別居が決定してもやっておくこと
「夫婦関係は終わった。別々にもう暮らしたい」。そうご主人が言ってきて別居が決まってしまうことがあります。
このように別居になったとしても、必ずやっておくべきことがあります。その1つは、別居後も連絡は取れるようにしておくということです。
逆に言えば、別々に暮らして、音信不通になってしまうというのが一番まずいということです。
別居前にやるべき事を、やらないリスク
もし別居後、音信不通になってしまったらこれは、夫婦関係を修復していくどころではありません。連絡自体がとれないということは、夫婦仲を改善していく方法がないということです。
なので、もし別居が決まってしまったら、このように夫に伝えることを考えてみてください。
「別々に暮らすことには賛成できない。ただ、それでいくらかでもそれであなたの気持ちに余裕ができるのなら今回はあなたの言うとおりに進めたいと思う。しかし、このままずっと夫婦関係を平行線で続けていくのはお互いのためにならないから、連絡だけは取れるようにしてほしい」
ということを伝えておきましょう。
連絡手段の確保は、別居前にやるべき事
具体的には、別居が始まる前には、メール/Lineで連絡をとれるようにしておく必要があります。
もちろん、電話でもかまいませんが、電話は案外すぐに拒否されることが多いのでねメール/Lineなどで連絡が取れることを確保したほうが、より確実です。
ともかくこうやって、夫婦仲を改善していく方法を確保しておかなければいけません。メール/Line、電話、住所を確認する、など連絡手段はできる限り1つでも多く確保しておきましょう。
こういったことは、別居後からでも実行できますが、そこで承諾をもらっていくのは実は大変なことが多いのです。簡単に拒絶されることも多々あるのでね別々で暮らし始める前にその承諾をもらっておいてください。その方がずっと簡単です。
まとめ
ここでは、別居になると決まったらやるべき事について解説しました。連絡手段があれば望みがつながります。逆に言えば音信不通は避けたいところです。その他、別居に関するノウハウは下記の夫婦関係修復ニュースレターで解説します。
よくあるご質問
ここでは『別居が決まったらこれだけはやっておくべきたった1つのこと』について、よくある質問をQ&A形式でお答えしていきます。
子供の面会はどうする?
【Question】
別居が決まったら、子供の面会はどうすれば良いでしょうか?相手が希望しています。
【Answer】
話し合いの際は、子供の利益を最優先に考えることが重要です。親の感情や希望よりも、子供の心の安定や成長を優先してください。また、実際に面会をするには、面会のルールを明確にし、それを守ることでトラブルや夫婦関係の悪化防止に役立てていきます。仮に相手が信頼できない年言う場合は、面会に関する合意事項を文書に残しておくことで、後々の問題を防ぐことができます。
別居後の生活費はどう決める?
【Question】
婚姻費を決める際は、どのように話し合いをすれば良いでしょうか?
【Answer】
婚姻費を決める際には、お互いの収入額を明確にすることが大切です。もし、どうしても相手が自分の収入額を言わない場合は、仕方がないので、自分がどれだけ生活費にかかるのかの概算を伝え、その金額で婚姻費を決めると言うこともあります。しかし、通常は金額を明確にした方が妥当です。また、婚姻費には、普段の生活費だけではなく、医療費など突発的に生じたことについても、どう負担するのかなどを決めておいた方が良いです。
関連記事
連絡手段だけは確保しておかなければ、その後の夫婦仲の改善ということが困難になってしまいます。ぜひ、忘れないようにしておいてください。さて、別居に関する関連記事をご紹介します。併せて読んでみてください。
婚姻費の確保
今回お伝えしたことに加えて、実はもう1つ可能であれば手を打っておくべきことがあります。それが生活費の事です。別居したときの生活費の事を婚姻費とも言いますが、そのことについて詳しく下記の記事でお伝えします。
参考ページ:急きょ別居になって困ることとは?
別居で夫に遠慮?
別居後、夫と関わりが少なくなっていくと、次第に遠慮してしまうと言うことがあります。何か頼みたいことがあるのだけれど、躊躇してしまい、なかなか依頼できない、お願いできないという事です。例えば、子供の事でお願いしたいことがあるけれど、ずっと我慢してしまうなどのことがあるなら、下記の記事を参考にしてください。
参考ページ:別居しているからこそ、夫に依頼・お願いする?
夫が攻撃的で別居
夫の態度や言葉が攻撃的。なので、もう別居した方が良いのではないかと思った場合、どうすれば良いのでしょうか。詳細は下記よりどうぞ。
参考ページ:夫が攻撃的なので別居を考える?
別居で揉めるときの対応
別居をするのかしないのかと、揉めたときの注意点について解説します。