結婚生活のストレスやプレッシャーなどで、旦那に八つ当たりしてしまうことはありませんか?実は八つ当たりが元で離婚危機に陥ることも少なくありません。そこでこの記事では、旦那に八つ当たりしてしまう心理的な要因や、八つ当たりをやめるために取り組むこと、離婚危機を回避するための具体的な方法などについて解説します。

離婚の危機を招く八つ当たりの種類

八つ当たりには、離婚危機を招くようなタイプのものがいくつかあります。そこでここではその種類を取り上げ解説します。
八つ当たりの種類についての図解

攻撃的なタイプ

八つ当たりの中でももっとも離婚危機を招きやすいタイプはこの攻撃手な八つ当たりです。例えば、相手に対して攻撃的な発言をとる、物を壊すなどがあれます。相手を責める言葉がきつい、いつまでも責め続けるなどのことがあります。攻撃的な八つ当たりは、相手に対して強い敵意を表すため、離婚危機に直結します。

無関心

無関心なタイプの八つ当たりは無視などの行動を含むものです。具体的には相手の話しを聴かない、相手の幼保ヴをわざと無視するなどのことが挙げられます無関心な八つ当たりをしてしまうのは、相手に対して興味がないということもありますが、多くの場合、そうすることで相手に報復したいと言う気持ちがあります。

自己防衛的なもの

自己防衛的なタイプは、表面的には相手に攻撃的である事が多いですが、その目的が自分を守るためであるものです。例えば、自分が過ちをしてしまっても、それを認めることができず、相手に対して攻撃的になってしまうなどのことが挙げられます。

以上、ここで取り上げた以外にもいろいろな八つ当たりのタイプはあると思いますが、八つ当たりは離婚危機を招くことも多いので、早めに対応を進めていきましょう。

旦那へ八つ当たりをしてしまう心理的な要因

八つ当たりの引き金になる心理的な要因というのはいくつかあります。その要因をある程度把握しておくことで、後々八つ当たりを防ぐことにつながります。そこで、ここでは心理的要因をいくつか取上開設します。

ストレスが原因

仕事や家事などのさまざまなストレスによって自分の感情を抑えることができず、旦那に八つ当たりをしてしまうということがあります。これが繰り返されていくと、次第に離婚危機を招くことになります。八つ当たりされた方としては、やはり理不尽だという思いが残ってしまうからです。

意見の食い違いから生じる

夫婦間で意見が合わないということはありませんか?そのとき、自分の意見が通らないことに対して不満を持ってしまい、チクチクと夫に八つ当たりをしてしまうということがあります。意見の衝突は夫婦間では日常茶飯事です。

過去のトラウマからくる八つ当たり

過去の個人的なトラウマや夫婦間で生じたトラウマなど、さまざまですがそういったことを思い出してしまい、旦那に八つ当たりしてしまうということがあります。過去のトラウマ自体は自分でコントロールすることが困難であるため、対応には時間をかけることも必要です。

夫婦関係の不満

夫婦関係の不満から、夫に対して八つ当たりをしてしまうということがあります。例えば「夫が子供のことについて全く考えてくれない」や「将来の事について考えてくれない」など、そういった不満から旦那に対してことあるごとに八つ当たりしてしまうというものです。

心理学的解説

結婚生活に問題があれば、女性心配したり、悲しく感じますが、男性はそれに対して話したいとは思わない傾向があります。特にこれは、結婚生活が長期になると顕著です。こういった行き違いは、結果として妻のイライラを生じさせ、八つ当たり的な行動に発展する可能性も。
参考:Wives Take Problems to Heart, Husbands Get Frustrated

PMS

PMS(月経前症候群)は、女性の生理周期の前に現れる身体的、感情的変化などです。PMSでイライラしてしまう理由は、ホルモンの変動によって神経伝達物質や脳内の化学物質のバランスが影響を受けるためと言われています。感情の制御が難しくなり、イライラや不安といった感情が強くなるといってことがあり、これが原因で旦那に対して八つ当たりしてしまうことがあります。

心理学的解説

PMSは女性の感情コントロールを下げることにつながり、怒りに対処できにくくなる要因です。こういった要因から、妻が旦那に対して八つ当たりな行動をとってしまう可能性があります。
参考:The relationship between premenstrual syndrome and anger

旦那への八つ当たりをやめるために自分が取り組むこと

旦那への八つ当たりを続けていけば、やがて離婚危機などの重大な問題を招くことが多くなります。そこで、ここではそれをやめるために自分が取り組むことについて解説します。

自分の感情を理解

自分の感情を理解することは、旦那への八つ当たりをやめ、離婚を回避するのに重要です。例えば、自分がどのようなことが理由でストレスを受けているのか、どんなトラウマが影響しているのかなどのことについて検討します。夫に八つ当たりをしてしまう前にどのような出来事があったのかを整理して、自分の感情について理解するようにしていきます。

ストレスの発散

ストレスを発散することで、八つ当たりを防いだり緩和させることができます。運動や趣味など、自分のおかれている環境の中でできる事を進めていきましょう。毎日少しずつでも取り組んでみてください。

相手の立場で考える

旦那に対して八つ当たりしてしまうもっともな理由は色々あると思います。例えば「夫が家事も手伝わないのだから、八つ当たりされて当然だ」などのことです。それはそれで正しいと思うのですが、相手の立場に立って物事を見知ることも大切です。そこで、「八つ当たりされている夫の立場から、そのときのことを思い出してみる」ということに取り組んでみてください。問題解決の一助になることがあります。

八つ当たりが原因の離婚危機を回避する方法

ここでは八つ当たりをしてしまったことで離婚危機を招いた場合の対処方法について解説します。離婚を回避するために下記のことを検討してみてください。

謝罪

八つ当たりをしてしまったという経緯はともかく、結果として相手に理不尽な思いをさせているのであれば、謝罪は必要です。具体的にどのような言動で相手を傷つけてしまったのか、あるいは自分の気持ちを整理するなどのことを検討して、早めの謝罪メッセージを伝えていきます。

コミュニケーションの改善

旦那に八つ当たりをしてしまう場合、その夫婦関係を改善することも役立ちます。「ストレスの発散」でも述べたようにストレスを発散することと同時に行ってもかまいません。例えば「一緒にリラックスできる何かに取り組む」と言うことでも良いと思います。例えば、夫婦でリラックスできる音楽を聞くなどのことが考えられます。

穏やかな感情表現

八つ当たりしてしまうと言うのは、自分が相手に伝えたいことがあるけれど、我慢をしていると言うときにも起こります。そのため、自分の気持ちを率直に相手に伝えるということが、八つ当たり解消に役立ちます。穏やかに自分の気持ちを伝えることができれば、八つ当たりをしてしまった後の自己嫌悪も減らせます。

まとめ

今回は、旦那に八つ当たりしてしまうことが原因で離婚危機を招いた場合の対処方法について解説しました。さらに詳しい情報は夫婦関係修復ニュースレターで公開しています。今なら無料購読できますので、下記のフォームよりご登録ください。

よくあるご質問

ここでは『旦那に八つ当たりしして離婚の危機』について、よくある質問をQ&A形式でお答えしていきます。

八つ当たりをやめるには?

【Question】
旦那への八つ当たりを繰り返してしまいます。どのようにすれば、辞めることが出来ますか。

【Answer】
八つ当たりをやめるには、自分の感情を理解してどうして八つ当たりしてしまうのかを掴みます。その上で、ストレス発散やコミュニケーションの改善などを図っていきます。

八つ当たりされた場合は?

【Question】
旦那から八つ当たりをされた場合、自分はどう対応すれば良いでしょうか。

【Answer】
八つ当たりをされた場合は、仕返しをするなどのことは控え、相手の気持ちをまずは理解することから始めていきます。けっして感情的に対応してはいけません。相手の話しを聴くことで、問題解決に向けたアプローチを見つけていくことができます。

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