旦那と一緒に生活していると「いつもこのパターン!」「どうして、毎回この人はこのような言動をとるのか」と思ってしまうことはありませんか?旦那の性格が悪いと感じる瞬間があると、今後の結婚生活に不安を感じることもあるかもしれません。そこで、性格が悪いと感じる旦那の性格の特徴と、どう対処すればよいのかについて解説します。
性格の悪い旦那の特徴
性格が悪いといっても、その性格を人がどう評価するかはさまざまです。そのため、画一的にその特徴を取り上げることは難しいですが「性格の悪さ」についてよく相談されるパターンを挙げておきます。「こんな性格でよく妻が悩まされる」というものになります。
自己中心的
夫が自己中心的である場合、妻はよく悩まされます。夫は自分のニーズや欲求を優先しているため、妻や家族はそれに振り回されることが多くなったり、我慢を強いられることがあります。夫は自己都合で大事なことも、ちょっとした事も決断し、妻の考えや予定など考慮することがありません。自分のことは妥協しませんが、妻のことは妥協するように言うことが多くなります。このような態度があると、妻や家族は夫に対してストレスと不満を感じてしまいます。
参考ページ:自己中な夫に悩む!自分の事しか考えない旦那の特徴や対処法など解説
支配的
支配的な性格を持つ夫は「自分の言うとおりにするように」ということを態度や言葉で示してきます。子供や妻に対して、自分が思ったとおりに行動してくれないと、怒りを持つこともあります。場合によっては、日常生活の細かい面までコントロールしようとするため、妻は自分の自由や選択肢が制限されていると感じて、生活に圧迫感を感じます。
悲観的で惨めな発言
パートナーの欠点ばかり指摘したり、何かコメントをしてもすぐに悲観的でみじめなことばかり言うということがあります。これは「惨めな夫症候群」とも言われ、ホルモンの変動や過敏、ストレス過多などが原因で起こることがあります。このように悲観的なこと、惨めなことばかり言われると、妻としてもネガティブな考えになりやすいです。
参考ページ:5 Signs of Miserable Husband Syndrome & Tips to Cope
非協力的な行動
非協力的な夫に対して、妻から性格が悪いと思われることがあります。例えば、家事や育児などには関わろうとしなかったり、地域の活動や学校行事などにも参加しません。一方で何か問題があれば、その責任を妻に押し付けるなどの特徴があります。夫が非協力的なため、妻は何でも一人で負担を背負うことになります。分担に不均衡が生じているので、妻はその事をしんどいと感じたり、孤独を感じるということがあります。
すぐ批判する
批判的な性格の夫に対して、妻が性格が悪いと感じてしまうことがあります。例えば、TVを観ながら文句ばかり言う、会社の批判ばかりしているというようなことが該当します。また、批判が外に迎えのではなく、妻の行動、選択、外見、さらには意見や考え方などに及ぶこともあります。妻は旦那の否定的なコメントを聞く度にウンザリしてしまいます。妻がしたことに対して感謝するよりも、不足や間違いを指摘することに重点をおきます。
不誠実
不誠実な性格の夫は、嘘をついたり、隠し事をしたり、誤解を招くような行動を取ることで信頼を損ねるという特徴があります。妻としては「夫はいつも隠れて何かをしている」などの疑心暗鬼な気持ちを抱きやすく相手のことを性格が悪いと見なしてしまうことがあります。このような不誠実な行動が繰り返されると、夫婦間の安定感がなくなり、どこかいつも落ち着かない気持ちになってしまいます。不誠実さは、夫婦間の信頼を揺るがすものです。
怒りっぽい
しばしば些細なことで激しく怒る旦那の場合、妻が「性格が悪い」と見直すことがあります。妻や家族に対して声を荒らげたり、攻撃的な態度を取ったりします。夫はストレスに直面すると、感情をコントロールするのが難しいと言った特徴があります。また、些細な不満に対して、過剰な反応をとることが多いため家庭内は何かと緊張した状態になり、妻としては気が休まらない事が多いです。
旦那の性格が悪いことで生じる問題
夫の性格の悪いと感じることで、日々の生活に影響を及ぼしてしまうことがあります。それは小さなことから、大きな問題までさまざまです。そこでここでは、夫の性格が原因で生じる具体的な問題点について整理してお伝えします。
ストレスを感じる
非協力的、批判的、あるいは怒りっぽいなど、さまざまな夫の性格で妻や家族がストレスを感じるということはよくあることです。例えば、非協力的な夫の態度は、妻だけに負担がのしかかり、不公平感を感じるといったメンタルの問題も生じます。あるいは、批判的な性格は妻の自尊心を損ない、自分に自信が持てなくなってしまうということにつながります。このようにストレスが生じるという問題があります。
コミュニケーションがとりにくい
性格に問題があると、夫婦間でコミュニケーションをとることが難しいということがあります。たとえば、ご主人が共感的な聴き方をしてくれなかったり、場合によっては批判的な態度をとられてしまうと、話しかけることも不安に感じてしまいます。率直で素直なコミュニケーションではなく、どこか構えてしまうような会話になってしまいます。また、相手に誤解を与えると面倒なことになりそうだなどの不安から常に緊迫した雰囲気が生じることもあります。
妻の負担が重くなる
夫の性格が批判的、あるいは非協力的だったりすれば、妻は夫に対して助けを求めることが困難です。仮に、自分が夫に助けを求めると、いじわるで何もしてくれなかったりするため、余計メンタルが落ち込みます。その結果、妻は家事や育児といったことを独力で対応することになり、精神的にも肉体的にも負荷が大きくなります。
旦那の性格が悪い場合の対処法
もし旦那の性格が悪くて困っている場合、何かの対処をしたいものです。そこでここでは、そんな時の具体的な対応策を整理してお伝えします。
セルフケア
もっとも先決なのは、セルフケアです。自身の精神的、感情的な健康を大切にすることを進めてください。具体的には、適切な睡眠、バランスのとれた食事、定期的な運動、瞑想やヨガなどのリラクゼーション技法などがあります。これらはストレス耐性を高め、ポジティブな心理状態をキープするのに役立ちます。
また、趣味や友達との交流時間など、積極的に外出することも大切です。こういった行動は気分転換につながり、夫とのストレスの影響を軽減することができます。夫以外の人間関係も大切にしてください。
相手の長所に注目する
旦那の性格の悪い面はどうしてもインパクトが強くて心に残りやすいものです。ただ、一方で長所や良い点が一切ないという人もいません。そこで、欠点に焦点をあてるのではなく、長所や肯定的な側面似目を向けることも考えてみてください。今すぐにはそれが難しいかも知れませんが、気持ちに余裕ができてくれば、少しずつ目を向けることも必要です。
このアプローチは相手のためにするわけではありません。相手の問題点や欠点ばかりに目を向けていると自分の不快な気持ちが続いてしまうので、それを回避するために進めてください。
パートナーの長所に注目して、その点を高く評価するとカップルの絆や関係性はより強くなっていきやすいです。実際159組のカップルを対象にそれぞれの長所や短所をどう評価しているのかといったことを調査すると、長所を高く評価しているカップルほどより親密な関係を築けていました。短所に注目すると、どうしてもイライラしてしまいますが、長所に視点を移すと自分の心の平穏さ、関係性を変えていくことになります。
参考:Happy Couples Focus on Each Other’s Strengths
境界線の設定
境界線の設定は、相手との関係に明確な線引きをするという対応です。あまりにも相手の欠点や問題点に自分が巻き込まれすぎないようにするためのものです。具体的には、自分の許容できる行動の限界を明確にし、夫に対してこれらの境界をはっきりと伝える必要があります。例としては「侮辱的な言葉を使われたくない。そういった発言がある場合は、私はあなたとコミュニケーションをとることができない」などのようにです。相手のどの性格に対して対応するかによって、発言すべきフレーズはことなりますが要領は同じです。
旦那の性格が悪い場合の注意点
旦那さん性格は、一朝一夕に変わるものではありません。そこで、下記の注意点にも気を配ってください。
相手の性格は否定しない
旦那の性格が悪いと感じられる場合の対応で重要なのは、相手の性格そのものを否定してはいけないといものです。性格を変えて!と伝えることは相手を否定していることになり、不適切です。性格ではなく、相手の具体的な行動を改善するよう促してください。
長期的視点で取り組む
旦那の性格が悪いと捉える場合、問題を解決しようとするときには短期的な改善を目指すのではなく、中期的な視点で取り組むことが肝心です。性格や行動パターンは長年にわたって形成されてきたものであり、短期間での変化を期待するのは非現実的だからです。焦らず進めてください。
まとめ
今回は夫の性格が悪いと思ったときにできる対処方法や注意点などについてお伝えしました。相手の性格そのものを変えることはできませんが、夫婦関係は変えていくことができます。その点を忘れないようにしてください。夫婦関係を変えるための具体的な方法は修復ニュースレターでも公開しています。今なら無料購読できるので、下記のフォームから早速登録しておいてください。
よくあるご質問
ここでは『旦那の性格が悪い』について、よくある質問をQ&A形式でお答えしていきます。
旦那がキレると面倒
【Question】
今、夫の怒りっぽさにとても悩んでいて、どう対処すればいいのかアドバイスをいただきたいです。
夫は何かにつけてキレやすいです。些細なことであっても気に入らないことがあると、大声を出したり、物にあたったりすることがしばしばです。たとえば、夕食の準備が遅れただけでイライラし始めたりします。
私はいつも彼がキレるのを避けるように細心の注意を払って生活していますが、とても疲れてしまいます。一度切れてしまうと、しばらく怒ったままなので非常に面倒です。このような夫にどう対応すれば良いでしょうか。
【Answer】
怒りっぽいということで、そのことで非常にストレスフルであることが伝わってきます。どんなに細心の注意を払っても、予期せぬことで怒りに火がついてしまうという状況もあると思いますので神経を使ってしまいますよね。
ただ、怒りっぽいと言うことは、もしかしたら普段からストレスが蓄積していて、メンタル的にもつねに緊迫した状態なのかもしれません。
今すぐにできる具体的な行動としては、ご主人とのコミュニケーションの「タイミング」を見直してみることです。夫がリラックスしている時に、心配事や不安などがあるのであれば、それを話して欲しいことを促してみてください。例えば「最近、怒りっぽいので心配している。何かストレスになることや心配になっていることがあるのなら話をして欲しい」というような形です。
なかなか怒りっぽい相手に対応することは困難もあると思いますが、あなたの愛情深い思いは、きっとご主人にも伝わるはずです。それを信じて、できそうなタイミングで進めてみてください。
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