話し合いゼロでは離婚問題も解決しない?

別居の解消をしよう、離婚の問題を解決しよう…というとき、避けることができないことの1つに「話し合い」があります。話し合いと聞くと苦手意識を持つ人も多いかもしれません。もちろん、話し合いが苦手なら、話し合いの負担を最小限に減らすという方法をとることも出来るのですが、それでも、ゼロという訳にはいかないものです。

「一切話し合いをしない」と言う形を取ってしまうと、かえって離婚問題の解決が遅れてしまいます。

そこで、今日は話し合いを少しでもスムーズに進めるためのコツを1つ取り上げます。

ご相談者様ご相談者様

確かに私も話し合いを何となく避けていました。どうすれば良いか分からないからです。何かコツはあるのですか?

メッセージばかりに注目したら失敗する

話し合いに臨む…というと、多くの人はたいてい「どのようなメッセージを伝えようか」のように、言葉に注目しがちです。

  • 例1.どういう受け答えをすれば良いだろうか?
  • 例2.もしこのようなことを聴かれたら何と返事をしようか?
  • 例3.不倫のことについて、どう問いただそうか?
  • 例4.離婚の要求が来たとき、どう返答すれば良い?

というように、会話の内容にばかり注目しがちです。もちろん、メッセージ内容も準備することは大切です。最低限、質問したい内容や、相手が聴いてくるであろう内容の返答内容については、下書きなどを書いてシュミレーションしておくことも必要でしょう。

しかし、話し合いでは、言葉以外のことも、実は結果を大きく左右するということを自覚しておく必要があります。

解決力を向上させる話し合いの方法

言葉以外のことというのは何か?

例えば、話し合いの際の座席もその1つです。

オハイオ州立大学のリチャード・ベティが学生を対象に行った実験では、次のような結果が得られています。

まず、大学生を4つのグループに分け「授業料を値上げさせて欲しい」という説得を試みました。そして、どの程度の割合で授業料値上げの話しを承諾したか?ということを調べたものです。

グループ1の学生には「心地よいクッションに寝そべらせて話しを聴いてもらう」という形をとります。
グループ2の学生には「硬いソファに寝そべらせて話しを聴いてもらう」という形をとります。

グループ3の学生には「普通のイスに座らせて話しを聴いてもらう」という形をとります。
グループ4の学生には「立ったまま話しを聴いてもらう」という形をとりました。

このように授業料値上げの説得を試みたところ、下記のような結果になりました。

1位.グループ1
2位.グループ2
3位.グループ3
4位.グループ4

つまり、居心地の良い聴き方にしただけで、話し合いで議論が合意に至る可能性が高くなるということです。

話し合いの環境

話し合いの環境が結果を変える、というデータは他にもあります。例えば、「晴れの日」と「雨の日」とでは、どちらが話し合いがまとまりやすいのか?という実験では、「晴れの日」の方が話がスムーズに進むという結果があります。

このように、別居解消や、離婚問題の解決のための話し合いに臨む際には、どういう会話をすべきか?ということも大切ですが、同様に「どのような環境で話し合いを行うのか?」ということも、結果を大きく左右する、ということを忘れないようにしておきましょう。

まとめ

離婚問題の解決や別居解消など、話し合いの目的は様々ですが、こう言った夫婦間の話し合いを行おうとするとき、多くの人がメッセージ内容ばかりにとらわれすぎてしまいます。もちろん、メッセージ内容を洗練されたものにしておくことは、良い結果を得るためにも必要なことです。しかし、話し合いの結果を左右するのはこれだけではありません。

「環境」をどう整えるのか?ということが、話し合いで離婚が回避できるかどうかという結果を大きく変えることになるのです。例えば、どのような場所に座ってもらうのか?これだけでも大きく違ってきます。離婚問題を回避したいとお考えなら、環境にも注意を払って話し合いを進めてください。

離婚問題の解決のためのさらに具体的な方法を相談したいとお考えなら、下記のフォームよりニュースレターに登録してください。ご登録頂くと、夫婦問題の専門家に具体的な方法について無料でご相談頂けます。

ブログより詳しい情報はこちら

ブログではお伝えできないなかった、具体的なノウハウや事例などが満載の「ニュースレター」に無料登録していただけます。下記に普段お使いのメールアドレスをご入力ください。1分以内に別居解消や夫婦関係の修復に役立つニュースレターをお届けいたします。