別居婚から始まった結婚生活

こんにちは、夫婦やりなおし相談室アシスタント椋田です。今日は私の体験を元に別居婚のリスクについてお話します。

私の最初の結婚はなんと別居婚から始まりました。

出会った頃の彼は収入が少なく、会社の寮に住んでいたのです。結婚できるような状況ではありませんでしたがその後妊娠が分かったため、別居婚という形をとって結婚生活をスタートさせました。
別居婚

週末のみ一緒に過ごす

彼は当時勤務していたナイトクラブの寮で同僚と共同生活をし、私は学生の時に暮らしていたアパートで1人暮らしを続けました。

週末の数時間だけ、夫が帰ってくる生活です。

里帰り出産のあとはそのまま実家で暮らし、子供が1歳になった時に夫の住む町に戻りました。

出産後、私は「子供も生まれたからそろそろ3人で暮らせる」と喜びで一杯でした。けれどその後も私はアパートで子供と暮らし、彼は週末の勤務終了後に始発でやってきて夕方には寮に帰っていく生活のままだったのです。

寂しい気持ちも

この別居婚(通い婚)に不満がなかったと言えば噓になります。

アパートの隣に住む、同じ月齢の子供さんがいるご夫婦の楽しそうな会話が聞こえると、「今日の子供の様子を旦那さんに報告しているのかな」などと思い、寂しいような気持になったこともあります。

けれど「苦労している彼を理解してあげられるのは私しかいない」という気持ちのほうが強かったので、何も言いませんでした。

別居婚の友人と愚痴を言い合う

「一緒にいないことに慣れないほうがいいと思う」

と真剣な表情で忠告してくれた友人にも腹を立てるほど、当時は自分の思いに固執していました。

友人の忠告

”結婚も子育てもしていないあなたに何がわかるの“と憤りを感じました。不愉快に思った私は、同じく別居婚の近所のママ友にこの話をし、一緒になって愚痴を言い合いました。

「『慣れない方がいい』なんて‥それはちょっと違うんじゃないの」
「彼女は何もわかっていないのね」

というママ友の言葉に、ようやく気持ちが収まったのを覚えています。当時の私があんなに憤慨したのは、痛いところを突かれたからだと思います。

そのママ友も、孤独なワンオペ育児に心身ともに疲れている様子でした。

今思うと、別居するリスクを、子育てや経済や夫婦関係などもっと多面的に考えて、きちんと話し合うべきだったと思います。

夫の仕事の都合で変わる生活

子供が3歳になった時、夫からこんな提案がありました。

「ビジネスチャンスに賭けて挑戦したいことがある。忙しくなるしお金の余裕もなくなるから、アパートを引き払いしばらく子供と実家で暮らしてくれないか」

と申し出がありました。

私の返事は「イエス」。

実家に帰ることの承諾

この町には友人も少なく、就ける仕事も限られていました。地元に戻って生活を立て直したい、という気持ちのほうが強かったのです。

更に遠く離れて暮らすことへの不安は微塵も感じませんでした。すぐに引っ越しの準備をし、子供とふたり遠く離れた地元の街に戻りました。

好きな人が出来て離婚

地元に戻って数か月もしないうちに私たちは離婚しました。

原因は私に好きな人ができたからです。夫に不満はなかったし、子供は可愛いし、まさか私が心変わりをするなんて自分でも全く予想していませんでした。

別居婚のメリットとデメリット

最近巷でも耳にするようになった別居婚。

単身赴任や親の介護などそれぞれのやむを得ない事情で今、既に別居婚になっていたり、これから考えている人もいると思います。

別居婚で失敗してた私がそのメリットとデメリットを整理しておくと次のようになると思います。

メリット

まず利点ですが、これは離れて暮らすほうがお互い思いやりを保てたり、自分のやるべきことに集中できるといった点です。また、一緒にいても喧嘩ばかりになってしまうなら、別居婚の方が一緒にいられる時間も限られるので、ある程度、喧嘩を防ぐことも出来るかも知れません。

デメリット

一方、デメリットとして一番大きいのは「相手がいないことに慣れる」ということではないでしょうか。

当時、そう指摘してきた友人に腹も立てましたが、冷静に考えてやはりあの指摘は的を射ていたと今、認めざるを得ません。

それに私の場合と同じように、相手もしくは自分が別の異性と親しくなってしまうということもあると思います。同居しているよりも、やはりその可能性は高くなってしまうと思います。
利点などの整理

男女間の生活を一番強く支配するのは習慣

4度の結婚をした作家の宇野千代さんは『男女間の生活を一番強く支配するのは習慣』という言葉を残されました。

相手がいないことに慣れると次は、相手がいなくても平気になり、そのうち独りのほうが楽または相手のいない違う人生を考え始めるかもしれません。
別居婚後の心境の変化
これは離婚の危機にある別居中の夫婦にもあてはまるのではないでしょうか。

また、家族の形が出来上がってから単身赴任などで別居するのと、はじめから別々に暮らすのでは夫婦関係への影響は異なるように思います。

同居する結婚生活との違い

私はそのあと再婚し、ようやく同居する夫婦生活を体験できました。

毎日一緒にいると嫌な所も目に付くし、自分のペースで動けなかったりと今更ながら共に暮らす大変さを知りました。

一方で、食事や睡眠など毎日のあたりまえのことを2人で繰り返していると、いないことがすごく不自然に感じるようになります。

喧嘩のあとは「1人のほうが楽だな!!」と頭では色々と思うのですが、結局同じ巣穴に帰っていくようなイメージです。

別居婚したいと思っているなら慎重に

今回は別居婚とメリットやデメリットなどを私の個人的体験からお伝えしてきました。

同居する場合と違って、注意すべき点もありますし、逆にストレスのないよい点もあると思います。

ただ、子供がいようと、結婚生活が何年であろうと、別居婚は普段、相手の姿や様子が分からない分、些細なことが知らずに積もってあっけなく壊れることも稀ではないと思います。

別居のメリットとデメリットをよくよく検討してから行動されることをお勧めします。また、もし別居婚などについての対応など、詳しくお知りになりたい場合は、下記のニュースレターなども無料登録して参考にしてみてくださいね。

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