夫は本当はどう思ってる?

夫が離婚したいと言ってきた。でも、本当はどう思っているのか?何が不満だったのか分からない!と言うことはありませんか?

夫婦関係の悪化を解決しようと思ったら、相手のことを理解する姿勢が必須です。「別居なんてしない。離婚もしない」など、自分の考えや意見だけを押しつけて、相手の気持ちなど一切考慮しないということだと、話しは平行線になってしまいますよね?

逆に、相手のことを理解できれば、相手から「俺の気持ちを分かってくれた。もう離婚や別居の話しはしなくても良いか」と夫婦仲が良い方向に進みやすくなるのです。

しかし、相手を理解するというのは案外難しいものです。実際、あなたも「夫が何を考えているのかサッパリ分からない」と悩んでいるのではないでしょうか?

そこで、今回は「離婚や別居を伝えてきた夫の気持ちを理解する方法」について詳しくお伝えします。

ご相談者様ご相談者様

私も突然、離婚とか言われて夫の気持ちが全く理解出来ません。一体、どうなっているのか…

理解するためには話しを聴く

相手の気持ちや考えを理解しようと思ったら、何よりまず相手の話を聴く必要があります。

もちろん、相手の行動などを観察することでもある程度、相手の事を理解することは出来ますが、それだけだとどうしても限界があります。

本気で理解しようと思えば、直接、相手の話しを聴く必要があります。

思い込みが理解の邪魔になる

「なんだ、話しを聴くだけなら簡単じゃないか」と思ってしまうかも知れませんが、これは誤解です。

実際に話を聴いて理解することはかなり難しいものです。

話しを聴いて理解することを難しくしている最大の理由の1つは、自分自身にあります。正確には「自分の思い込み」です。

思い込みというのは例えば…

  • 男とはこういうものだろう
  • 夫は仕事の事しか頭にないだろう
  • 夫は家族のことを大事にしないだろう

このような強い思い込みがあると、それだけで相手のことを正しく理解出来なくなってしまうのです。

例えば、妻が「夫は仕事のことしか頭にないだろう」と深く信じていたら、離婚の話しをされたときも一方的に「夫は仕事を優先して、家族のことを仕事の足かせと思っているのではないか?」と感じてしまいます。

そのように一度感じてしまうと、夫が何を言っても「家族は足かせと夫は思っているのだ」としか聞えなくなってしまいますよね?

このように、自分自身に思い込みがあると、相手の発言や行動を見聞きしたとき、間違った解釈をしてしまうのです。

もちろん、その解釈が正しいということもありますが、多くの場合、相手の気持ちや考えを正しく理解することの障害になります。

だからそ、相手のことを理解しようと思ったらまずは「夫はこういう考えを持っているハズ」「夫の価値観はこういうものだ」という自分の中の思い込みを捨てることが重要です。

前提を全て取っ払い、真っ白な状態で相手の話しを聴く事が、相手のことを理解する第一歩です。

想像と現実は違う

実際、オールド・ドミニオン大学のLora Jacobi氏らの研究では、相手の考えていることと、現実は違っていたと言うことを指摘しています。

論文『In Pursuit of the Perfect Appearance』
出典:Willey Online Library

例えば男性は「女性は大所らしい男が好きなはずだ」と思い込んでいるとします。しかし、実際には女性に尋ねてみるとそうでもなく「少し男らしければ、それでいい」と考えていることが多かったというのです。

繰り返しが秘訣

相手のことを理解するには、前提条件を取っ払う。真っ白な状態で相手の話しを聴く。これだけでは不十分です。

次に大切なのは「繰り返し」話しを聴くことです。

一度や二度、話しを聴いて理解しているつもりになってはいけません。

というのも、一度、相手が「自分は仕事が一番大事なんだ」と言っても、それはその時の気持ちを反映しているに過ぎないので、次回、話しをすると、意見が変わっていることもあります。

例えば、次に話をしたときに「仕事は大事だけど、子供との関係があってこそだ。そこを犠牲にしてまで仕事をすることはない」のように変わるかも知れません。

相手の本当の価値観、考え、気持ちを理解するには、繰り返し繰り返し相手の話を聴いていく事が大切です。

繰り返していくと、コロコロと変わっていく部分と、変わっていかない部分というのが明確になってくるからです。

そして、その変わっていかない部分は、それだけ「深い気持ちや信念、考え」になっていると理解することが出来ます。逆に、コロコロ変わっていく部分はあくまでもその時々の気持ちを反映しているだけで、それほど深い気持ちや信念、考えにはなっていないと言うことになります。

気持ちの深さの図解
このように、繰り返し話しを聴くことで初めて、夫の気持ちの深さを知ることが出来るのです。

実証

カンサス州立大学の心理学者JamesShanteau氏は、正しい判断をするためには「繰り返しの観察」が重要と伝えています。

論文
出典:sciencedirect

魔法のように相手の気持ちを一瞬で理解することは出来ません。それは、カウンセラーのような専門家でも同じです。しかし、誰でも何度も繰り返し観察していれば、それだけ正しく相手の本音を知ることができます。

まとめ

今回は、相手のことを理解するための方法について詳しくお伝えしました。相手のことを理解するにはまず、自分の前提になっている常識を全て取っ払うことです。頭を真っ白にして、相手の話を聴いてみて下さい。

また、相手の話を繰り返し聴くということも重要です。繰り返すということで、相手の考えで変わらない部分と、変わる部分を区別することができます。変わらない部分というのは、それだけ深い信念になっているという事です。

逆にコロコロ変わっていく部分については、その時々の思いつきや感情を反映しているに過ぎません。明日には変わっていることもあるのです。

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さて、今回の『夫の気持ちが理解できない!』についての記事はどうでしたか?

夫が何を考えているのか分からない?どんな気持ちなのだろう?そう思ったときは「相手の話を聴く」ということを軸に対応を進めてみてください。

ただ、話しを聴くと言っても、簡単ではありません。そこで関連記事をご紹介しますので参考にしてみてください。

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参考ページ:夫が話し合いを拒絶