別居のきっかけは、人それぞれですが、
あなたは、どんなきっかけですか?
私は、自分が夫に手をあげたときです。
私は一度だけ平手打ちしてしまったことがあります。
この一撃が、別居を決定づけたといってもいいかもしれません。
夏休みでした。
私の実家に家族みんなで帰省していました。
実家の両親は夫婦仲がうまくいっていないことも知っていましたが、
それでも孫のため、娘(孫)のために、なんとか夫婦仲が修復してくれたらと、
帰省中もいつも通りにもてなしてくれました。
またその日は、次女の誕生日でもあったため、
実家の両親も子供たちもお誕生日会の準備に忙しくしていました。
しかし、夫はずっとスマホをいじってメールばかりで。
実はその前の月の夫の携帯代が10万円を超えていたんです。
また、丁度その時期に、浮気の証拠もボロボロと出てきていて…。
浮気相手の名前、誕生日、職業、顔写真など、
パソコンのチャットのプロフィールからわかっていました。
そんなことを知っても仕方がないのに、
その時は浮気相手のことが知りたいと強く思っていました。
私より若いの?
私より可愛いの?
どこでどんなことをしている人なの?
どこで出会ったの?
何時から続いているの?
相手のことも、夫の浮気のこともある程度わかっていましたが、
それを口にすることなく、自分の中で飲み込んで過ごしていた1ヶ月でした。
離婚しないで済むのなら、夫婦関係が修復できるのなら、私が言わなければいいんだ。
墓場まで持っていこう。そんな想いでした。
でも、精神的にギリギリだったんですよね。
夏休みの帰省中、スマホばかりいじっている姿を見て、
「私の実家に来てまで浮気相手とチャットしているの!?」
「娘の誕生日なんて祝う気がないんだわ!」
そう思った私は浮気の証拠を握っていることを告白し、
「スマホばっかりいじっていて何なの!」
「携帯見せなさいよ!」
と強く責めてしまいました。
ロックがかかっていたので暗証番号をききだすと、それは浮気相手の誕生日でした。
もうここで完全に心が折れてしまいました。
私の誕生日でなくても、せめて娘の誕生日だったらと…。
浮気相手のことをいろいろ調べてしまっていたからこそ
4つの数字の羅列がすぐに浮気相手の誕生日だとわかってしまったんです。
身体が勝手に動いていました。
左ほほを平手打ちしていました。
そこからは両家の親を巻き込んでの話し合い、
そのまま別居へとあっという間に進んでしまいました。
今思うことは、浮気の証拠が思わぬ形で出てきても
衝動的な行動を取ってはいけない、ということ。
あなたも、動揺は仕方がないかも知れませんが、
行動は慎重にとってくださいね。
衝動的な行動は、取り返しの付かないことになることもありますし
自分の思いとは異なる方向に事態が進んでしまうと言うことだってあります。。