男性が結婚指輪を外しているのを見て、不安に感じたことはありませんか?結婚指輪は夫婦の絆の象徴という意味合いもあるため、それを外されてしまうと、何か大きな問題があるのではないかと不安になってしまいます。
しかし、指輪を外す理由には、さまざまな要因があります。そこで、男性が指輪を外す心理について深く掘り下げて解説します。相手への理解を深めるための第一歩としてください。
- 指輪を外す心理を知りたい
- 背景にある問題を理解したい
- どうすれば、再びつけてもらえるか分からない
男性が結婚指輪を外す心理
ここでは、男性が結婚指輪を外す心理には、どのようなものがあるのかいくつか典型的なものを取り上げ解説します。
妻と距離をおきたい
男性が結婚指輪を外す心理の1つは、妻と距離を置きたいと思っているというものです。妻との親密性を象徴する結婚指輪を外すことによって、夫婦関係に壁をつくりたいという思いです。例えば「今すぐ離婚とかを考えてはいないが、この先、ずっと妻と仲良くやっていけるのかは不明。なので、少し今は距離をとって様子を見たい」などのように感じています。
参考ページ:結婚指輪を外すのは不仲の象徴?改善できる見込みや方法などを解説
離婚したいと感じている
明確に離婚したいと考えているときも、男性が結婚指輪を外すという行動にでることがあります。男性が離婚を決意し、もう戻る事はないという意思表示のために、指輪を外しているということです。このような状況になると、結婚指輪を外すという行動以外にも様々な離婚に向けての行動が見られるようになります。例えば「荷物を整理し始める」「帰宅時間が遅くなる」「仕事の休みの日にも、一緒に過ごすことを控える」などです。
他の女性が気になる
他の女性が気になるので、結婚指輪を外すということがあります。これは、気になる女性に自分が結婚しているということを隠したい、あるいは「夫婦仲が良いと誤解されたくない」などの心理が働きます。実際に浮気が始まっているかどうかはケースバイケースですが、結婚指輪を外すのは、その気になる女性に配慮した行動ということになります。
結婚生活に不満
「自分が期待した結婚生活ではなかった」のように不満を抱えている場合、男性が結婚指輪を外すということがあります。この場合、不満の内容は様々です。例えば「思ったほど優しくしてもらえなかった」「自分の気持ちを理解してくれない」「家にいても癒やされることもない」などのようなものです。こういった心理が働き、結婚指輪を外すことでその気持ちを間接的に表現しています。
仕事に専念したい
男性が仕事熱心な場合、集中するために結婚指輪を外すと言うことがあります。業種によっては結婚指輪をつけていることが、仕事の邪魔になってしまうということがあります。そのため、指輪を外すことによって、仕事への集中力を高めます。また、指輪を外すと言うことで、仕事とプライベートのオン/オフを明確にするなど、マインド的な理由があることも。
妻に反発心
夫婦喧嘩や過去の出来事に対しての恨みなど、妻に対して反発心がある場合、男性が結婚指輪を外すということがあります。率直に不満を告げれば良いのですが、それを伝えると逆に自分が責められてしまうなどの事が懸念される場合、このように間接的に自分の反発心を表現することがあります。どちらにしても不満をため込んでいる可能性が高いです。
束縛されているように感じる
結婚指輪をすることで、男性が「束縛されている」と感じることがあります。指輪をしていることで「自分は既婚者であり、妻の言うことを聞かないといけない」などのような極端な解釈をして、指輪をつけることを嫌がるという人がいます。妻に対してのの思いとは別に、このような束縛感があるということに対して嫌悪感を持ってしまいます。
もっと自由に遊びたい
単純に他の女性や男性と自由に遊びたいので、結婚指輪を外す男性がいます。結婚指輪をつけていれば、夜遅い時間になれば周囲の人が考慮して「家に帰った方が良いのでは?」のように促してくることがあります。また、他の女性も遠慮して自分と親しくなってくれないということがあります。男性が独身時代のようにもっと自由に遊びたいという場合、結婚指輪が足かせのように感じてしまい、それを外すという行動にでます。
結婚指輪を外した男性心理を確かめる方法
男性が結婚指輪を外す典型的な心理については、前述したとおりです。しかし、人の心理は全員同じというわけではなく、人によって異なります。そのため、特定の男性理については、それを直接確かめる以外に理解する方法はありません。そこで、結婚指輪を外した男性の心理を知るための方法についてお伝えします。
時期の特定をする
いつ頃男性が結婚指輪を外したのかを思い出すようにしてください。そして、その時期に何か変化がなかったのかを確認していきましょう。例えば、先月くらいから結婚指輪を外しているということに気づいたら、その時期にどういったことが起こったかを確認したり、「仕事の負担が最近、重荷になってないか?」など心当たりになりそうな原因を尋ねてみます。そういった会話を進めていくことで、結婚指輪を外したことと関連性のある出来事を特定できることがあります。
直接、尋ねる
ハッキリと答えてくれるかどうかはケースバイケースですが単刀直入に結婚指輪を外していることについて本人に尋ねると言うことも出来ます。例えば「どうして最近、結婚指輪を外しているの?」と尋ねることによって相手の気持ちを表明してくれることがあります。ただし、相手が何かを話してくれたとしても、それが真実かどうかは分かりません。
たとえば「結婚指輪を外した理由が妻と距離を置きたい」というものだったとしても、それを直接、妻に伝えることは傷つけることになるのでやめておこう…という心理が働き、別の当たり障りがない理由を伝えてくるかも知れません。そのため、その話しをしているときの相手の表情など、よく観察してみる必要があります。
自分の気持ちを伝える
結婚指輪を外されたことに対しての不安を相手に直接伝えるということも可能です。ただし、相手を責めるような表現にならないよう注意してください。例えば「結婚指輪を外したなんて、まさか浮気でもしようと思っているのではないか?」などのような形で伝えると、相手は責められているように感じ、夫婦関係が後退したり、相手が不満を持ったりします。
そのため「自分が結婚指輪を外されていることについてどう思っているか」という気持ちを伝えるようにしてください。例えば「結婚指輪を外している様子を見て、自分はあなたに何か気持ちに変化があったのではないかと心配している」などのようにです。このように伝えると、相手が結婚指輪を外した理由を伝えてくれる可能性があります。
男性に再び結婚指輪をつけてもらうためのポイント
再び結婚指輪をつけてもらうには、相手の心理を踏まえて対応する必要があります。それを無視して、強制的に結婚指輪をつけてもらうようにする事は、夫婦関係を後退させる要因になるからです。たとえば「結婚指輪は必ずつけてもらうものなんだから、明日からきちんと指に入れて欲しい」などのように伝えれば、一時的にはその話しを聞いてくれるかも知れません。しかし、相手は自分の気持ちを理解してもらえていないと感じ、不満が溜まり、また結婚指輪を外すという行動が繰り返されることになります。
そのため、結婚指輪を外したという表面的な行動に惑わされることなく、相手の裏にある心理に注視し、それを踏まえた対応をとるようにしてください。例えば「夫婦関係に不満がある」ということが明確になったなら、指輪をつけてもらうということを伝える前に、その不満を解決できるよう働きかける必要があります。
まとめ
今回は、結婚指輪を外した男性の心理についてお伝えしました。指輪を外す理由は様々ですが、究極的には相手に話しを聞いてみることが肝心です。その他、具体的なアプローチについては、専用ニュースレターに記載しているので、下記のフォームよりご確認ください。
よくあるご質問
ここでは『結婚指輪を外す男性の心理』について、よくある質問をQ&A形式でお答えしていきます。
指輪を外した理由が曖昧
【Question】
30代の妻です。最近、夫が突然結婚指輪を外すようになり、そのことがどうしても気になっています。これまで指輪は毎日つけてくれていたのですが、今、1週間以上もつけていないため、心配になって夫に「どうして指輪を外しているの?」と尋ねました。しかし「なんとなく」とか「特に意味はないよ」と、曖昧な返事しかしてくれません。何か隠しているのではないか、あるいは夫婦の関係について不満を抱いているのではないかと、つい悪い方に考えてしまいます。不安で、どうしたらいいのか分かりません。
【Answer】
結婚指輪を外したということがあると、心配になりますよね。ただ、これ表面的な行動の1つで、その裏には何か本人なりの理屈や事情があるものです。その点を理解するように働きかけていきましょう。なので、指輪を外す/つけるということにこだわるよりも、最初はその裏にある気持ちを理解するために、最近何か変化がなかったか?家庭と仕事で不満や不安に感じている点がないのか?といったことを確認するようにしてみてください。
喧嘩に発展する
【Question】
夫が結婚指輪をつけなくなり、それがきっかけで夫婦喧嘩に発展してしまいました。これまで夫はずっと指輪をしてくれていたので、ある日突然つけなくなったことが気になり、指輪について何度か話題にすると、夫は苛立った様子で「そんなに指輪が大事なの?」と逆に私を責めるような口調に…。喧嘩になるばかりで、気持ちを分かり合えないことが辛いです。
【Answer】
ご主人が指輪をつけないのには、それなりの理由があることもあれば、特別な理由がなくてもつけるように言われて、意地になって「つけない」という事をしていることもあります。意地になっている様子であれば、しばらく指輪のことについては触れず、様子を見るようにしてみてください。