家庭内に良いことも悪いことも混在

家庭内別居している状態から、少しずつ回復してくると、ご主人の行動は、良いものもあれば、悪いものもある、という状況になります。こういった状態にあるとき、どう対処していけば良いのでしょうか?

これもカウンセリングでよく話題になるテーマの一つです。

相手の悪いところ探し?

ありがちで、かつ失敗してしまう方法の1つは「悪い行動は一つも許さない」という姿勢で臨み、バシバシ問題点を指摘してしまうことです。これをしてしまうと夫婦仲は、再び悪化の一途をたどることになります。折角、良好になりかけていた関係が台無しです。

このような場合、むしろ、積極的に良い行動に焦点を当てて、それがもっとたくさんの頻度で起こることに焦点を当ていいきましょう。

問題点は放置はしない

もちろん、悪い行動が明確な時は注意等も必要ですが、注意したとしても、あまりくどくど伝えないことが大切です。叱責や注意は、できれば1回で完了させていきましょう。叱責や注意を蒸し返すという対応は、適切ではありません。

この良い行動と悪い行動が混在した状態がしばらくは続きますが、上記のように、良い行動に対してのしっかりした肯定的反応を伝えていくことで、徐々に全体として良い行動が多くなります。一気に早く良くなれ!という気持ちも強いと思いますが、ここで焦ってはいけません。

関連記事

さて、今回の『夫婦問題の潔癖症は、事態を悪くする』についての記事はどうでしたか?

夫婦関係を修復しようとしていると、問題点も、良い点も両方が混在する時期が来ます。その際、今回の話しを思い出して頂ければと思います。

また、夫婦関係の修復について関連記事をご紹介します。併せて読んでみてください。

夫に遠慮してしまう


「子供の送迎をお願いしてもらっても良いか?」など、ご主人に提案をすることがあります。しかし、家庭内別居だと、そのような事を伝えるのも躊躇してしまいますよね。そこで、そのような場合の対処方法について解説します。

参考ページ:夫に提案をするのは気が引ける?

家庭内別居中の用件


家庭内別居中に、用件のやりとりをする際には2つの方法があります。1つは複数の用件を同時に片付ける方法。もう1つは1つずつ用件を片付けていく方法です。具体的にどのようにすれば良いのか?詳細をお伝えします。

参考ページ:家庭内別居中の用件のやりとりはどうすれば良い?

復縁のための行動

復縁のために、まずは自分が何から始めたら良いでしょうか?対応に迷ったら、まずはして欲しい行動があります。夫婦関係を修復したい人に共通して行って欲しいこととは?詳細は下記よりどうぞ。

参考ページ:復縁のためにするべき最初の一歩