こんにちは!!夫婦やりなおし相談室のアシスタント椋田です。今日からブログを新たに執筆担当することになりました。よろしくお願いします。
今日は私の体験談や義母との関係が悪化することの弊害など、話をしたいと思います。

義母との関わりは難しいですよね。夫婦関係にもモロに影響しますし…。
義母と仲が悪いことの弊害
ここでは、義母と妻の仲が悪いことで、どのような弊害があるのかについて解説します。一通り把握しておくことで、今後の状況改善に役立てることができます。
同居が辛い
義母と仲が悪いにもかかわらず、同居しなければいけない時があります。このような場合、家庭内の空気が悪くなり、気持ちが落ち着かなくなってしまいます。本来、安心できる場である家庭が、途端にしんどい場所となります。
無視されて不快になる
仲が悪いと電話で連絡をとったり、直接会って話をしようとしても無視されることがあります。このような無視が続いてしまうと、不快な気持ちになり、顔をみたくなくなるという悪循環になりがちです。妻が義母に対して嫌悪感を持ってしまうキッカケにもなります。
実母と義母の仲が悪くなる
義母との関係が悪いと、その愚痴を実母にも伝えてしまうことがあります。そうすると、実母も義母に対して良い見方が出来ません。結果として、実母と義母の仲が悪くなってしまうということになりがちです。
夫が義母の味方になる
妻と義母との関係が悪いと、夫が自分の母親側に立ってしまうことがあります。こうなってしまうと、義母と夫との間で、妻の悪口などで盛り上がるようになってしまい悪循環です。究極は、夫婦関係の悪化につながります。
体験談『義母と仲が悪くなり疎遠』
ここでは、アシスタント椋田の体験談をお伝えします。義母との関係に悩む場合、ぜひさんこうにしてください。
バツイチの彼と出会う
30代前半で出会った前夫はバツイチで、前の奥さんとの間に子供が一人いました。
自営業の彼の仕事を、前の奥さんが時々手伝うこともあり、離婚したとはいえお付き合い当初から何かと気になる存在でした。正直、あまり気分の良いものではありません…。(この話はまたいずれ)
義母との出会い
彼との入籍が決まった数日後に初めて義母を紹介されました。義母は物静かなおとなしい人というのが最初の印象でした。
私は、大切な彼の母親との食事会で緊張もしていましたが、自分をよく見せたい気持ちもあり、彼と義母との会話を取り持つのに必死だったのです。
急激に親密になる
前の奥さんの存在が彼の中でいまだに大きいように感じていた私は、彼女よりも義母に気に入られたいと思いました。
そこで、義母を紹介されてから間もなく、私は義母を誘い二人で出かけるようになりました。前の奥さんと違って私は義母とうまくやれている、と彼に思ってほしくて、会うたび義母の話に熱心に耳を傾けたのです。
彼との間に子供が生まれてからは、孫の世話を兼ねて義母は頻繁に顔を出すようにもなりました。義母のほうも、しばらく疎遠だった息子と新たに生まれたかわいい孫との距離を、私と付き合うことでなんとか縮めようとしていたのだと思います。今振り返ると、当時の私と義母の距離感と会話は、10代の女の子同士のようであったと思います。
前の奥さんの悪口を言われる
はじめ義母と私の会話は、彼の幼少時代の話や、義父亡き後に義母がどう生きてきたか、といった内容が中心でした。そのうち義母は、前の奥さんに対して不満に思っていたことを私に話すようになりました。
- あの子(前の奥さん)はおとなしいというより、暗くて何を考えているのか分からない子だった
- あの子(前の奥さん)は目が大きくてきれいな顔立ちはしてるけど、もともとすごく色が黒くて(夫)も当時嫌がっていたよ
- 孫も欲しいものあるかって聞いても何も欲しがらないし、子供らしいところがなかった
当時の私はこの義母の発言に嫌悪を感じるどころか、優越感を感じていました。地元では美人で有名だったらしい前の奥さんにコンプレックスを感じていたので、彼女の欠点を(全く欠点でもないですが)聞いてほっとしたような気持になりました。
また夫は、“二人を幸せにしてやれなかった”という気持ちが強く、前の奥さんと子供さんに多額の養育費と生活費を渡していました。そのため私たちの生活は余裕がなく、その不満が彼女に対する敵対心につながったのだと思います。一番分かり合えている親友のような顔をして、義母の話す他者の悪口を親身になって聞く日々が続いたのです。
次第に何でも打ち明けるように
義母が胸に秘めていた他者への不満を聞くようになって、私も気を許し少しずつ本音を話すようになりました。彼と喧嘩した後は彼に対する不満を義母に話しました。
「それはあの子(夫)が悪いわー」。
「大変だったね。あの子は昔から頑固で付き合いにくい子なのよ」。
共感してもらえたことで私は気をよくし、なんでも義母に話すようになったのです。
次第に義母の欠点が目に付くようになる
ところが義母とのお付き合いが深まる一方、私は義母の言動が気に障るようにもなりました。例えば、私が以前とてもお世話になった方が経営する喫茶店に義母を連れて行き紹介した時のこと。
「私コーヒー大好き。普段はコーヒーしか飲まない」
という義母の発言に張り切ってコーヒーを淹れる恩人であるオーナー。ところが義母は一口飲んだだけでそのあと一切口をつけなかったのです。何かと支えてくれた恩人に対する幼稚な行動に腹が立ちました。オーナーも口にこそ出さないものの不満げな表情。
“無理してでも飲み干してくれたらよかったのに。いい年をしてなんて人だろう”
義母はもともと幼稚な言動がある人で、はじめはそれを義母の個性だと捉えていた私も、非常識な人、という印象を持つようになりました。この頃、私と同じく、いえ、もしかしたらそれ以上に義母も不満を溜めていたと思います。
内緒話が夫の耳に入る
ある日、帰宅した夫が開口一番「お前、俺が“約束した新しい洗濯機をいつまでたっても買ってくれない”ってブーブー言ってたらしいな。文句があるなら直接言えよ!」と怒鳴られ、しばらく呆然としていた私。
「え、ちょっと待って。その話何で知ってるの?お母さんにしか話してないのに!」
どうやら私がここだけの話、と思い打ち明けていた話の多くを、義母は夫に伝えていたのです。
あとで「母親だから息子に言って直させないといけないと思って」と話してくれましたが、義母に話した明らかに私の立場が悪くなるような内緒話も、夫の耳に入っていたことがわかりました。
私は私で、夫の過去に関する聞きたくないような話を聞き、義母の立場が悪くなると知りながら黙っていられず、夫を問い詰めたこともありました。そうこうするうちに義母と私は内心互いに嫌悪するようになり、夫からの厳しい忠告もあり、距離が開いていったのでした。
義母と関係悪化した
一時は友人より一緒にいる時間が長かった私たちでしたが義母と、疎遠になった後、夫と私は離婚したため、義母とはそれっきりになってしまいました。
こうなったのも、お互い相手との関係に打算があったことと、距離が近くなりすぎたことが原因だと思います。
息子(私にとっては夫)にいいところを見せたいために、はじめは自ら距離を縮めようとしますし。同性ゆえ何となく話が合うような気にもなるのですが所詮は夫のお母さん。
また年代が違えば価値観も大きく違います。スープの冷めない距離、とはよく言いますが心理面においても近すぎず適度な距離を保っていれば嫌な思いをすることもなかったのに、と後悔しています。
今となっては私にとっては良い経験ですが、あなたも夫の両親、特に義母との関係には十分お気を付けください!
まとめ
今回は、義母との関係悪化することでどのような弊害があるのか?などお伝えしました。体験談も参考に、少しでも関係改善に役立てていただければと思います。また、具体的なノウハウについて、専用ニュースレターを下記より無料登録してください。
よくあるご質問
ここでは『義母と仲が悪い』について、よくある質問をQ&A形式でお答えしていきます。
義母に嫌味を言われ落ち込む
【Question】
義母が嫌味を言い、精神的にとても辛い思いをしています。義母は直接的に攻撃するわけではないのですが、会話の中でさりげなく挟まれる嫌味が多く、何度も心に引っかかります。夫に相談したこともありますが、『気にしすぎ』と言われて、取り合ってくれません。この状況が続くうちに、自分が悪いのかと自信を失い、義母との接触があるたびに吐き気がします…。
【Answer】
嫌味を言われると辛いものがありますよね。義母さんと関わりたくないという気持ちになって仕方がないと思います。単純に極力連絡を取らないという風に進めても良いかとは思いますが、義母さんが嫌味を言う理由が「寂しいから」などのことがある場合、余計状況が悪化することもあります。なので、よくよく相手のことを観察し、行動の背景にある動機を確認してから対応するようにしていきましょう。表面的に「こうすれば良い」ということではないと思いますので。
悪口を言われ、離婚も考えている
【Question】
最近、義母と夫が私について話している会話を耳にし、私のことを馬鹿にしたり、批判する内容であることが分かり、とてもショックを受けています。義母は私に直接はっきりと何か言うことは少ないものの、夫と二人の会話の中で私を非難する発言が繰り返されています。それを知ってから、夫に対する信頼も大きく揺らぎ、離婚も考えています。
【Answer】
義母が夫と2人で文句を言っていた…ということがあると、ショックも大きいですし、離婚しようかとも思ってしまいますよね。ただ、一時的なことである可能性もあります。そのため、直ぐに離婚を決意するのは時期尚早だと思います。ご主人の様子をしばらく観察して、それでも悪口が止まらないようであれば、ご主人に対して直接話しをする機会などを設けていきましょう。しかし、今はまだ観察の段階だと思います。