夫との関係が修復できない理由

夫との関係修復をしていこうと思ったとき、多くの人は目標を立てます。

たとえば「離婚危機を脱して、愛情で一杯にしたい」「以前のような夫婦仲を良くたい」などのことです。

しかし、このような目標を設定することで、かえって夫との関係を悪くしてしまっている…ということがあるのをご存知ですか?今回は、別居の解消や夫婦関係を修復したいと思っている人のための『適切な目標設定方法』についてお伝えしていきます。

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願望や目標は持たない方が良い?と言うことでしょうか?

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後から詳しくご説明しますが、目標や願望は大切です。これが夫婦関係を修復していく原動力にもなるからです。しかし、その願望の持ち方や目標の立て方が重要です

関係を変えられない方法

仮に、現在、あなたが離婚危機にあるとします。夫から離婚の要求が毎日のようにあり「養育費はいくらを払う」「離婚に応じないのであれば別居する」などのことばかり責められているとしましょう。

このような状況の時に「明日には、離婚危機を脱して愛情溢れる関係になりたい」とは、なかなか思えないですよね?

もちろん、中長期的にそのようにしていきたい…という願望はもっともです。

しかし、ここまで極端でなくても、多くの人が同じ失敗をしてしまっています。

そうです、別居を解消出来なかったり、夫婦関係の修復が上手くいかない理由の1つは「最初から、高すぎる願望を最初から抱く」ことにあります。

なぜ、高い願望や目標を持ってはいけないのでしょうか?

理由は簡単で「高すぎる願望や目標は、日常生活に変化を起こさないから」です。目標を設定することで大切なのは、「目標を設定後、日常生活で自分の行動が変化する」ことですよね。

ですが、目標が高すぎると、自分が何をして良いのか?全く見当がつかないので、日常生活に変化を起こせないのです。

目標が高すぎると失敗

最終的には日常生活に違いを生む、変化を起こすことが夫婦関係の修復には必要です。しかし、願望・目標が高い過ぎるとその効果が得られないと言うことになります。

修復に効果的な方法

別居の解消や夫婦関係の修復を考える時には、「小さな目標をつくる」ことが効果的です。

小さな目標というのは、「これくらいだったら、今週中に実行できて、しかも8割くらいは上手くいきそう」というものです。例えば「今週中に、挨拶を1回はしよう」とか「夕食の時にいつも自分がしゃべってばかりだから、一言くらいは質問をしてし相手からの発言を促そう」などのようなことです。

ちなみに、「今週」とか「8割」というのは、主観で「大丈夫そう」と判断したので大丈夫です。これくらいの「小ささ」がある目標を設定し、毎週、着実に実行に移しましょう。

これなら、1年で50個以上の「小さな目標」を達成することが出来ます。つまり、今日から「小さな目標を達成すること」を始めれば、1年後には大きな結果になって返ってきます。

ただ、多くの人は「目標」が大きすぎます。目標が大きすぎることの問題点は、行動に移せないということです。

大きな目標を立てると下手をすれば、「いつか叶えば良いな」という程度の願望で終わってしまい、結局、目標は立てたけれど、日常生活で何の変化も起こせないことが多々あります。

目標を設定することで大切なのは、「目標設定後、日常の行動が変わる」ことですよね。なので、中長期的な目標は考えつつも、「短期的な目標」をきちんと設定し、日常生活に変化を起こすことが重要です。目標にはこの中長期的なものと短期のものと2つが必要です。

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