「旦那が頑固で、離婚すると言ってきかない…」そんな状況に悩んでいませんか?意見を聞かず、一度決めたら揺るがない旦那との離婚問題は、解決が難しいものです。そこで、頑固な旦那が離婚と言い出したら厄介な理由や、対処法、体験談について詳しく解説します。
- 旦那が頑なでどう接すれば良いか分からない
- 離婚と言い出して人の話を聞かない。対処法に困る
- 頑固なので自分の考えを曲げないで困る
頑固な旦那との離婚問題が厄介な理由
頑固な夫が離婚だと言い出すと、なかなかその意見を撤回してくれないので厄介です。ここでは、厄介な理由をいくつか取り上げ、詳しく解説します。問題解決のヒントにもなるので、ぜひその理由から確認してください。
人の話を聞かない
頑固な夫との離婚問題が厄介な理由の1つは、人の話を聞かないからです。通常、頑固な夫は、他人の意見に耳を貸しません。「聞く価値がない」のように最初から決めてかかっており、周囲が何を伝えたとしても否定します。この心理は、人の話を聞いて、自分の考えが変わってしまうことに対しての恐怖心があるからです。つまり、頑固な夫というのは「自分が変わりたくない」という思いが強いということです。
参考ページ:人の話を聞かない夫!特徴や理由、体験談などお伝えします
合理的な判断をしない
合理的な判断をしないので、離婚問題になると厄介です。考えを整理し、理屈で考えると「離婚しない方がよい」という結論を出せるのですが、感情が邪魔をして、合理的な判断ができません。意地になって合理的な考えを認めず、感情的に思い込んだ結論に突き進んでしまいます。
自分は正しいと思う
「自分は正しい。間違っていない」と思い込んでしまうのも頑固な夫の特徴です。そして、この特徴ゆえに、離婚問題になると厄介です。本人なりに理屈があり、その理屈が客観的にみて偏った考えであったとしても、本人としては「自分は正しい。間違っているのは妻だ」と思ってしまいます。ただ、実際には内心では夫自身も「自分が間違っているかも知れない」と薄々気づいていることもあります。しかし、それを認めることは、相当ハードルが高いです。
参考ページ:自分が正しいと思っている夫。マウントしてくる原因と対策
「一度決めたから」を理由にする
頑固な夫に、離婚について考えを改めてもらうのが厄介なのは、本人が「一度決めたから」ということを理由にするからです。他人からすると「一度決めたからといって、それがどうしたというのか?」という気になってしまうのですが、本人の中では「一度決めたことは絶対に守るべき」というマイルールが存在します。「こうすべき、ああすべき」という「すべき思考」が強いのです。
そのため「一度、離婚すると決めたから、それを守らなければいけない」ということを理由に、その判断が正しくても、間違っていても、なかなか考えを変えることが困難です。
頑固な旦那が離婚と言い出した場合の対処法
ここでは、頑固な旦那が離婚と言い出したときの対処方法について解説します。具体的にできる事をいくつか取り上げお伝えしますので、実践できそうなことから取り組んでください。
肯定できることを伝える
たとえ夫が離婚するなどの考えに固執していたとしても、その考えが全て間違っているというわけではありません。よくよく離婚したい理由を聴いていくと、一部かも知れませんが、その中に「ある程度正しいかも」と思える点が見つかることがあります。もし、そのような点を見つける事ができれば、積極的にその点を肯定するようにしていきます。人は、一部でも良いので自分の考えが肯定されると、頑なな考えが緩和する可能性があります。
最終決断を遅らせる
夫が「離婚することに決めた!」といっていたとしても、とりあえず決断を遅らせるように伝えます。例えば、夫が「もう離婚することに決めたのだ」と伝えてきたら「今はそのような気持ちなんだね。そのことは大切なことだから、今後そのことについて話しをしていこうね」というように、「今は離婚したい気持ちなんだ」ということに理解を示しつつ、今後も継続してその事について話しをしていくよう促します。
通常、人の意志というのは、決断した直後は非常に強いです。例えば、頑固な夫が今日離婚することを決めた、ということがあれば、その日はもっとも話しをするのが手強い状態です。本人の頭の中は離婚することで一杯になっているので、他の選択肢を考慮してくれません。ある程度、時間が経過すると、頑なな考えがいくらか柔軟になる可能性があるのでタイミングを遅らせるようにしてください。
時間をおいて話しをする
決断を先送りさせたとしても、いつまでも放置するというわけにはいきません。そのため、一定期間時間をおいたら、本人とは話しをする必要があります。ただ、話し合いの最初から「離婚するのは良くない」と夫の説得にかかってしまうと、夫は余計頑固な姿勢をとることが多くなります。そのため、最初は本人の話しをじっくり聴くことから始めてください。
体験談『頑固な旦那が離婚要求してくる』
ここでは、夫婦やりなおし相談室に御相談いただいた方による、頑固な夫に悩んだ体験談をご紹介します。ブログ読者さんのお役に立てればという趣旨で送っていただきましたので、ぜひ参考にしてください。
子供のしつけで衝突
長い間、夫が頑固であることに悩んでいました。夫は一度決めたことを絶対に曲げず、何かを話し合う時も、自分の意見を押し通すばかりで、私の考えや感情にはあまり耳を傾けてくれませんでした。それでも、何とかうまくやっていこうと日々努力していましたが、ある日、子供のしつけについて大きな衝突が起きました。
その日は、子供の学校のことで口論になりました。夫は「厳しくしなければ子供は正しいことを学べない」と言って、強い態度を崩しませんでした。私は、いくら何でも厳しさにも限度があると思うので、納得できませんでした。いくら説得しても、夫の怒りは収まらず、ついには「もう離婚だ!」と言い出したのです。
話し合いの余地がない
私は、子供のことを考えると離婚は最善の選択ではないと思っていました。それでも、夫は「一度決めたら変えられない」と言い切り、話し合いの余地もないようでした。
どうしても諦められなかった私は、夫婦やりなおし相談室に相談することにしました。そこで、「夫の意見を一部でもいいから肯定してみてください」とアドバイスを受けました。人は自分の意見が少しでも認められると、気持ちに余裕ができて、他人の意見に耳を傾けやすくなるとのことでした。
一部でも意見を肯定する
帰宅後、夫が子供のしつけについて話し始めた時、私は意識して意見を少しでも肯定するようにしました。「確かに厳しさも必要だよね」と、夫の考えを全面的に否定するのではなく、少しずつ自分の意見を付け加えつつも、夫の考えを部分的にでも肯定するようにしたのです。
もちろん、しつけのことに限らず、日常の小さな場面でも夫の意見を肯定するよう心がけました。たとえば、週末の過ごし方や家事の分担についても、「そうだね、そのやり方もいいかも」と肯定的に反応するようにしたのです。
離婚の話しをしなくなる
夫の態度にも少しずつ変化が現れました。最初は無視されている感じがしましたが、だんだんと私の話にも耳を傾けるようになり、いつの間にか「離婚」の話をすることもなくなりました。もちろん、すぐに全てが解決したわけではありませんが、少なくとも以前よりも対話がしやすくなりました。もう離婚の話しが再燃しないことを願っています。
まとめ
今回は、頑固な夫が離婚と言い出したときの対処方法や体験談などお伝えしてきました。一度言い出したら聞かないので、対応はやや難しいと感じてしまうかも知れませんが、今回のポイントを踏まえて解決にあたってみてください。その他、具体的なノウハウについては専用ニュースレターで公開しています。今なら無料登録できるので、下記のフォームより早速ご登録ください。
よくあるご質問
ここでは『旦那が頑固!離婚するといってきかないときの対処法』について、よくある質問をQ&A形式でお答えしていきます。
頑固な夫にウンザリしてきた
【Question】
夫は昔から頑固な性格で、自分の意見を絶対に曲げません。何か不満があると、そのたびに夫は「もう離婚だ」と言い出して、全く聞く耳を持ちません。何を言っても一度決めたことは変えられないと言い張り、私の気持ちや考えは無視です。子供もウンザリしていますし、私ももう疲れてしまいました。離婚が良い選択だとは思えないのですが、夫の頑固さに限界を感じています。どうすればこの状況を改善できるのでしょうか?
【Answer】
考えを変えず、頑固な様子かが見れるとウンザリしてしまいますよね。自分の考えに固執してしまうので、何か意見の相違が生じたときには一旦、時間をおくようにしてみてはどうでしょうか。本人が「こうする」と決めた時は一番その事について固執しているタイミングだと思うので、少しでも時間をおいた方が、本人の考えも柔軟になりやすいです。下記の記事なども参考にしてくださ。
参考ページ:頑固な夫にウンザリ!関わり方や心のケアなど解説
妻の意見を一切聞かない
【Question】
夫は自分の考えを押し通すタイプで、私の意見をほとんど聞いてくれません。日常で何かを決めるときは常に夫の思い通りです。私が違う意見を伝えても、「それは違う俺の言う通りにするべきだ」と言って、まるで私の考えをないがしろにされているように感じます。対等な関係ではない気がして、とても辛いです。子供の教育や生活のルールなど、私も意見を言いたい場面がありますが、完全に無視されるか、軽く扱われてしまいます。どうすれば良いでしょうか。
【Answer】
人には現状維持メカニズムというものがあります。自分を変えないで、そのままでいたいという本能的なものです。他人の意見や話しを聞いてしまうと、場合によっては自分の考えを変えなければいけません。なので、他人の話を聴く事が怖いと感じてしまう人がいます。その不安を理解した上で「あなたの考えは変えなくて良い」ということを積極的に伝えるようにしてみてください。「考えを変えなくて良いのだ」という前提を伝えてあげると、本人は安心感がうまれ、他人の話に耳を傾けられる余裕ができます。ただ、どうしても相手の考えのままでは、良くないと感じる時は「あなたの考えで良いと思う。ただ、この部分だけ少し、このようにしてくれるうれしい」というように部分的な修正を試みるようにしてみてください。