのは浮気相手との約束じゃないのか?など。

疑いの目で見てしまうことの図解

また、ご主人に対してイライラ怒りばかり抱いている時には、ご主人の些細な問題行動まで見逃しません。

また靴下を裏返しにしたまま脱いで。私の仕事を大変にしようとしているんじゃないのか。テレビを見たままご飯を食べて。あっ、こぼした。汚い!お風呂上がりの脱衣所がビショビショ。全く次の人のことを考えていないんだから!

「ご主人の欠点を見つけよう、浮気の証拠を押さえよう!」と意識がそこにあると、そればかりが目に付いてしまいますし、なんでも浮気の証拠に思えてきてしまいます。

自分がこのように、相手の問題点にばかり視点を向けるようになると、ご主人も途端に、家庭内が居心地の悪いものになり、別居や離婚問題にまで発展してしまいます。

科学的な実証

このように人は、一度「こうだ」と思ってしまうと、それを連想するようなものの見方しかできない…というのは、科学的にも証明されています。

スタンフォード大学のAaron C.Kay博士は、次のような実験を行っています。

論文
出典:ScienceDirect

学生を半分に分けて片方のグループには激しい競争にさらされているビジネスマンを連想するようにさせました。例えば、重役の会議室などに行き、ブリーフケースや椅子などに触るなどのことを行います。一方残り半分の学生には、鯨とか歯磨き粉のようなどうでも良いことを連想させました。

その後、穴埋め式で英単語を完成させるという課題に取り組んでもらいます。課題は下記のようなものです。

穴埋めをして単語を完成させてもらうのですが、ビジネスマンを連想させたグループは、70.6%の人が「COMPETIVE(競争的)」という単語を完成させました。一方、鯨などの全く別のことを意識した上で単語を完成させたグループは「COOPERATIVE(協力的)」などの別の単語を完成させ、競争的と答えた学生は42.0%に留まったのです。

実験のグラフ
このように人は、ある特定のイメージが最初にあると、それ以降、何かの物を見聞きしてもそれが特定のイメージに関連している物としか思えなくなってしまうのです。浮気しているのでは?と思えば、あらゆる物が浮気の痕跡にしか思えなくなってしまうのと同じ事ですよね。

家庭の居心地が悪い時の対策

もちろん、ご主人の問題行動を無視する必要はありません。しかし、「問題を見つけよう」という視点を持ってしまうと、必要以上に、問題行動ばかりが目についてしまいます。

ですから、旦那さんの問題行動があれば、それはそれで指摘していく必要がありますが、それが終わったら、自分の見方をリセットしていきましょう。

例えば「ご主人の優しいところを見たい!ご主人の真面目なところを見たい!ご主人の頼りがいのあるところを見たい!」と、見たいものを変えられるように自分自身に働きかけていきましょう。

別居や離婚問題の原因になりやすい、家庭内の居心地は、実は、このように自分の物の見方が、元々の原因になっているということが多々あります。一度、確認してみてくださいね。

まとめ

相手のことをどう見るか?ということが、結果として相手の家庭での居心地に大きく影響を与える事になります。相手のことを問題人間だと見なしているのか?それとも、本来は親切な人なのだと思っているのか?ということで変わっていきます。

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よくあるご質問

ここでは『家庭内の居心地が悪いなら、これを見直そう』について、よくある質問をQ&A形式でお答えしていきます。

家に帰りたくないという夫。離婚問題に発展する?

【Question】
夫は最近「家に帰りたくない」と伝えてきています。とは言っても、特に何かできると言うわけではないので、そのまま放置してます。何もしなければやはり離婚問題に発展すると言うこともありますでしょうか?

【Answer】
やはり「家に帰りたくない」というのは、相手からのSOSであると判断できますので、何もしないでこのまま放置しておくと言うことだと、将来、離婚問題や別居などに発展するという可能性は充分あると思います。

「何かできる訳ではない」というのは、実際に相手から理由や気持ちを聞いてから判断した方が良いと思いますので、まずは「そのように感じる理由」について尋ねてみてはどうでしょうか?

家に居場所がない。どこに行くのが良い?

【Question】
自分は夫です。家庭内の居心地が悪くて、正直、家に帰りたくありません。とは言っても、仕事後、時間を持て余しています。どこに行けば良いでしょうか?

【Answer】
仕事後、自宅にまっすぐ帰りたくないというお気持ちなのだと思います。家庭内に居場所がないということだと、帰宅するのは億劫になりますよね。ただ、自宅にいる時間を短くする、というのはやはり表面的な対応にしかならないと思いますので、別の解決方法も少しずつ考えてみてはどうでしょうか?当面、どこか気持ちが安らげる場所に避難するとしても。

別の解決方法というのは、奥さまに対して率直に自分の今の気持ちを告げてみるということです。もちろん、それを伝えれば、すぐに問題が解決するとは限りませんが、今後の布石にはなっていきます。

また、「話をしても、全く相手にしてくれないのだ」などのこともあるかもしれません。その場合は、やはり「現状の夫婦関係」を変える必要があると思います。どちらにしても、まずは率直に自分の気持ちを伝える。そこから奥さまの反応をみて次の対応を考えると言うことになると思います。

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