「分かる」ということの誤解

夫婦関係の修復のことについて話しを聞いても「そんなことは知っている」という反応をする人がいます。例えば「夫婦関係の修復をする際には、相手の話しをしっかり聞くことが大事」と聞いても、そんなのは知っているという具合です。

しかし、「知っている」ということと、「分かっている」ということには大きな差があります。

夫婦関係の修復は「知っている」だけでは意味がない

「夫の話をしっかり聞けば良いのだ」ということをただ、知っていると言うだけでは、ほとんど意味がありません。実際問題、夫婦関係を修復する方法は、どんな方法を試すとしても、それほど難しいことではないので、多くの場合、聞けば「それは知っている」という反応が多くなります。

(そもそも、聞いても理解出来ないような難しい方法だと、誰も実践できないですよね)

ですが、知っていても、その行動の意図や重要度などを理解して、きちんと行動に移さなければ、どんな方法も意味がないですよね。

夫婦関係の修復について「分かる」と行動が変わる

これを誤解しているので、多くの人が夫婦関係の修復が頓挫してしまいます。

知っていると違って「分かる」というのは、そのことの背景もしっかり理解しているという事になります。どういう意図でその行動をとり、夫婦関係修復の全体の中でどれくらい重要な事なのか?などまで把握しています。

なので、行動が柔軟です。意図が変わっているので、個々の状況に応じてアレンジして行動に移せます。なので、「分かる」というところまで達すると夫婦関係の修復はスムーズになっていきます。

まとめ

今回は、知っていると分かっているの違いから、夫婦関係修復についてお伝えしてきました。最終的には行動に移すことを目指していきましょう。また、さらに修復について詳しいノウハウや行動力を発揮するための専用ニュースレターをご用意しています。下記のボタンをおしてその後、登録フォームよりご登録ください。

よくあるご質問

ここでは『知っていると分かっているの違い』について、よくある質問をQ&A形式でお答えしていきます。

行動する勇気が出ない

【Question】
長い間、夫婦関係の修復方法を学び続けてきましたが、その知識を実際の行動に移せないで悩んでいます。行動に移したいのですが、勇気が出ません。夫婦関係は以前よりも悪化してしまい、1日も早く何か行動をとらないと行けないことは分かっています。ですが「もう少し勉強してから」と思ってしまいます。

夫婦関係修復方法を学ぶことは重要だと思っています。そして、具体的に「こう行動しなければいけない」とも思っています。ですが、その勇気が出ないのです。どうすれば良いでしょうか。

【Answer】
動きたくても、動けないことで自分に対して悩んでしまうことがありますよね。

このような時の原則は、小さなステップから始めてみることです。「スモールステップの法則」重要です。たとえば、毎日数分だけでも夫婦としての時間を持つことから始めることができます。もちろん、もっとハードルを下げて、自分の事から取り組んでもかまいません。最大、自分の勇気の範囲でできる事を進めてみてください。

心理学的には、小さな一歩を踏み出せば、二歩目三歩目はより楽に進められることが分かっています。また、その行動が自分にとって有益であるときちんとした理由づけを理解していることも重要です。

完璧にやろうとせず、また過渡に萎縮したりせず、小さなステップから始め、失敗を恐れずに行動に移してみてください。

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