夫が仕事人間で家族との時間がとれない?

「家族って一番大事だよね」と言う人は多いですが、実際に皆どう思っているのか?

統計数理研究所によると、やはりダントツと言っても良いほど、家族のことを大事に思っているという人は多いようです。

国民性の研究のデータに基づくグラフ
出典:統計数理研究所『国民性の研究第13次全国調査』

財産・お金はもちろん、自分よりも大事なものが家族と答えている人は実に44%に達しています。

このように実際、「一番大事」と思っている人は多いようなのですが、家族との時間をとれている人はどれだけいるのでしょうか?

特に、夫が仕事中毒だと、起きている時間、ほとんど仕事をしているのではないか?と感じたりすることもあるのではないでしょうか?このような時、夫婦関もほとんどどれないため、関係改善もしていきようがなく、妻としては孤独を感じてしまいますよね。

そこで、今回は、夫が仕事人間の場合、どう夫婦の共有時間を確保していけば良いのか?ということについて解説します。

ワーカーホリックは家族の時間が少ない

まず、様々な研究から分かっていることですが、仕事中毒は健康に悪いです。特に夫が「会社を離れても仕事のことが頭から離れず,気持ちが仕事から解放されない」という気持ちがある場合、著しく健康状態が良くないこと労働政策研究・研修機構の藤本氏も伝えています。

また、氏の研究によると「会社を離れても仕事のことが頭から離れず,気持ちが仕事から解放されない」という気持ちがある人は、家族や友人と十分な時間を過ごしていると答えた人が約77%近くに上ります。(家族との時間を十分にとれているとは、思わない&あまりそう思わない)

ワーカーホリックと家族と過ごす時間のグラフ
出典:ワーカーホリックと心身の健康

仕事にのめり込んでいる人ほど、家族との時間を十分にとれていないことが推測でき、これでは妻としては孤独を感じてしまうのも仕方がありません。

仕事人間の夫と共有時間をとるには?

このように夫が仕事人間だと、夫婦の共有時間が少なく、結果として関係性は良くなっていきません。このような場合に出来ることは次の4つです。

1.長期的視点で時間を確保

週単位で物事を考えると、夫との共有時間はなかなかとれません。平日も休日も仕事ばかりだからです。なので、月単位あるいは年単位で物事を考えていきましょう。例えば、月末は忙しくてほとんど自宅には寝に帰ってくるだけと言うこともあるかも知れませんが、第2日曜日は唯一ゆっくり出来る、などのことがあるかもしれません。

あるいは、お盆やお正月など、年単位で考えると、1年の中のどこかで時間をとりやすいタイミングというのがあるかも知れません。

年単位で考える図解
このように、1日単位や週単位で共有時間をとろうとすると無理があるかも知れませんが、月単位、年単位くらいで捉えてみると、ご主人との共有時間をとれる時があるかもしれません。

2.連絡手段を対面にこだわらない

夫がしょっちゅう出張に行っていて、自宅に帰ってくる事がそもそも少ない。そのような場合は、メール/Lineで共有時間を補いましょう。今は、ネット回線を利用すれば、安価にテレビ電話も活用できます。

対面でのやりとりとはやはり違いますが、それでも大分、テレビ電話でコミュニケーション不足を補うことも可能です。

3.転職してもらう

最終手段に近いもがありますが、思い切って転職してもらうというこも考えられます。同じ職種でも会社が変われば働き方は大きく異なります。このように環境を変えてしまうのも1つの方法です。

4.仕事を強制終了

定刻が来たら、自動的に仕事をシャットダウンしてしまうのも1つの方法です。例えば、自営業の場合、就業時間が決まっているわけではないので、無制限に仕事をし続けているということもありますよね。そこで、タイマー付きのコンセントというのも今はあるのでそれを利用するのも1つの方法です。

これだと定刻がきたら自動で電気が切れるので、パソコンもなにも使えなくなってしまいます。曜日毎にタイマーを設定できるものもあるのでぜひ活用してみてください。

まとめ

今回は夫が仕事中毒になっている場合、それをどう改善して夫婦の共有時間を確保するのか?ということについてお伝えしてきました。置かれてた環境によって出来ること、できないこととあると思いますが、今回紹介したし方法などを参考に検討してみてください。

よくあるご質問

ここでは『夫が仕事人間で妻は孤独』について、よくある質問をQ&A形式でお答えしていきます。

旦那が仕事ばかりでワンオペ

【Question】
先日から何度も考えて、やっと勇気を出して相談させていただくことにしました。私たちの生活、特に子育てに関して、非常につらく感じているんです。夫はとても一生懸命に仕事をしてくれていることはわかっています。家計を支えてくれて、私たちのために毎日遅くまで働いています。しかし、一方で、子育ての負担が私1人に偏ってきており、そのストレスや孤独感が日に日に増してきています。

子供はまだ小さく、日々のケアや注意が欠かせません。夜泣きや病気の際、夫のサポートが欲しいときに、彼がいつも仕事で帰宅が遅いため、どうしても私1人での対応となってしまいます。夫には何度か話し合いを試みましたが、「仕事が忙しい」との理由で会話が途切れてしまいます。私も夫の仕事の重要性は理解していますが、子育ても同じくらい重要だと感じています。どうしたら、夫にもっと子育てに参加してもらい、私の気持ちを理解してもらえるでしょうか。

【Answer】
現在の状況と感じている苦しみに心からの共感を申し上げます。

子育ての負担や夫婦間の役割の偏りは、多くの家庭で共通する課題であり、これを乗り越えるためには夫婦間のコミュニケーションが鍵となります。具体的な話し合いの時間を設定し、感情より事実を中心に伝えることで、夫の理解を得やすくなるかもしれません。

感情や主観的な意見よりも、具体的な事実や実際の出来事を前面に出して伝えることで、解決できることがあります。具体的な事例や事実を伝えることで、受け手は伝えられた情報の内容や背景を明確に理解しやすくなるからです。

例えば、ある出来事に関して「とても怒っている」という感情を伝えるよりも、「昨日は、子供の対応で助けを求めたのに、何も対応されず仕事に行かれたので子供の食事の時間、自分は何もできなかった」と具体的に伝える方が、相手に何が問題であるのかを明確に理解してもらいやすくなります。

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