意見に説得力を持たせたい

夫婦関係を修復するために『話し合い』をすることがあると思います。その時、自分の説得力がなくて、話し合いが平行線に終わってしまうと言うことはありませんか。

実際、夫婦やりなおし相談室へ過去にご相談者いただいた方には、自分の説得力に悩んでいる方がいました。その方が体験談をブログ読者の方のために送ってくれたので、ここで紹介しておきます。

【体験談】説得力がなくて話し合いは平行線

私たち夫婦は問題が起きるとたびたび話し合いをします。お互い感情的になる時もありますが、冷静に意見を交わせる場合もあります。けれど夫の説得に成功できたことはあまりありません。

夫は私の言うことに耳を貸さず、私は受け入れてもらえないことに不満を感じ話し合いが終了することも多々あります。夫は論理的に考えたり話すことに長けているので、そうではない私は、話し合いをしていてもどんどん言いくるめられてしまいます。

特に、話し合いの話題が夫の女性関係や隠し事など、デリケートな問題になると、ただの批判合戦になっている気がします。。どちらにしても、自分がどんなに「女性と関わらないで欲しい」と伝えても、全く説得力がないのです。

あまりにも私の話し合いでの説得力がないので、女性関係についてはもう静観しておくしかかないか…と諦めている自分がいます。

以上が、体験談になります。

同じような悩みを抱えている人も多いのではないでしょうか?そこで、今回は、スグにできる説得力の持たせ方について解説します。

ご相談者様ご相談者様

何を言っても、夫の心には響かないような気がしてしまうんですよね…。どうすれば良いですか?

説得力を持たせる簡単な方法

話し合い中、自分の意見に説得力を持たせる最も簡単な方法の1つは「声の大きさ」を変えると言うものです。

例えば、説得力のない人の共通したポイントというのは、単純に声が小さいものです。言い方を変えると、声のトーンが常に単調になってしまうのです。

逆に、説得力のある人というのは、話しの要所要所で、特定のフレーズや単語を強調しています。強調するというのは、必要に応じて声の大きさを変えるということです。これをするだけで、話し合いでの説得力は何倍も増すことになります。

決め手は「声の大きさ」

事実、アイオア大学Packwood氏の実験でも、そのことが証明されています。

論文
出典:AmericanPsychologicalAssociation

実験の詳細はこうです。

900人のカウンセラーを対象に、話しの納得感やクライアントの同意感を評価してもらい、最も点数の高かった上位24名と下位15名とを比較してみました。すると、その違いは「声の大きさ」と深い相関関係があったということが発見されたのです。

もちろん、説得力のある話しをする上位24名のカウンセラーも、ずっっと大きな声を出し続けている訳ではありません。話しの中で「ここぞ」という重要なポイントになった時、力が入り、実際に声も大きくなるということです。

夫婦の話し合いでどう実践する?

Packwood氏の実験でも証明されたとおり、自分の話に説得力を持たせるための重要な要素の1つは「声の大きさ」です。あなたも夫婦問題の解決のために話し合いをする際、この声の大きさに気を配ってみてください。

要所要所ごとに、力を込めて発言するようにします。例えば、下記のような発言ができます。

発言の中で強調する箇所

このような感じで、文脈によってどこを強調するのか?ということは変わってきますが、フラットになっているよりもずっと説得力が増しそうですよね。単純に話し合いでの説得力を上げる方法として覚えておいてください。
ポイント

ちなみに、強調する具体的な箇所の具体例を挙げておくと下記のようなところになります。

1.理解して欲しい点

これは相手にどうしても理解をして欲しいと願っている点について、強調します。そこまで意識しなくても、会話の内容に集中していると自然に声にエネルギーがこもることも多いと思います。

2.重要な話しの前振り

これから重要な話をしますよという直前で、相手の注意を惹きつけるために強調することがあります。例えば「もちろん、私はあなたの言っていることが正しいと信じています」という発言をする際、「もちろん」という所を強調すれば、その後のフレーズをしっかり聴いてもらえる事にもつながります。

3.感情を込めたいところ

相手の気持ちに共感するなど、気持ちを込めたいところを強調することもあります。例えば「あなたが非常に辛いかったこと、私にも痛いほど分かる」という風に伝えるとき「非常に辛かったこと」のフレーズを強調するということがあります。

以上のような箇所で声を大きくする、あるいはエネルギーを込めてメッセージを伝えていくことで説得力が向上します。

まとめ

今回は、自分の発言に説得力を持たせる方法について解説してきました。夫婦問題について話し合いをする際、このことを思い出してみてください。説得力を上げようと思うと、つい多くの人は「何を言うか?」という点ばかりに注目しがちです。

もちろん「何を言うか?」も大事ですが、それと同様に「どのように言うか?」ということも重要です。どちらが欠けてしまっても説得力のある話は出来ません。「何を言うか?」という部分がいい加減であれば、必然的に発言に力が入らないので、フラットになりますし、「何を言うか?」ということがいくら正しくても、棒読みでは相手の心も動かないですよね?

ぜひ両方を両立させることを考えて、話し合いに臨んでみてください。

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よくあるご質問

ここでは『夫婦の話し合いで、説得力を上げる方法』について、よくある質問をQ&A形式でお答えしていきます。

説得力を身につける方法

【Question】
自分はいつも説得力がないと言われてします。普段からもう少し練習して、夫婦の話し合いに臨もうかなと思っています。説得力を身につける方法はありますか?

【Answer】
説得力を身につける良い方法の1つは、モデリングです。上手な人の姿をとにかく見る。それは短期間で、説得力を身につけられることにつながります。例えば、TVの討論番組などで「この人は凄い説得力があるな」と思える人を真似てみてはどうでしょうか?

実際、カリフォルニア州立大学サクラメント校Steven W. Gray博士の実験では、バトミントンの初心者24名にグリップの握り方など基本的な訓練をしたあと、20分間プロ選手の動画を視聴させるということを行ったら、基礎訓練の時より格段に上達していることが確認されました。

論文_SAGE
出典:SAGEjournals

スポーツでも、料理でも、話し合いでも、モデリングは素晴らしい訓練方法ですのでぜひ取り組んでみてください。

感情的な人を説得するには?

【Question】
夫と話し合いをしようにも、すぐに感情的になり、なかなか上手く進めることができません。このような人を上手く説得できる方法はありますでしょうか?

【Answer】
相手がすぐに感情的になってしまうと言うことだと、なかなか話し合いを進めることが難しいですよね。なので、極力、話し合いで解決しないようにする、ということも考えていきましょう。話し合いだけが全てではないです。

仮にどうしても話し合いをしなければいけないとしても、その話し合いの負担を最小限にするということも可能です。例えば、ぶっつけ本番で話し合いに臨んで、感情的な相手を説得するというのは、話し合いの負担が相当大きいですよね?なので、これは誰にとっても難しい話し合いと言うことになります。

しかし、話し合い前に説得するための布石を打っておけば、本番での負担は大きく下がると言うことになります。こういったことを試して進めることになります。

関連記事

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沈黙への対処
話し合いをしているときに、夫が黙り込んでしまうということはありませんか?こういった沈黙に対してどう対処すれば良いのか…。その際にやってはいけないコトと、適切な対処方法についいて詳しく解説します。

参考ページ:夫と話し合いで沈黙が辛い

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不安や恐怖
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参考ページ:夫と話し合うのが怖い

最適なタイミング

話し合いのタイミング
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では、いつのタイミングで話し合いをすれば良いのか?その答えは下記の記事にあります。

参考ページ:夫婦で話し合い!タイミングはいつが良い?