復縁できる人の話し合いにはどんな秘密がある？

復縁できる人と、出来ない人

別居や離婚問題などで悩んでいる人は、一度は「話し合いをしよう」と考えたことがあると思います。

しかし，話し合いの結果は「しても対立が深まるだけだった」という人もいれば、「話し合いによって復縁できた」という人まで、様々です。

実際の所、話し合いは別居の解消や復縁に役立つのでしょうか？

そこで今回は「話し合いが上手くいく人」とそうでない人との決定的な違いを取り上げます。もしあなたが別居を解消したり、復縁するために話し合いをしたいと考えているのであれば、上手くいく人の秘密を知って、自分の夫婦関係の改善に役立ててください。

こうすれば、話し合いで対立

話し合いは、しても対立を深めるだけになることもあれば、話し合いをすることで別居が解消されたり復縁できたりすることがあります。

その違いは一体どこにあるのでしょうか？

ある調査によると「話し合いで失敗する人」というのは、「意見が一致するところ」を探したり実際に一致点を取り上げることがほとんどなく、話し合い全体のわずか10%以下になるそうです。そして、大半の時間を「夫との対立点」を取り上げている、と言うことが分かっていきます。

そうです、例えば「別居を解消したい」「いや、別居はこのままキープする」など、お互いの意見が対立することを話題の中心として取り上げているのです。

確かに、話し合いというのは問題を解決するために実行するわけですから「この点が意見が異なるので、しっかり話し合いで取り上げよう」と考えてしまっても仕方がありません。

しかし、対立点ばかりを話し合いで取り上げれば、いつまで経っても話し合いは平行線のままです。そして、状況が変わらないことに苛立ち始め、結果として夫婦仲はさらに悪くなってしまったり「もう離婚で良い」のようにさじを投げてしまうことになります。

話し合いで不一致点を取り上げる

では、夫との対立点を取り上げず、何を話し合いで取り上げれば良いのでしょうか？実際に、話し合いで別居を解消したり、復縁できたりする人の秘密に迫ってみましょう。

復縁できる秘密は一致点にあり？

復縁できたり、別居を解消出来る人の多くは、実は話し合いの約40%を「意見が一致する点」を探したり、その話題を取り上げる事に費やしています。ここに復縁に役立つ大きな秘密があります。

例えば…

「あなたと別居についての考えは異なるけれど、夫婦としてお互い目指している点は一致しているのではないか？」
「子育ての仕方は異なるけれど、子供が幸せになって欲しいという点では、お互い意見が一致しているのではないか？」

というように、考えや意見が一致している点を全力で探し、実際にその点を話題にしているのです。

想像してみればスグに分かりますが、「不一致な点」を話し合いで多く取り上げれば上げるほど、当然、雰囲気は悪くなる一方です。

「ここの考えが違う。あそこの考えが違う」と、違う点を言い始めたら普通、キリがありません。話し合いが上手くできないケースでは、このように相違点ばかりに気を取られてしまい、そこに固執しすぎるので、雰囲気は悪くなり、もうお互いの溝は埋まらないなどの間違った結論を導いてしまうのです。

逆に、別居が解消できたり、復縁できたりする話し合いでは一致点により多く目を向けて「ここは一致しているから大丈夫じゃないか？」「細かい点では相違があるけど、方向性は一致している」という会話が多くなるので結果として雰囲気は好転し始め、「絶対に別居を続ける」とか「離婚するしかないのだ」という頑なな姿勢が次第に緩和してくるようになるのです。

復縁する人の秘密は一致点