別居になったもののパートナーが結婚指輪を外さないでいてくれることがあります。これは、全般的に良い兆候ですが、同居に戻すためには慎重に対応してください。ここでは、指輪をを付けたままのパートナーの心理や接し方などについて詳しく解説します。

別居後も指輪を外さない相手の心理

別居後も指輪を外さない相手の心理にはいくつかの可能性があります。指輪は結婚やパートナーシップの象徴であり、それを外さないという行動は多くの感情や考えを示しています。そこで代表的な心理をいくつかとりあげ解説します。

心理についての図解

やり直す気持ちがある

夫婦として、やり直す気持ちがある場合、別居後も指輪を外さないことがあります。パートナーが夫婦関係の修復に対して希望や意欲をもっているということです。別居にはなったモノの、離婚すると言うことまでは考えておらず、将来は自宅に戻ってくるなどの気持ちがあります。指輪は結婚の象徴であり、それを継続して身につけることで、自分の結婚生活に対してのモチベーションを保っているという側面もあります。

感情的な繋がりをもっておきたい

物理的距離ができても、感情的な繋がりを持っておきたい場合、別居後も指輪を外さないことがあります。確かに別居になったので、物理的距離はできてしまいます。しかし、感情的な繋がりまでは断ちたいとは思っておらず、もし別居に至った原因などが解決されれば、その時点で自宅に戻るなどのことを考えている可能性があります。このような心理状態の人は、現在の状況を一時的なものとみなし、時間が経つにつれて関係が改善することを期待しているということです。

体裁のため

周囲への体裁のため、別居後も指輪を外さないということもあります。これは会社などで結婚指輪を外したことに気づかれてしまうと、いろいろな噂が立ったり、質問されたりするなど事態を避けたいという気持ちになっています。通常、指輪は結婚生活が上手くいっていることの象徴とみなされがちです。そのため、それを突然外したとなれば周囲からいろいろ心配されてしままいす。あるいは、一方的に否定的な評価を受けることもあります。こういった体裁の問題があり、指輪を外さないことにで、外見上は以前と変わらない夫婦関係を維持しているように見せかけます。ただ、たとえは体裁のためであったとしても、離婚を決断しているわけではないため、十分修復できる見込みがあります。

別居後、指輪を外さない相手との接し方

別居後に指輪を外さない相手との接し方については、慎重に進める必要数あります。適切に対応ができれば、別居解消にも繋がります。具体的なポイントをとりあげお伝えします。

接し方についての図解

問題点を取り上げる

まだ相手が結婚指輪を付けたママという場合、同居の再会を考えている可能性があります。その際、別居に至った問題が解決すれば、それに同意してくれる可能性があります。そこで、別居に至った問題点を率直に取り上げてみてください。根本的な問題や誤解を明らかにし、それらに対処することで同居に戻せる可能性があります。

日常会話の重視

問題解決などが早すぎると感じる場合、日常会話ができることを目指してください。日常会話をすることは、心理的距離を縮めることに役立つからです。そして、それは別居がもたらした緊張や不和を和らげ、お互いに対する理解と信頼を徐々に再構築することに役立ちます。これは将来、夫婦問題について話し合いをする前の、お相互の心を開くための基盤づくりにも役立ちます。

体験談『指輪を外さない夫と、別居解消できた』

子供への接し方が原因で別居になり、その後問題を解決した方から、ブログ読者さんの役に立てればと言うことで、体験談を送ってもらいました。ここで紹介させていただきます。お役に立てれば幸いです。

子供への接し方が原因

妻である私の子供への接し方が原因で別居することになりました。私はしばしばストレスが溜まると、気づかないうちに子供に対してヒステリックになってしまい、それが夫を怒らせてしまっていたのです。夫は不満を蓄積させ、結果的に別居へと至りました。

指輪をしていることに気づく

別居後、夫は子供との面会のために家を訪れることがありました。そのときに、夫がまだ結婚指輪を外していないことに気づいたのです。この小さな発見が、私にとっては大きな希望になりました。もしかすると、どうにか別居を解消できるのではないかと思ったのです。完全に離婚を決意していれば、既に指輪は外していると思うからです。

問題について話す

そこで私は、夫婦やり直し相談室への相談しました。相談室で私たちは、子供への接し方について率直に話し合うことが勧められました。もちろん、一方で子供への接し方も改善していきました。そして、夫と話し合い、自分の行動を深く反省している事を伝え、子供に対する接し方を根本から見直しました。私は子供に対して注意するときも、もっと落ち着いて対応することを約束したのです。

同居に戻すことを約束

すぐに同居に戻るわけではありませんでしたが、少しずつ努力が実を結び始めました。子供への接し方が改善されるにつれ、夫もその変化を認めてくれました。そして、今の別居先の賃貸を解約した後、同居に戻ることを約束してくれたのです。心から嬉しく思っています。

まとめ

ここでは、別居になったものの、相手が結婚指輪を外さない場合の対応について解説しました。体験談などを参考に自分の問題解決に役立ててください。また、さらに具体的な方法については専用ニュースレターで公開しています。今なら無料登録できますので下記のフォームよりご登録ください。

よくあるご質問

ここでは『別居後もパートナーが指輪を外さない』について、よくある質問をQ&A形式でお答えしていきます。

指輪を付けたままの夫の気持ち

【Question】
私たちは結婚後、夫婦喧嘩が繰り返され別居をすることになりました。非常に辛いです。もしかしたら離婚になるのではとも心配していますが、夫が別居後も結婚指輪を外していないことが、私の希望になっています。

時々夫は着替えなどを取りに自宅に寄りますが、その度に指に結婚指輪をしているのが私の目に留まります。夫はまだ私たちの関係に何らかの未練があるのかなと思います。ただ、本心ではどう思っているのか分からないので、尋ねることは躊躇してしまいます。夫のこの行動をどう解釈すれば良いでしょうか?

【Answer】
ご相談ありがとうございます。夫が別居後も結婚指輪を外していないことは、さまざまな解釈ができます。一般的には、結婚指輪は夫婦の絆や愛情の象徴なので、それを身につけているということは、少なくとも夫の心の中に、夫婦関係を続けていく気持ちがある、余地があるということを表していると考えられます。ただ、今の段階で指輪の意味について相手に尋ねることは難しいと思います。それを伝えると、逆に夫が指輪を外すという行動に出ても良くないですよね。今は、夫との心理的な距離を縮めることに焦点を当て、日常の小さな会話から始めてみてはどうでしょうか。

関連記事

別居に関する関連記事をご紹介します。併せて読んで頂ければと思います。

別居婚が子供にどう影響する?

子供への影響について
週末だけ帰宅するなどの別居婚。子供にどう影響するのかについて解説します。詳細は下記よりどうぞ。

参考ページ:別居婚が与える子供への影響。デメリットや対応方法など解説

子育て後に別居した夫婦

子育て後に別居した記事
ここでは、森田の知人の話をお伝えします。子供が育ってから別居を開始した夫婦の事なのですが、その後も旅行や買い物にも一緒に行っているのです。詳細は下記よりどうぞ。

参考ページ:不思議な別居生活をする夫婦

環境が別居にどんな影響を与える?

環境が別居に与える影響についての記事
例えば、夫が別居した後、家庭内を一掃してしまうおうと環境をガラリと変えてしまうことはありませんか?実は、そういったことをしてしまうと、別居が長引いたり、同居に戻せなくなる原因にもなるのですが…。詳細は下記よりどうぞ。

参考ページ:環境が別居に及ぼす影響