夫婦で口を利かないということがあると、精神的な負担も大きいですよね?家庭内の空気が重くなりますし、2人でいることに居心地の悪さを感じるので、避けてしまうということも多いのではないでしょうか。

今回は、そういった口を利かない状況をどう打開するのかといったことについて詳しくお伝えします。

こんな人にお勧め
  1. 夫と口を利いていない
  2. 会話するのを避けられている
  3. どう話しかければ良いのか分からなくなった

口を利かない夫婦とは?

口を利かない夫婦とは、意図的にパートナーと会話をしない状態にあるカップルのことです。何かの不満や喧嘩になってしまうなどの理由から、あえてお互いに口を利こうとしません。結果として、離婚危機に陥りやすかったり、非協力的なパートナーシップになります。
話しをしない夫婦

夫婦で口を利かないことの影響

ここでは、夫婦が口を利かないという場合、どのような影響が生じるのかについて解説します。子供に対して影響がでたり、家庭内に問題が生じたときに、それを解決できないなどのことが代表的です。早速、詳しく確認してください。

子供が気を遣う

夫婦で口を利かないという状態が続いてしまうと、子供が気を遣うことになります。子供は家庭内の雰囲気に敏感なため、ストレスを感じて感情面で不安定になることがあります。結果として、子供は「自分のせいだ」と自分自身を責めてしまったり、居心地が悪い家庭からできる限り関わらないようにしようと閉じこもったり、外で過ごすことが多くなります。

朝帰りなどの身勝手な行動

お互いのコミュニケーションが断絶しているため、次第に身勝手な行動が目立つようになります。例えば、夫が連絡もなく、朝帰りするなどのことがあります。朝帰りをしようが、自分の都合だけで行動してしまいます。裏を返せば、家族や相手に対して迷惑を書けてしまうという意識がないということです。
身勝手な行動をとる姿
参考ページ:夫が朝帰りする!具体的な影響や理由、対応方法などについて解説します

相手の意見をないがしろにする

次第に相手の意見をないがしろにするということが生じます。これは普段、口を利かないので次第に、自分本位に物事を決めれば良いという考えに陥るからです。相手の意見を聞いても、真剣にその事について考えることもなく、自分の意見を通す決定をしてしまいます。内面では、「相手の意見に価値はない」と思っています。

参考ページ:夫が妻の意見をないがしろにする!できる対処法や相手の心理など解説

相手の問題を黙認してしまう

一定期間、口を利かない状態が続くと、次第に相手が問題行動を起こしたとしても、それを指摘する事が難しくなり、結果として黙認になってしまうことが増えます。何か問題が生じても普段から口を利かないので、話し合いをする事が困難です。そのため、怒っている問題に対して何か手を打つと言うことができず、ただ黙ってそれが終わるのを待つしかありません。

参考ページ:夫の問題を黙認していませんか?体験談や対処の仕方など詳しく解説

相手の前だと動悸がする

感情的にも影響があります。それは、相手の前にいると、動機がかるなどの反対反応が起こるようになります。動機までならなくても、不安や緊張を感じてしまい、居心地が悪いです。普段口を利かないことで、相手の存在そのものがストレスになってしまうという状況です。こうなってしまうと家庭内での安心感が損なわれ、悪循環に陥りがちです。

参考ページ:夫が帰宅すると動悸がする!理由や対応方法、体験談など解説

夫婦で口を利かなくなる理由

なぜ、夫婦間で口を利かなくなってしまうのか?その理由について取り上げ解説します。理由をきちんと理解しておくことで、対策を講じやすくなります。

夫婦喧嘩になることを避けたい

過去に何度も夫婦間で衝突してしまい、お互いウンザリしているということがあります。この場合、「もうこれ以上夫婦喧嘩は嫌だ」と思って、口を利かなくなるということが起こります。何かについて会話をしていても、常にどこで地雷を踏んでしまうのか分からず、ビクビクしなければいけません。結果として、穏やかさを維持するために、口を利かなくなります。

過去の事が許せない

過去に相手から受けた言動によって、深く傷ついており、そのことが許せないということがあります。そして、この気持ちが続いてしまうことで、夫婦間の会話を避けることになります。このように過去の出来事で怒りや不満を抱えている場合、夫婦関係自体に前向きな気持ちを持つことが難しいです。
口を利かない状態

将来、離婚を考えている

夫婦のどちらかがいずれは、離婚したいと思っている場合、あえて口を利かないという選択をすることがあります。ペラペラと口を利いていたのでは、スムーズに離婚ができないのではないか?という不安があってのことです。口を利かないという状態は、通常、夫婦関係に溝が生まれやすい状態です。将来、離婚を考えているため、溝を故意に作ろうとしています。

共有時間が極端に少ない

家事や育児などが忙しく、お互い口を利く期間が減っていくということがあります。この口を利かないということが常態化する事によって、次第にお互い何を話せば良いのか分からなくなってしまいます。結果として、口を利かないということと、何を話せば良いのか分からないということが連動して、悪循環となります。

口を利かない夫婦の改善法

ここでは、口を利かない夫婦がどうそれを改善していけば良いのかについて解説します。解決方法は複数ありますが、比較的、実践しやすいことを、ここでは取り上げお伝えします。

Lineなどで会話を始める

一定期間、口を利いていないのであれば、いはきなり口頭で会話するというのは、ハードルが高いのではないでしょうか?そこで、まずはLineやメールなどで、連絡を取り会話を始めてみてください。Lineやメールであれば、文章を吟味することができますし、分量なども加減することができます。

第三者を交えて会話する

夫婦2人で会話をすることが難しい場合、第三者を交えて話しをしてみてください。少なくとも、第三者がいる間は、会話がしやすいです。もちろん、2人にもどったら再び会話ができないということも起こりえますが、それでも、良い波及効果はあるはずです。

率直に問題点を取り上げる

率直に問題点をとりの挙げることも検討してください。これは「夫婦で口を利いていないけれど、これを改善したいと思っている」と相手に率直に伝えるということです。このようにダイレクトに問題点を取り上げた方が、解決が早いこともあります。ただし、喧嘩にならないように、準備をして進めるようにしてください。

まとめ

よくあるご質問

ここでは『口を利かない夫婦が抱える問題』について、よくある質問をQ&A形式でお答えしていきます。

家庭内別居のようになっている

【Question】
夫と口を利かなくなり、次第に家庭内別居のような状態になっています。2人で同じ部屋にいても、無言で過ごすことが多く、空気が重たいので、私はそそくさと別の部屋に行ってしまいます。状況を改善したいと思っていますが、何をすれば良いのか分からなくなってしまいました。

【Answer】
家庭内別居のような状況になっていると、不安も大きいですよね。とりあえず日常会話をするというのはハードルが高いと感じるかも知れませんので、用件的なことで良いので話しをしてみてはどうでしょうか?些細なことでも、それが会話を始めるキッカケになることもあります。

参考ページ:家庭内別居で会話なし!問題点や改善の方法などについて解説

口を利かなくなった理由が分からない

【Question】
最近、夫と口を利くことがありません。しかし、なぜそのようになったのか理由が分からないのです。以前は、人並みに会話も会ったと思います。しかし、ここ数ヶ月で会話が減ってしまい、最近はほとんど口を利きません。相手も何か私に対して不満があるとかではないと思うのですが。どのようにすれば良いでしょうか?

【Answer】
できる事の1つは、口頭での会話はハードルが高いかも知れませんので、Lineで話しをしてみてはどうでしょうか。日常会話をするのは不自然かと思うので、用件であったり、相談などでも良いと思います。自分がこれなら話しやすいというトピックで伝えてみてください。また、会話がなくなる理由には、いくつか典型的なものがあります。下記のページもさんこうにしてください。

参考ページ:夫婦の会話がなくなる21の理由。対策はどうすればいい?