話し合いで行き詰まる

夫婦喧嘩や別居後、ご主人と夫婦仲を改善したいと考えているとき、話し合いをしても、平行線、ずっと相手は離婚するなどを言い張っているとき、どうすれば良いのでしょうか?別居の解消や離婚を撤回してもらうなどの提案は到底出来そうにないと言う場面です。

今回はそんな行き詰まった状況でとれる提案内容についてお伝えします。

話し合いで行き詰まったときの解決策

ここでは、話し合いがいきづまった時の解決策について取り上げ解説します。

妥結

話し合いの内容として、それを解決するための1つの方法が、「可能な範囲で積極的に妥結する」という方法です。例えば、「私たちは、夫婦としてはもうやり直すことは難しいのかもしれない。でも、子供達の親としては、しっかりやっていくようえにしないか?」などの提案を行います。

もちろん、「いやいや、私はそんな解決策は望んでいません。夫婦仲を完全に良くしたいのです」と、あなたは思うかもしれません。しかし、安心してください。これは一旦、それで妥結するということであって、実際は離婚を回避出来れば、そこから話し合い以外の場で修復して行くことが出来るからです。

時間をおく

話し合いがいきづまった時、一定期間時間をおくというのは効果的な方法の1つです。特に感情的になっている場合、それを沈静化させると言う点で効果があります。また、気持ちが落ち着いてから話し合いを再開することによって、行きづまりを解消できる見込みがあります。

スモールステップで進める

どうしても話し合いがいきづまった時はスモールステップで進めてみてください。しかも、最初は極力、小さな問題から解決する事が肝心です。複雑で大きな課題は、後回りしてしてしまった方が妥当です。大きな問題をいくつかの小さな部分に分解し、それぞれの小さな問題を個別に取り組むというイメージです。

平行線であることを率直に取り上げる

話し合いが行きづまり「平行線」にあると感じるとき、その状況を率直に相手に伝え、その乗り越え方を話し合うようにしてください。このように平行線であることをそのまま取り上げた方が、相手も同意してくれやすくなります。たとえば、平行線であるということは相手も感じているはずなので、「今は話し合いがずっと堂々巡りになっているよね」ということを伝えれば、相手も「そうだ」と伝えてくれる見込みが高くなります。このように少なくとも同意できることを取り上げることで、対立的な雰囲気を解消していくことが出来ます。そして、その後は、本題について一旦棚上げにして、そのまま「どうこの平行線を乗り越えるのか」ということについて直接話し合ってみてください。

いきづまった話し合いを前進させることが優先

夫婦関係を愛情あるものにしたい。もちろん、その希望はその希望で、しっかり心に持っていて欲しいのです。

しかし、話し合いで、積極的に妥結していけるときは、妥結していく、ということを実践してみると分かりますが、後々それは、変ってくるのです。例えば、上記の提案で一旦妥結したと仮定します。もちろん、自分としては、夫婦関係を完全に良くしたいという希望があるので、まだ満足ではないです。しかし、それでも、妥結できることを積極的に妥結していきます。

というのも、話し合いのあとで、夫婦関係は離婚を回避出来れば十分回復させる事が出来るからです。「話し合いで全て解決しよう」とは思う必要がないということです。

まとめ

今回はいきづまった夫婦間の話し合いについて解説しました。まずはこのいきづまった状態の解消を目指してみてください。夫婦関係の修復はその後から取り組むことが肝心です。

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