夫が謝罪しないということに悩むこともあるのではないでしょうか。こちらが不満を伝えても相手が一切、謝ってくれないということだとストレスが溜まる一方です。
そこでここでは、謝らない夫の心理や謝罪を促すポイントなどについて解説します。
謝らない夫の心理
ここでは、謝らない夫の心理について解説します。相手のことをより深く理解した方が、今後の対応が的確にできるからです。
参考URL:Why Won’t Men Apologize?
自己防衛心が強い
自己防衛心強く、結果として謝らないことがあります。夫が自分の過ちを認めてしまうと、自己評価が下がってしまうと考え拒絶します。例えば、自分が失敗をしたとき、謝罪すれば自分の能力が低いと思われるのではないか?といった心理が働きます。
マウントをとりたい
謝らない夫の心理の1つはマウントをとりたいというものがあります。相手よりも優位な立場に身を置きたいという気持ちです。例えば、夫婦間で意見が食い違っていて結局、夫の意見が間違っていたということがあるとします。この場合、マウントをとりたいという心理が働くと、謝罪するということに対して拒絶的になります。
感情のコントロールが苦手
感情のコントロールが苦手な人は、自分が間違っていると認めることで、感情が高ぶってしまい落胆や自信喪失などを感じることが多くなります。そういった経験をしないように謝ることを拒否します。
また、感情のコントロールが苦手だと、自分の気持ちを相手に見せることを恐れがちです。それをしてしまうと傷ついてしまう恐れがあるからです。そのため、謝罪を避けるということがあります。
トラウマがある
過去に謝罪したことで、相手から傷つけられた経験がある場合、再び同じようになることを避けるため、謝罪を避けることがあります。例えば、以前謝罪はしたけれど相手からなかなか許してもらえず、何度も責められた…などのことがあれば、それを思い出して、もう謝罪しないと考える可能性があります。
夫に対してどのような時に謝罪を求めるべきか?
本来、夫に謝罪を求めた方が良いのに、そのままにしてしまっているということがあります。そこでここでは、どのような場合に相手に謝罪を求めるべきなのか、そのケースについて解説します。
不適切な言動
夫が侮辱するなど不適切な言動をとった場合、謝罪を求めるのが妥当です。例えば「あなたは妻失格だ」などのような発言がある場合は、不適切な行動を夫がとったといえます。このような場合、通常夫から謝罪がなされるべきですが、本人がしない場合は、謝罪するよう促します。
約束を破った場合
夫が約束しているにもかかわらず、それを一方的に断りなく破ってしまうような場合、謝罪を求めるのが妥当です。例えば「今度の休日は、時間をとって一緒に過ごそう」ということを伝えてくれていたにもかかわらず、本人が一方的な理由でそれを実行に移してくれないなどのことが該当します。
夫が迷惑をかけたとき
夫が誰かに迷惑をかけたとき、それは夫に謝罪をしてもらうのが妥当です。例えば、自分の仕事の予定で家族の予定が反故にされてしまったなどの場合が該当します。
謝らない夫を放置するデメリット
夫が問題を起こしても、それを謝罪しない。そして、その状態を放置してしまうことは、いくつかのデメリットがあります。ここではそのデメリットを取り上げます。
謝罪しないが基本になる
夫が問題を起こしても、それを謝罪しないということを放置してしまう、その状態に本人が慣れてしまうということがあります。つまり、今後もそれが常習化してしまいます。例えば暴言を夫が言ったとき、その事について反省をする機会がなければ、今後も暴言が続くことが多くなります。また、明らかに本人が悪いときでも謝罪してくれなくなるので、妻や家族はその姿を見て残念な気持ちになってしまいます。
問題が改善されない
謝罪しないということは、反省もあまり見込めないということです。そのため、今後も夫が繰り返し問題行動を起こし続ける可能性が高くなります。謝罪があれば、本人は自分の問題行動に対して自覚して、今後、それを繰り返さないということにつながります。しかし、それがないので、に何度も何度も同じような問題を起こし続けます。
子供の悪い手本
父親が謝罪をしないので、子供もそれにならって謝罪しないということにつながりやすくなります。これはしつけの問題として、あまり好ましいことではありません。父親が悪い手本となってしまうことは避けたいところです。
謝らない夫に対する対応方法
ここでは謝らない夫への対処法について解説します。
自分の気持ちを伝える
謝らない夫に対して、自分の気持ちを伝える事が大切です。自分がどのように感じているのか、夫の言動が自分にどうのような影響を与えたのかなどについて伝えます。例えば「あなたの失言によって、私は自尊心を失ってしまった」などのように伝えていきます。
どうして欲しいのかを明確に
自分が夫に対してどうして欲しいのかを明確に伝えます。相手に不満を伝えれば勝手に謝罪してくれるだろうとは過度に期待しないようにします。例えば「私の気持ちが傷ついたので謝罪して欲しい」のように伝えることができます。
冷静に話し合うこと
こちらが謝罪して欲しい旨を伝えても叶わない場合、話し合いが必要になります。話し合いでは相手を避難するようなことは避け、謝罪されないことに対しての不満を冷静に伝えるようにします。言葉遣いや攻撃的な態度をとらないようにしてください。
謝らない夫に対応する際の注意点
謝らない夫に対応する際、いくつか重要ポイントがあります。ここでいくつか取り上げて解説します。
冷静に促す
相手に謝罪を促す際には、冷静なトーンで声をかける必要があります。こちらが感情的に対応してしまうと、相手は自己防衛的な態度をとるなどのことで、余計謝罪がしてもらえないことにつながります。
相手の感情を理解
夫に謝罪を求めるとしても、その立場や感情に理解を示すことも同時に必要です。一方的に相手のことを断罪するのような形にはならないように注意してください。当時の相手の状況を察して、失敗や間違いは誰にでもあるものだと言うことを伝えることも大切です。
具体的な理由を伝える
場合によっては、謝らない夫に対してどうして問題なのかを明確に伝える必要があります。そうすることで相手が自分のした言動について客観的に見ることができるからです。そして、客観視できるようになると謝罪の言葉を引き出せることがあります。
まとめ
今回は謝らない夫への対処法法について解説しました。その他、具体的な方法については夫婦関係修復ニュースレターで公開しています。今なら無料購読できるので早速かきのフォームからご登録ください。
よくあるご質問
ここでは『謝らない夫への対応』について、よくある質問をQ&A形式でお答えしていきます。
謝罪を促すポイントは?
【Question】
謝らない夫に、謝罪を求める際に重要なポイントはありますか?
【Answer】
ポイントは2つあります。1つは相手の置かれた立場や感情に対して理解を示すことです。一方的に「謝罪しないあなたが悪い」という形でメッセージを伝えてしまうと、余計頑なな態度を招くことになります。もう1つはこちらの気持ちをできる限り理解してもらうことです。自分がどう傷ついたのかを相手に想像してもらうことで、謝罪という行動に結びつきやすくなります。
どう謝罪求めるべき?
【Question】
どうしても謝罪しない夫に対して、どのように謝罪を求めれば良いでしょうか。
【Answer】
口頭で謝罪してもらうと言うのが難しい場合、最初はLINEなどでも良いのでその気持ちを伝えて欲しいなどのように促すことも1つの方法です。そうすることによって、意外に自分の気持ちを表明してくれることがあります。
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