家庭内別居が少しずつ解消されようとしているとき、ご主人の行動には、通常、も良いものもあれば、悪いものもたくさんありるものです。たとえば、挨拶はするようになったけれど、一方で、外泊が続いている、というようなことです。

このように、通常、夫婦関係が修復されるプロセスの中では、良いことも亜悪いことも同時に起こっていくはずです。一朝一夕に、がらりと態度も行動も変わるということはありません。

このような場合、どう対処していけば良いでしょうか?それは、今はできる限り、良いところがさらにたくさん行動してもらえることに重点を置きます。例えば、挨拶はしてくれる、というのであれば、それに対して、こちらが積極的に、あるいは丁寧に対応していくことは可能だと思います。例えば、こちらもいつも以上に元気よく挨拶する、ということはできるかもしれませんし、挨拶に何か一言加えて伝える、ということだってできるかもしれません。

一方で、反対の対応をするとしたら、ご主人のまだきちんとしていない問題点に注目する、ということになります。そして、そこをどうにかやめさせようと躍起になるのですが、通常、このように問題点ばかりに注目して対応しようとしても、上手く機能しません。問題点を改善するよりも、先行して、良い点をより頻繁に起こるように変えていった方が、夫婦仲の改善には有効なのです。