別居と言われた

夫から別居の要求が来たら、気分も落ち込んでしまいますよね?このまま離婚になってしまうのでは…と色々不安になります。

しかし、要求が来たからということで、その要求を必ずのまなければいけないと決まっているわけではありません。「夫の意見=結論」と言うことでは全くないです。もちろん、夫が主張する別居を強引にやめさせるということは控えなければいれけません。それをすると、さらに状況は悪化することが多いからです。

では具体的に夫との離婚要求が来たらどう対応すれば良いのか?

別居と言われたときの返事をするコツ

夫から別居したいと言う申し出が会った場合、スグできる対応としては「別の提案を伝える」というものです。

たとえば「しばらく私と話などもする必要はないので、家庭内別居という形で様子を見てくれないか」など、別の選択肢も伝えてみてください。もちろん、家庭内別居というのも、望ましい形ではないかもしれませんが、場合によっては別々に暮らすより、家庭内別居の形をとった方が経済的にも、将来の展望的にも良いときもあります。

他にも、「あと1カ月は様子をみて欲しい」ということも伝えられるかも知れませんし、「一度、両親に相談してみよう」ということも伝えられるかも知れません。それぞれ何が適切かはケースバイケースですが。しかし「別居する事一択」ではないですし、あなたからも意見を伝える事はしても良いのですから、別の提案を伝えてみてください。

別居の話が出たときの返事の仕方を整理

ご主人からの別居について要求が来たとしても、それで話はもう決まったとあきらめてはいけません。繰り返しになりますが「夫の意見=結論」ではないです。あなたからも当然、意見してもかまわないのです。ですので、別の提案を積極的に伝えていきましょう。

例えは下記のような提案が考えられます。

  • 1.家庭内別居にする
  • 2.一定期間、再度、様子をみてもらう
  • 3.誰かに相談する

ここに挙げたものが全てではありませんし、各家庭ごとに伝えられることは異なります。ですので、最終的には自分の状況に合わせて別の提案内容は考える必要があります。また、「別の提案をしても承諾は得られないよ」と思ってしまうこともあると思います。「ウチの夫は頑なに別居を主張するので」という場合です。

しかし、それは提案の仕方次第で変わってくるので、諦める必要はないです。伝え方を変えると言うだけで、相手の返答も変わってくるのです。

まとめ

今回は別居と言われたときの対応について解説しました。その他、別居に関する対応について詳しくはニュースレターで公開しています。今のうちに下記よりご登録ください。

よくあるご質問

ここでは『別居と言われたときの返答』について、よくある質問をQ&A形式でお答えしていきます。

頭が真っ白になる

【Question】
別居と言われたとき、頭が真っ白になってしまいました。どうにか冷静に返答できる方法はありますか?
【Answer】
別居と言われたときに頭が真っ白になるのは自然な反応です。だれもがそうなりがちですよね。なので、その瞬間に冷静な判断をするのは難しいのは事実です。できることとしては、まずは深呼吸をして短い時間でもいいので考える時間を確保することです。その際例えば、即答をしようとせず「今は何も決められないけれど、ちょっと時間をください」と伝え、後で冷静に話し合いを持つための環境を作るようにしても良いと思います。

整理すると対応としては、自分の動揺した感情を認め、そのまま「待って欲しい」と伝えることで一旦、体制を整える事が大切です。その間に、信頼できる友人や専門家に相談することで、第三者の視点からも状況を考えることができます。

別居と言われ失言

【Question】
別居の話が出てきて、動揺のあまり失言してしまいました。相手のことを批判したり、何が何でも別居をしない的なことを伝えてしまったので関係が険悪になってしまいました。どうすれば良いでしょうか。
【Answer】
失言してしまった後、最初にすべきことは素直に謝罪することです。動揺していたこと、考えがまとまらなかったことを伝え「私の言葉で傷つけてしまったら申し訳ない。少しだけ事情を説明させてもらうと混乱してしていたので、あのようなことを伝えてしまった、本心ではないので気にしないで欲しい」のような形です。失言自体は誰でもしてしまうことなので仕方がありません。大切なのは、次の一歩で謝罪し、関係修復に向けて行動をとり始めることです。

また、別居問題については解決していないので、冷静な話し合いの場を設けることが大切です。お互いの立場や意見を理解するためには攻撃的な言葉や非難を避け、建設的な対話ができるように進めていきます。

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