妻が妊娠中にも関わらず、夫が頻繁に朝帰りを繰り返すことは、夫婦関係にさまざまな問題を引き起こします。そこで、妊娠中の妻が抱える心身の負担や孤独感といった具体的な問題点や、夫が朝帰りをする心理、実践的な対処法などお伝えします。朝帰りを防止し、妊娠中の夫婦がより良い関係を築くために役立ててください。

こんな人にお勧め
  1. 夫が妻の妊娠を気にも留めていない様子
  2. 朝帰りばかりされて心配
  3. 旦那は親になる自覚があるのか?と思ってしまう

妊娠中に夫が朝帰りすることの問題点

ここでは、妻が妊娠中に夫が朝帰りを繰り返すことについての問題点を取り上げ解説します。朝帰りは妻の心身にストレスを与え、家庭内のサポート不足や緊急時のリスクなど、現実的な問題も生み出します。しっかり問題点を把握しておくことは、今後の防止策を実施する上でも重要です。

家事の負担が重くなる

妊娠中の妻がつわりや腰痛、疲労感などで体調が優れない時期に、夫が朝帰りをつづければ、家事の負担を大きく増やすことになります。

例えば、夫が夜遅くまで外出して朝帰りする場合、妻は夕食の準備や後片付けなどの家事を1人でこなさなければならず、負担が増してしまいます。このように、妊娠中の体が思うように動かない時期に無理をしなければならず、妻の心身の負担が増えます。

参考ページ:家事の分担が不公平!不満が溜まれば別居や離婚の原因になることも

妻の孤独感

夫が、妊娠中に朝帰りを繰り返せば、妻としては「自分のことを大切にされていない」と感じてしまいます。これは孤独感が募る結果となります。

例えば、夫が仕事の付き合いや友人との飲み会で夜遅くまで帰ってこないと、妻は1人で夕食をとり、長い夜を過ごさなければならなりません。妊娠中は特に感情が不安定になりやすいため、夫の不在で精神的な支えがえられないと感じてしまいます。

緊急時の対応ができない

現実的には、妻の妊娠中、夫が朝帰りを繰り返せば、緊急時の対応ができないという問題が生じます。例えば、妊娠後期において妻が夜中に急にお腹の痛みを感じたり、出血があったりする緊急事態が発生した場合、夫が朝まで帰宅していないと迅速な対応が難しです。

通常ならば夫がすぐに病院へ連れて行ったり、救急車を呼んだりする役割を果たすべきですが、朝帰りをしていた寺、そのような対応ができません。
緊急時の対応が難しい

信頼関係が悪化する

信頼関係が悪化することもあります。例えば、夫が頻繁に飲み会や友人との夜遊びで朝帰りを続けると、妻は「妊娠しているにもかかわらず、夫は私や赤ちゃんのことを考えずに無責任な行動を取っている」と感じるようになります。

このような行動は妻にとって、夫が親になる者としての自覚がないと思ったり、自分が大切にされていないと感じてしまい、夫への信頼を損ないます。これは比較的、出産後も尾を引くことが多いです。

参考ページ:夫婦の信頼がない!どうすれば、失った信頼を取り戻せるのか?

妊娠中に朝帰りする夫の心理

ここでは、妊娠中、夫が朝帰りを繰り返す心理について解説します。心理としては、父親になるプレッシャーや自由を求める気持ちなど複数あり、現実的には2つ3つの心理が同時に存在していることもあります。どちらにしても、夫の行動の裏に隠れた心理を詳しく理解しておくことは問題解決に役立ちます。

父親になることのプレッシャー

心理の1つ目として父親になることのプレッシャーがあります。これは、自分がこれから父親としての重い責任を担うことに対して、過剰な不安や恐怖を感じる状態のことを指します。

例えば、経済的に家族を支えることができるのか、子供を適切に育てることができるのか、さらには子供が将来犯罪を犯したりしないかといった不安が先行し、頭を悩ませます。もちろん、こういった不安には、非現実的な者も含まれるわけですが、妙に気持ちがブルーになり、その重圧から逃れようとして、飲み会や友人との時間を過ごし、一時的な安らぎを求めてしまいます。

今のうちに遊びたい

別の心理としては、今のうちに遊びたいというものがあります。子供が生まれたあとには、自分の自由な時間が減り、家庭で過ごす時間が増えると夫は予想しています。そのため、行動が制限される前に今のうちに遊んでおこうと考える心理です。

例えば、友人との飲み会や趣味の活動に積極的に参加することで、自分の時間を楽しみ、独身時代のような自由な生活を満喫しよう、当面、このような自由はえられないと考えてしまいます。
自由に遊ぶ夫の姿

自分が役に立てることはない

自分が役に立てることはないという心理が生じることもあります。夫が妊娠中の妻に対して何もできることはないと考え、自分の存在価値を過小評価してしまうことを指します。

夫は妊娠や出産が女性のプロセスであり、自分はその過程で何の役にも立てないと思い込んでしまいます。結果として外出して朝帰りを繰り返す事になってしまいます。夫は、そもそも妊娠中に自分が何をすべきかわからないという思いも抱えています。

妊娠中に朝帰りする夫への対処法

ここでは、妻の妊娠中に夫が朝帰りを繰り返す場合、どのような対応をすれば良いかと言うことについてお伝えします。1つずつ行動に移してみてください。

夫にして欲しいことを告げる

対処法の1つとして、夫にして欲しいことを告げることが重要です。夫に具体的な役割を与え、出産に対する自覚を高めることができるからです。

例えば、ベビー用品の買い物やベビールームの準備、産院への同行などを一緒に行うなどのことが考えられます。こういった行動を通して、夫が父親になる実感を持ちやすくなります。そして、夫は子供が生まれてくることでの自分の役割を見直し、朝帰りなどの身勝手な行動を自制することに結びつきます。

朝帰りのリスクを伝える

ここでは、少しネガティブな話にはなるとしても、朝帰りのリスクを伝えておくことも肝心です。例えば、妊娠中は突然の体調不良や緊急事態が発生することもあり、その際に夫がそばにいないことで、適切な医療対応が遅れる危険性があります。

こういったリスクを夫に自覚してもらうことで、朝帰りの行動を自制し、子供が生まれてくることに対しての、責任をより真剣に受け止めるようになります。
リスクについて解説する姿

親になることの自覚を促す

3つ目の方法は、親になることの自覚を促すよう夫に率直に伝えることです。例えば「これから赤ちゃんが生まれるまでに準備しなければいけない事も多く、また急な体調変化もあるから、朝帰りなどはせず、極力自宅に戻るようして欲しい」と伝えることで、親としての自覚を促すことができます。

まとめ

ここでは、妻が妊娠中に、夫が朝帰りを繰り返すことの問題点やその心理、そして効果的な対処法について解説しました。さらに具体的なノウハウについては、専用ニュースレターで公開してしています。今のうちに無料と無料登録しておいてください。

よくあるご質問

ここでは『妻が妊娠中なのに、夫が朝帰り』について、よくある質問をQ&A形式でお答えしていきます。

朝帰り夫を許せない

【Question】
夫が頻繁に朝帰りをすることがどうしても許せなく感じています。妊娠という特別な時期に、夫が夜遅くまで帰ってこないことに対して強い孤独感を感じています。夫は仕事の付き合いや友人との飲み会で遅くなることが多いのですが、私はその度に「自分とお腹の赤ちゃんのことを大切に思ってくれていないのではないか」と感じてしまいます。どう対処すればいいでしょうか?

【Answer】
妊娠中にもかかわらず、安易に朝帰りする行動は、許せない気持ちにもなってしまいますよね。当然の、怒りだと思います。まずは、率直に今の心情をご主人につたえてみてはどうでしょうか?ただ、感情的に相手を責めても効果は薄いため、ある程度自分の気持ちがついてから話しを進める方が妥当です。詳しくは下記のページも参考にしてください。

参考ページ:朝帰りする夫を許せない!理由や反省を促す方法など解説

浮気で朝帰りすることもある?

【Question】
現在妊娠中で、夫の朝帰りが続くことについて悩んでいます。夫が頻繁に夜遅くまで帰ってこないことに対して、どうしても「浮気をしているのではないか?」という疑念が消えません。

夫は仕事の付き合いや友人との飲み会で遅くなると言っていますが、その頻度が多く、帰宅する時間もどんどん遅くなっています。妊娠中で体調が不安定な私にとって、夫がそばにいないことで非常に不安な思いをしています。

私は夫を信じたい気持ちがありますが不安が募ります。どう対処すれば良いのでしょうか?

【Answer】
一概に浮気をしているから、朝帰りがあるとは言えませんが、心配になりますよね。対応出来る方法の1つは、やはりこのような疑心暗鬼になってしまうときは、率直にご主人に尋ねてみるのが良いと思います。そうすると何か反応はあるので、。その反応を見て今後の対応を検討していくことになると思います。

参考ページ:夫が朝帰りする!具体的な影響や理由、対応方法などについて解説します