家庭内に良いことも悪いことも混在
家庭内別居している状態から、少しずつ回復してくると、ご主人の行動は、良いものもあれば、悪いものもある、という状況になります。こういった状態にあるとき、どう対処していけば良いのでしょうか?
これもカウンセリングでよく話題になるテーマの一つです。
相手の悪いところ探し?
ありがちで、かつ失敗してしまう方法の1つは「悪い行動は一つも許さない」という姿勢で臨み、バシバシ問題点を指摘してしまうことです。これをしてしまうと夫婦仲は、再び悪化の一途をたどることになります。折角、良好になりかけていた関係が台無しです。
このような場合、むしろ、積極的に良い行動に焦点を当てて、それがもっとたくさんの頻度で起こることに焦点を当ていいきましょう。
問題点は放置はしない
もちろん、悪い行動が明確な時は注意等も必要ですが、注意したとしても、あまりくどくど伝えないことが大切です。叱責や注意は、できれば1回で完了させていきましょう。叱責や注意を蒸し返すという対応は、適切ではありません。
この良い行動と悪い行動が混在した状態がしばらくは続きますが、上記のように、良い行動に対してのしっかりした肯定的反応を伝えていくことで、徐々に全体として良い行動が多くなります。一気に早く良くなれ!という気持ちも強いと思いますが、ここで焦ってはいけません。
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