夫が欠点ばかり指摘するので、困るというこはありませんか?もちろん、建設的に伝えてくるのであれば良いのですが、批判的なニュアンスによって伝えてくる場合、夫婦仲が大きく後退してしまうことがあります。
そこで、このような状況を解決するために対処方法や注意点などお伝えします。また、夫の心理についても解説するので、相手のをこと理解するためにも読んで確認してみてください。
- 夫がガミガミうるさい
- 欠点ばかり言われて自信喪失
- 嫌なことを言われ嫌悪感
欠点ばかり指摘されることの弊害
ここでは、欠点ばかり指摘してくることで、どのような弊害が生まれるのかについて解説します。様々なマイナス点がありますが、代表的なものを取りあげるので確認してください。
妻の自己肯定感が下がる
夫が妻の欠点ばかり指摘すると、妻の自己肯定感の低下を招き、深刻な影響を与える可能性があります。妻は自分の行動や判断に自信を持てなくなり、物事がうまくいかない際には「私が悪いからだ」と過度に自分を責めてしまうことが増えます。
このような状況が続くと、妻は萎縮してしまい、積極的に行動する力が失われるだけでなく、夫婦関係にも悪影響が及ぶ可能性があります。ポジティブなフィードバックの欠如が、結果として妻の成長や幸福感を妨げる要因となり得るのです。
関係性の悪化
2つ目の弊害として、夫婦間の関係性が悪化する可能性が挙げられます。人は、自分の欠点を指摘してくる相手をポジティブに受け入れることが難しく、「嫌なことを言ってくる人」と感じやすくなります。
その結果、妻は夫に対して距離を置こうとしたり、関わりたくないと感じるようになることが増えるかもしれません。このようなネガティブなフィードバックが続くと、夫婦の信頼関係やコミュニケーションが徐々に損なわれ、関係が後退し、修復が難しくなりがちです。
夫の欠点が目につくようになる
3つ目の弊害は、相手の欠点が夫の欠点が目につくようになるという点が挙げられます。例えば、夫が妻の欠点ばかりを指摘してくれば、同時に妻も夫の欠点を指摘したくなります。「あなただって、こういうところが良くない」というようにです。
結果として、妻も夫の欠点が目につくようになり、その点が不愉快に思えてしまいます。こういったことは、夫婦関係の悪化を招き、家庭内に消極的なエネルギーを生むことになります。
欠点ばかり指摘する夫の心理
ここでは、欠点ばかり指摘してくる夫の心理がどのようなものなのか、詳しく解説します。心理を理解しておくことで、より適切に対応することができます。
優越感を得たい
欠点ばかり指摘してくる夫の心理として優越感を得たいという点が挙げられます。これは、妻や子供など、他人の欠点を指摘することによって、相対的に自分の優秀さを誇示したいという心理が働きます。
自分が努力して向上するのではなく、他人を蔑むことによって、結果として自分が偉くなった気持ちになるということです。
コントロールしたい
夫が欠点ばかりしてくる心理として「相手のことをコントロールしたい」というものが挙げられます。これは、相手の欠点を指摘し、自信喪失されることによって、自分の思い通りに相手を動かしたいというものです。支配的で、自分が相手の自信を挫くことで物事を思い通りに進めようとしてしまいます。
参考ページ:コントロールしたがる夫!特徴や対処方法、注意点など詳しくお伝えします
頼られたい
3つ目の心理としては、相手の欠点ばかり指摘して、自信を失わせることで、自分のことを頼って欲しいという心理があります。相手が「自分は欠点ばかりだ」と思い込むことによって、自信を失い結果として、夫が頼りにされるということを期待しています。
過去の怒りをぶつけたい
4つ目の心理としては、妻の欠点ばかり指摘することによって、過去の怒りや恨みを晴らしたいという心理が挙げられます。過去に夫が妻から何か不快なことを言われ、そのことが禍根になっている可能性があります。夫はそのよう不満をため込み、妻に対して欠点を指摘することで発散しようとしてしまいます。
夫が欠点を指摘してきた時の対処法
夫が欠点を指摘してくるときの対処方法について解説します。全てを実戦する必要はないですが、できることを1つでも増やしてみてください。
感謝で返す
対応として非常に難しいですが、夫が欠点ばかり指摘してきたときは「ありがとう」と伝え、返答する方法が考えられます。夫が「欠点を指摘することで妻の自信をなくす」ということが目的であれば、「ありがとう」返答することによって、相手は目的達成のために自分のやっている手段が役に立たないと自覚くします。そのため、欠点を指摘する機会が減っていくことがあります。
時間をかけて話しを聴く
2つ目の方法としては、相手が欠点を指摘してきたとき「その事はとても大事なことだから、じっくり話しを聴かせて欲しい」と伝えることができます。夫が欠点ばかり指摘してくるというのは、夫が「何度欠点を伝えても、相手が変わらない」と思っている可能性があります。そのため、時間をかけて相手の話しを聴き、夫の伝えたい事を理解することによって、根本的な問題解決を図ります。
補い合いたいことを伝える
そもそも人には誰にでも欠点というものがあります。それは、妻だけでなく、夫も同様です。そのため、相手の欠点ばかりを取り上げ、それを指摘し、不満を抱えてしまうのは疲れますし、キリがありません。欠点などいくつでも上げることが出来るからです。
そして、その欠点に縛られ夫婦関係が後退することは、自分達夫婦が欠点に支配される…ということを意味します。そのため、お互いに欠点があることは前提として、夫婦としてその点を補い合いたいということを伝えていきます。
欠点を指摘されたときの注意点
ここでは、夫が欠点を指摘してきたときの注意点を挙げます。この注意点を守って対応をするようにしてください。
直ぐに否定しない
よくやりがちなのが、夫が欠点を指摘してきたとき、その事に対して否定したり、言い訳をしてしまうことです。例えば「それは違う」とか「そんなことはない」などのように発言してしまいます。このように相手の指摘してきたことを否定してしまうと、夫は余計にムキになって、妻の欠点を伝えてくるようになります。
自分を責めない
たとえ夫が欠点を指摘してきたとしても、それが必ずしも真実という訳ではありません。例えば、夫が「あなたはお節介なんだ」ということを伝えてきたとしても、本当にそうかどうかはわからないです。
また、仮に夫にはそう映っていたとしても、それは必ずしも妻である自分のせいでそうなった…というわけではなく、その場の状況や周囲の人の影響があって、そうなってしまった…という側面があります。なので過度に「自分か悪い」と責めるようなことはしないでください。
まとめ
今回は、夫が欠点ばかり指摘してくるときの対処法や注意点、心理などについて解説しました。こういった内容を踏まえて、できる事を1つずつ進めていきましょう。しかし、夫が手強くて一筋縄ではいかないということもあります。このような場合、専用ニュースレターを無料購読してください。具体的なノウハウをお伝えします。
よくあるご質問
ここでは『欠点ばかり指摘する夫』について、よくある質問をQ&A形式でお答えしていきます。
文句や批判ばかりいう夫
【Question】
最近夫の言動に悩んでいます。夫はいつも私に対して文句や批判ばかり言うようになり、どんなことをしても「ここが悪い」「もっとこうすればいいのに」と指摘されてしまいます。最初は私の欠点ばかり指摘してきます。改選しようと思っていましたが、欠点ばかり指摘されるので、今ではその言葉を聞くだけで辛くなり、心が折れそうです。
どんな小さなことでも否定されてしまうので、家事や仕事にも自信が持てなくなり、自分が価値のない存在のように感じてしまいます。アドバイスをいただければ嬉しいです。
【Answer】
文句や欠点ばかり言われると、自信をなくしてしまいますし、気力が削がれてしまうものがありますよね。以前は、このようなことがなかったのに、急にそうなった…ということであれば、その時期に何か他の変化がなかったのかまずは思い返してみてください。
もしかしたら、自分が夫に対して傷つけるようなことをしてしまったということがあるかも知れませんし、仕事のことなどで何か夫の環境に変化があったのかも知れません。
また、そういった心当たりがない場合は、率直に本人にこの状況を伝え、事情聴いてみてください。例えば「最近、イライラしている様子がみられるけれど、何かあった?」などのように話を始めても良いと思います。
参考ページ:夫が文句ばかり言う!理由や対処法、体験談などお伝えします
神経質すぎる夫
【Question】
夫の神経質な性格に悩んでいます。結婚当初は几帳面で細かいところに気がつく夫を頼もしく思っていましたが、最近ではその神経質さが度を越しており、私自身が疲れてしまっています。例えば、部屋の掃除や物の配置に対して異常にこだわりがあり、少しでも自分の決めたルールから外れると機嫌が悪くなります。
最近では、私が夫の期待に応えられないことで、「だらしがない」などといって、私の欠点を細々と指摘するようになりました。私が間違っているのかと悩むことも多くなり、自信がなくなってきています。夫のことは好きですが、このままだと精神的に限界を感じてしまいそうです。どうすれば夫にもう少し寛容になってもらえるでしょうか。
【Answer】
パートナーが神経質すぎると、関わるのはしんどくなりますよね。なかなか、相手の基準に合わせて対応することは難しいものです。また、自分の欠点を指摘されると、エネルギーが削がれてしまうので、これも辛いですよね。この点については、どういう基準で家事や子育てをするのかといったことを、夫と一度話しをしてみてください。
全てを基準通り進めることは無理だということを理解してもらうことと同時に、合意できる点を見つける必要があります。