夫の態度が攻撃的

「夫のメール/Lineで攻撃的な暴言が多くなる」、「自宅でも最近、冷たい態度をとる」と言うことがあると、モラハラなのではないか?など思ってしまいますよね。このような攻撃的な態度が続くと、精神的にも苦痛を感じて「もう別居しようかな?」などと考えてしまいますよね。

しかし、安易に別居してしまうと、後で夫婦関係の修復も大変になる事もあるので、別居を考える前に今回の記事をぜひ読んでみてください。今回のテーマは、夫が攻撃的な言動をしてくる場合の初期対応についてお伝え致します。

ご相談者様ご相談者様

確かに夫が最近、私に対して冷たい言葉を浴びせてくることがあるので、精神的にも大分、苦痛を感じていました。もしかしたらモラハラなんじゃないかなって思います。別居も考えていましたが、まずは今回の記事を読んでどうすべきか考えてみます。

攻撃的になる理由は何?

急に夫が過剰に攻撃的になるのは、様々な原因があります。

例えば、過去の事で、何か自分がご主人のことを傷つけてしまっていて、その怒りが我慢の限界に来ているということもありますし、仕事で単純にストレスがあるということもあります。あるいは単純に夫がモラハラ体質だったのかもしれません。

ただ、厳密には、夫が攻撃的な態度をとる原因を特定することは、ほとんどの場合不可能です。

例えば、風邪を引いた…ということがあっても、それは原因は無数にあります。

寒くなっていたのに薄着をしていたということもそうかもしれませんし、免疫が弱っていたと言うこともあるかも知れませんし、最近、悩み事があって気弱になっていたと言うこともあるかも知れませんし、仕事の疲れが溜まっていたということもあると思います。

そして、そのそれぞれの原因が、それなりに影響しています。なので、あらゆる要因が、それなりに攻撃的な態度の原因になっていますよね。

ですので、原因を特定することはあまり得策ではないので、現状の「攻撃的になっている」ということを踏まえて、これから出来ることを検討してみましょう。

別居を決断する前にすべき事

夫の態度がモラハラ的だったり、攻撃的だったりする場合、その初期の段階ではいろいろ出来ることがあります。

例えば、1つは「最近、私に対して凄く怒りが強いのではないかと心配しているのだけど、良ければ、率直に、何か不満かがあることがあれば伝えて欲しい」と率直に問題点を伝えるという方法です。

それを伝えれば、実際には、ご主人が真意を伝えてくれないかも知れませんが、それでも、ご主人に対して間接的に「最近、あなたの言動は攻撃的だ」というメッセージを伝える事が出来ます。そうすれば、ご主人が行動を改めてくれると言う可能性もありますよね。

2つ目は「最近、イライラが募っているようなので、一緒に気分転換に散歩に出かけよう」というような提案をして、モラハラや攻撃的な態度の原因を追及せず、ご主人が少しでも気分転換できる提案をしてみるというのも現実的にすぐにとれる良い方法です。

態度が攻撃的になっているご主人自身にも、実は自分がイライラしている原因が分からない、敵対的になる理由が分からないと言うことも多々あります。そのような場合、単純に、レクレーションの時間をとることで、解消できることがあります。

まとめ

夫がモラハラ的になっていたり、攻撃的になっていたりするとき、初期の段階ではできることが色々あります。今回取り上げた2つの方法以外にも、具体策は無数にあると思いますが、重要なポイントは「案外、攻撃的になっている原因を考えても分からないことが多い。だから、たってき出来そうな事をどんどんやってみる」という点です。

そしてその「たってきできること」の例として今回取り上げたことは2つあります。

  • 1.最近攻撃的になっている理由を率直に聴く
  • 2.原因にはこだわらず、気分転換の時間をとるよう促す

また、具体的な手順を整理すると下記の図の通りです。

攻撃的な態度への対処手順のチャート

もし、あなたが夫の攻撃的な態度に精神的な苦痛を感じていて、別居を考えているなら、その前に今回取り上げた方法を一度、試してみてください。また、さらに詳しい対処方法について、今回詳しくニュースレターで取り上げていますので、もしよろしければ下記のフォームより無料登録してみてください。

関連記事

さて、今回の『夫が攻撃的なので別居を考える?』についての記事はどうでしたか?

相手が攻撃的だと、気持ち的にもウンザリしてしまいます。なので、別居をしようかな…と思ってしまうことも当然です。

そこで別居や夫婦関係についての関連記事をご紹介します。

別居を避けたい場合は?

別居回避の記事案内
別居を避けたいと思っている場合、何から始めれば良いのでしょうか?その具体的な方法や全体像を確認しておきましょう。詳細は下記よりどうぞ。

参考ページ:別居を回避する5つの方法

先手を打って別居を防ぐ


後手後手の対策は、どちらかというと労力がかかるだけで効果も薄いことが多いものです。それよりも予防思考で行動した方が、良い結果に結びつきやすくなります。その詳細は下記よりどうぞ。

参考ページ:予防思考なら夫婦問題も減少する