夫婦間で喧嘩ばかりしていると、お互い疲弊してしまいますよね?いい加減「喧嘩なんて、やめたい」と思っていても、顔を見るとお互い批判や嫌味を繰り返してしまう…と言うことがあると思います。一度、喧嘩になってしまうと、無視や暴言などが続くので大変辛い状況だと思います。

しかも、毎回、どうして喧嘩になったのか?と考えても、些細な理由だったりしますよね。そこで今回は、夫婦喧嘩を避ける方法についてお伝えします。

こんな人にお勧め
  1. 何度も争いになる
  2. 喧嘩しすぎて疲れた
  3. 夫婦で仲良くしたい

なぜ、夫婦喧嘩を避けることが大事なのか?

もし夫婦喧嘩を避けることができれば、不快な気分を味わうこともありませんし、関係性もキープすることができます。このように夫婦喧嘩を避けることができれば、さまざまなメリットがあります。そこでここでは、その内容について整理してお伝えします。

結婚生活を継続できる

メリットの1つは、離婚危機などに陥らず、安定した結婚生活をおくることができる点です。夫婦喧嘩は感情的になってしまうことが多いため、場合によっては別居や離婚問題を招くことがあります。勢いで離婚したり、家を出て行ってしまうなどのことが起こりやすいです。しかし、夫婦喧嘩を避けることができれば、そういった心配が少なくて済みます。

参考ページ:夫婦喧嘩で離婚と言われた!理由や対処法、注意点などについて解説

精神的に安定できる

精神的に安定できる点は、夫婦喧嘩を避けることのメリットです。頻繁な夫婦喧嘩は、ストレスや不安、そして感情的な消耗を引き起こします。精神的な健康に悪影響を及ぼしてしまいますし、時には相手から言われた言葉などで傷つくこともあります。逆に夫婦喧嘩を避けることができれば、精神的に落ち着いた生活を送ることができます。
リラックスしている様子

問題解決が生じても穏やかに解決できる

夫婦間で何か対立することがあれば、スグに喧嘩をしてしまいです。しかし、それでは問題が解決しません。そのため、夫婦喧嘩以外の方法で、問題の解決を図りたいものです。つまり、穏やかな対話をとおして、お互いに相手の話しに耳を傾け、問題をより効果的に解決することことを覚えることができます。

夫婦喧嘩になる原因

夫婦喧嘩を避ける方法についてお伝えする前に、それが避けられない主な原因についてお伝えしたいと思います。いくつか考えられますので、代表的なものを取り上げたいと思います。

参考ページ:夫婦喧嘩の原因について解説!整理することの重要性や方法などお伝えします

コミュニケーション不足

根本的に夫婦間の会話が不足しているということが考えられます。慢性的にコミュニケーションが不足しているので、会話をしても誤解や意思の疎通が上手く図れないなどのことが多発します。

逆に言えば、普段から会話の量が多ければ、それだけ共有出来る情報量も多くなり、誤解が生じにくくなっていきます。そのため、つまらないことで喧嘩になるなどのことを避けることが出来ます。
コミュニケーション不足が原因の喧嘩

我慢していることがある

何か相手に対して不満を抱えているけれど、それが解消されることもないという場合、やはり夫婦喧嘩が多くなります。たいてい、何か我慢していることがあって、表面的に平常心を装っていてもそれを誤魔化すことは出来ないものです。

何かの会話をしているときに嫌味が出たり、批判が出たりしてしまうからです。そして、それが出た途端に夫婦喧嘩に発展してしまいます。

セルフコントロールの低下

あまり意識されていませんが、セルフコントロール(意思の力)の低下は夫婦喧嘩に直結します。

例えば、午前中は比較的、セルフコントロールがしやすいはずです。まだまだ人の活力がみなぎっているので、多少のことは乗り越えられます。しかし、日中、様々なストレスを受けて、次第にセルフコントロールを失っていきます。

そうすると、夕方以降、些細なことでもカチンときてしまって思わず、喧嘩になってしまうなどのことに発展します。

コミュニケーション不足、我慢していることがあるなど、夫婦喧嘩には様々な原因がありますが、今回は、その中でも重要な要素、セルフコントロールが不足している場合の対処方法についてお伝えします。というのも、このセルフコントロールを高めることは、夫婦喧嘩を防ぐ上で最も即効性があることの1つだからです。

夫婦喧嘩を避けるための方法

ここでは、夫婦喧嘩を避ける方法について取り上げ解説します。自分が可能な範囲で良いので、1つでも多く実践をしていきましょう。

感情がエスカレートしたら話を中断

話を中断する方法は、感情がエスカレートしていく場面で役立ちます。例えば、相手から非難されたり、意見が対立するようなときが該当します。このような感情が高まりそうな状況では、一時的に話を中断してみるなどのことをおこなってください。このように感情をクールダウンさせることは、大きな喧嘩に発展することを防いでくれます。

実践方法としては例えば「お互い感情的になってしまったので、しばらくこの話題については保留にしておこう」などのように伝えます。

穏やかな言葉遣い

穏やかな言葉遣いはコミュニケーションを改善し、夫婦喧嘩を防ぐのに役立ちます。悪い例としては、批判的または非難的な表現を使うことです。

例えば「あなたが悪い」「どうしてそんな問題ばかり起こすの」といった非難や責めるような表現です。代わりに「私はこう感じる」「私にとってはこのように重要」といった自分自身の視点から話すことで、相手を防衛的な気持ちにさせることなく自己の意見や感情を伝えることができます。

日頃から感謝の気持ちを伝える

日常の些細なことにも感謝の言葉をかけることで、お互いの関係を良好に保つことができます。例えば、感謝の気持ちを伝えないということがあれば、相手は自分に対して良い気持ちを持てないですよね。逆に小さな事であっても感謝の気持ちを伝えていると相手は好感を持ってくれやすく、夫婦喧嘩を避けることにつながります。「ありがとう」「感謝している」を口癖にするようにしてください。

実際、ペンシルバニア大学のアダムグラントは、感謝の気持ちを伝えた人は協力的になってくれたことを実験で証明しています。この実験では、架空の実験に応募してもらい、半分の人には「参加してくれてありがとう」というお礼のメールを送ります。半分にはそれをしませんでした。

そして、後日、2回目の実験に参加して欲しいと頼むと、お礼のメールをもらった人は66%が引き受けてくれ、お礼のメールをもらっていない人は32%の参加率に留まったのです。このように、日頃からお礼や感謝の気持ちを伝えておくことは、良好な関係性を築き、無駄な夫婦喧嘩をしないためにも重要です。

実験結果のグラフ
参考ページ:A little thanks goes a long way

体験談『夫婦喧嘩を避けるために必要なこと』

ここでは、夫婦喧嘩を繰り返して苦労したご相談者さんが、ブログ読者さんに体験談を送ってくれたのでご紹介しておきます。

夫婦喧嘩でイベントも台無し

世の中にはほとんど喧嘩をしない夫婦がいる一方、しょっちゅう繰り返す夫婦がいます。私たち夫婦は紛れもなく後者です。夫婦喧嘩をするとエネルギーを消耗しますし、家の中の雰囲気が悪くなるなど良いことがありません。

何日も前から準備していた楽しいイベントも、喧嘩によって中止になるようなことは我が家ではよくあります。お互いに得るものがない喧嘩をどうすればなくすことが出来るものかと悩んできました。

過去の女性関係を思いだして責める

何日も口を利かないような大きな喧嘩を振り返ると、その原因はいつも同じでした。私が夫の行動を責めた時です。そして責めたくなるような夫の行動とは、女性関係に関するものでした。
夫を責めている姿
これは夫が現在進行形で不倫をしている、とかいうのではなく、交際期間中、他の女性が絡んだいざこざがいくつかあったという過去の話です。過去に起きたこのいくつかの事件によって、私の夫に対する信用は(女性関係に関しては)ほぼなくなりました。同じことが起きていないにも関わらず、彼を責め同じような喧嘩を繰り返しているのです。

お酒を飲むとヒートアップ

特にお酒を飲んだときはヒートアップします。夫も私もお酒が好きで、家でも外でも二人で楽しんでいたのですが、次第に私の飲酒を夫が嫌がり止めるようになりました。過去を引き合いに出し夫を責めるときはたいていお酒を飲んでいる時です。

自分ではそんなつもりはないのですが、確かにふっと過去の出来事を思い出すのは飲んでいる日が多いことに気が付きました。その日以来、お酒を飲むときは極力、夫が外で1人で飲んでもらうように対応しました。そんなこんなで、夫婦喧嘩の頻度は少し落ちてきたように思います。

まとめ

今回は、夫婦喧嘩を避ける方法についてお伝えしました。日頃から感謝を伝えて旅行な関係を築いておくことも大切ですし、ブドウ糖の摂取をしてコンディションを良好に保つことなども忘れないようにしてください。例えば、自分がイライラしていたら、その感情が相手に伝わり、喧嘩の元になってしまいます。

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よくあるご質問

ここでは『夫婦喧嘩を避ける簡単な方法。これで防止できる』について、よくある質問をQ&A形式でお答えしていきます。

夫婦喧嘩をして疲れた

【Question】
夫婦喧嘩を繰り返して、もう疲れてしまいました。なんとか今後は避けたいと思っていますが、どうすれば良いでしょうか?

【Answer】
頻繁に夫婦喧嘩が怒ってしまうのには相手にレッテル貼ってしまっているから…ということもありえます。例えば「あの人は分からず屋だ」という見方をしてしまうと、相手のする事なす事、全て自分にとって訳の分からないことをしていると思えてしまいます。なので、繰り返し夫婦喧嘩になってしまっている状態を回避するには、このレッテルをのけるということが重要なポイントになってきます。

参考ページ:夫婦喧嘩が多いので疲れた!兆候や対処方法、体験談などお伝えします

仲直りをしたい

【Question】
先日、夫と喧嘩をしてしまいました。私としては仲直りしたいと思っているのですが、相手が怒ったままです。どうすれば良いでしょうか。

【Answer】
既に行動に移しているかもしれませんが、まずは早めに謝罪を伝えることが大切です。タイミング的には早いほうが良いです。ただ、繰り返し喧嘩してしまっているという場合は、簡単に許してくれないということもあると思います。その場合は、謝罪メッセージを伝えただけで、全て解決するとは思わないようにして、話し合いなども含めて対応を検討するようにしていください。

参考ページ:夫婦喧嘩から仲直りする方法!和解できた体験談や注意点なども解説