夫婦喧嘩が頻発する弊害

夫婦喧嘩が繰り返されることによって、様々な弊害が生まれます。

例えば、次第に家庭内別居になって口も利かなくなるというのは、よくあることです。あるいは、お互い常に相手に対して嫌味を言う、などのこともあるかも知れません。こういう状況になったとき、自宅にいるだけで、鬱々とした気分になってしまうものです。また、こんなことが繰り返されると、次第にご主人も自宅拒否症のようになってしまい、帰ってこなくなる可能性もあります。
図解「夫婦喧嘩の頻発」
このように夫婦喧嘩が頻発することには、様々な弊害があるものですが、そういった状況にならないために、できる限り早く手を打っておきたいものです。そこで、今回は夫婦喧嘩が頻発する場合の対処方法についてお伝えします。

喧嘩を止めるにはパターンを知る

頻発する夫婦喧嘩。様々な弊害も生じてしまうため、できる限り早くとめたいところです。そのために役立つのはパターンの把握。つまり、夫婦喧嘩になってしまうには、ある程度、パターンがある、ということです。例えば、「いつも子供の話題になると喧嘩になってしまう」というようなものです。

このようなパターンを把握することはとても大切です。パターンを把握すれば、それを防ぐことが出来るからです。例えば「また、このパターンになっているぞ。そろそろ夫婦喧嘩になってしまう。ここから軌道修正しなければ」と思えるからです。
図解「パターンを自覚」

パターンは人それぞれ

ただ、この夫婦喧嘩になってしまうパターンというのは、人それぞれです。「子供の話題になると喧嘩になる」という場合もあれば、「飲みに行って帰ってきたときに常に喧嘩になる」などのこともあります。このように人それぞれなので、自分でまずはそのパターンを把握する必要があります。

そのために出来ることの1つは日記です。ご主人とのことを記録に残すということです。記録に残すことによって、自分達、夫婦の事を客観的に自覚することが出来ますよね?

日記と言っても難しくありません。相手との喧嘩になった経緯について記録していくだけです。
まとめ
ただ、それを書いていると、またイライラが戻ってくるという弊害があるため、できる限り感情を込めず、事実だけを記述するという形にした方が妥当です。

例えば「夫がご飯を自宅で食べると伝えていたのに、勝手に飲みに行った。帰宅は24時である」のように記述していきます。

ともかく、このように喧嘩が起こるプロセスを自覚することは、パターン把握の第一歩です。把握することが出来るとそれを回避することも出来ます。

またもし、それでもパターンが把握出来ないと言うことであれば、友達に夫婦喧嘩になってしまう出来事について、いくつか話しを聴いてもらうのも良い方法です。そうすることで「もしかしたら、いつもこのようなパターンで喧嘩になってない?」などのように指摘してもらえると言うこともあるからです。

応用テクニック

日記を書く、記録帳を書くというときは、第三者視点で記述することが効果的です。「私はこのように発言した。夫はその発言を受けて、このように行動した」という具合です。

なので、日記というよりは、本当に記録帳、観察日記のように書いていくことが重要です。それをすることで、夫婦喧嘩で生じたイライラした気持ちも緩和しやすいからです。

ミシガン州立大学のモーザーらの研究によると、第三者的な視点で物事を捉え直すと、不快感情が緩和することが実証されています。

ミシガン州立大学
出典:ミシガン州立大学

実験では、被験者に嫌悪感を感じる写真を見てもらい、Aグループに「自分がどう感じているのか?」ということを自問してもらいます。一方、Bグループは客観的に感じている子とをかくにんしてもらいます。例えば「あの人はどのように感じているだろうか?」というような要領です。

するとAグループが深い感情が継続しているにもかかわらず、Bグループは感情がトーンダウンしていったのです。

これは客観的な力、理性を働かせることで感情を働かせるためのエネルギーが相対的に減っていくために起こることなのです。

なので、ぜひ夫婦喧嘩のパターンを確認するときは、記録帳や観察日記のように第三者的な視点で書くようにしてみてください。

まとめ

夫婦喧嘩になったとき、まずはパターンを把握するように努めていきましょう。心の中で振り返るということも良いのですが、それだけ難しいという場合、日記を書いてみることをお勧めします。そうすることで、自分達、夫婦の事を客観視できるからです。客観し出来るというのは、パターンを把握する上で最初の重要な一歩になります。