別居してメールやLineを送ると、相手がら「連絡がしつこい」と思われてしまうことがあります。こちらとしては別居になった以上、連絡手段としてLineやメールしかないので、そう思われても困るという思いもあるのではないでしょうか。しかし、執拗に連絡をされたと思われると、今後のコミュニケーションをとることが難しくなります。
そこで、今回はしつこいと思われないようにすることの重要性や、既にそう相手に感じさせてしまった後の対処方法など解説します。
- 連絡が鬱陶しいと思われないか心配
- Lineを送って良いか不安
- しつこいと思われないようにLineを送る方法を知りたい
別居中の連絡は、どの程度でしつこいと思われる?
多くの人にとって気になるのは、どの程度の頻度で連絡を取れば、しつこいと思われるのか?という点です。実はこれに対してはの明確な線引きは出来ません。しつこいと思うかどうかは、別居した相手の主観で決まるからにです。そのため、夫婦やりなおし相談室では「これまでどの程度Lineやメールを送ってきたか」ということを基準に、相手からしつこいと思われるかどうかを決めています。
例えば、従来、週に5回程度、Lineを送っていたという場合、20%増までを許由範囲にしています。例えばこの場合、週に6回までです。従来の頻度が4回以下の場合は、例外として週あたり1回増やすことを目安にしてください。
また、これは相手からの反応が少ない場合の基準です。例えば、相手が積極的に返答を返してくれるという場合は、このルールを無視して、こちらも積極的に返答することを検討してください。このように「連絡頻度」というもの関しては、かなり柔軟に対応することが重要です。
別居中の連絡がしつこいと思われる理由
別居中に相手にLineやメールを使って連絡をしても、しつこいと思われてしまうことがあります。なぜ相手は、しつこいと思ってしまうのか?その心理を整理してお伝えします。
離婚したいから
別居中の相手が「連絡がしつこい」と感じる理由の1つとしては「離婚を望んでいる」からということがあります。離婚を望んでいる場合、別居中の相手は連絡をできる限りとりたくないと思ってしまいます。夫婦関係の終結に向けて物事を進めたいからです。そのため、連絡が来ると言うことに対してストレスやプレッシャーを感じています。
参考ページ:別居婚から離婚になる!離婚に至る理由や体験談など解説
同居の説得をされるから
連絡がしつこいと感じる理由として、そのLineやメールの内容が「同居の説得」になっているからということがあります。毎回、別居解消するための話しがあると、相手はウンザリしてしまいます。その事で議論になってしまうからです。
夫婦の一方は再び同居へ戻すことを望んでいて、もう一方は別居を続けたいと思っているので、意見が相違になっているのです。このような状況だと、説得を受ける側は圧迫感を感じることが多く、連絡があるたびに「しつこい」と思ってしまいます。
参考ページ:別居解消の交渉術!効果的な方法は?注意点なども解説
気持ちが整理できないから
別居する目的が「一人になって気持ちを整理したいから」というものを含んでいる場合、少しの連絡であっても相手が「しつこい」と感じてしまうことがあります。別居している本人は、高語句の夫婦関係や自分の気持ちを落ち着かせるためという意図で別居しているので、あまり連絡が来るとその考えや気持ちがブレてしまいます。
例えば、一人で落ち着いて物事を考えたいときに周囲の人から声をかけられると少しうっとうしいと誰でも感じてしまうものですが、それと同じ状況を招いてしまっている可能性があります。
1人の時間を妨げられるから
相手が別居したいと思っているのは「1人の時間を確保から」といった理由もあります。しかし、頻繁に連絡が来てしまえば、その時間を妨げられることになります。結果として、頻度が多いと「しつこい」と思われてしまいます。
別居を楽しんでいる
別居した後、その生活を相手が楽しんでいるということがあります。例えば、飲み会に頻繁に行くようになる、ゲームや趣味など自分の好きなように時間を使っているなどのことです。このような場合、連絡が頻繁にあると、その楽しんでいる時間を妨げられたと思ってしまいます。このようなことがあると「連絡がしつこい」とかもわれることにつながります。
参考ページ:別居が楽しいという相手にどう対応する?問題点や事例を踏まえて解説
連絡がしつこくならないことの重要性
そもそもなぜ、別居中に連絡がしつこくならないことが重要なのでしょうか?ここではそのポイントを絞ってお伝えします。重要性をよく理解した上おで対応を進めていきましょう。
離婚危機を招かないようにするため
別居中に連絡がしつこくならないことが重要なのは、離婚危機を招かないためです。過度な連絡は、しばしば相手に対する圧力や怒りを生じさせてしまいます。そして結果として、離婚したいという気持ちを起こさせてしまいます。このような別居後の離婚危機を招かないためにも、連絡がしつこくならないことが重要です。
参考ページ:離婚危機を乗り越える!役立つ方法や注意点を解説
拒絶されないようにするため
別居している時に、相手からの連絡がしつこいと、Lineをブロックされるなどの拒絶を招くことがあります。相手が連絡によって、過度のストレスを受けている場合は、このような相手の行動を招くことがあります。拒絶されてしまうと、その後、連絡を再開するハードルが上がってしまうので注意してください。また、連絡を拒絶される期間が長くなってしまうと、離婚危機などの別問題を引き寄せることにも繋がってしまいます。
参考ページ:もう復縁は無理?別居中の夫からLineの返答がない
連絡がしつこいと思われたときの対応
もし既に別居している相手から連絡がしつこいと思われている場合は、どうすれば良いのでしょうか。夫婦関係を修復したり、別居解消していくためには、いくつかの重要なポイントがあります。そこで、ここでは、それらを整理してお伝えします。
頻度が多かったことを謝罪をする
まずは、別居中に連絡をしすぎてしまった理由を正直に説明して、謝罪するようにします。例えば「突然の別居になってしまい、自分の気持ちが混乱してしまった。その結果、頻繁に連絡を取ってしまい迷惑をかけて申し訳ない。今は落ち着いたので大丈夫です」などのように伝えることが妥当です。
このような理由を正直に説明することで、相手もこちらの感情や状況を理解しやすくなり、許しに繋がることがあります。それに、このような率直で誠実なコミュニケーションは、夫婦の信頼を築く上での土台にもなります。
参考ページ:夫や妻から許してもらうための方法!効果的な謝罪でスムーズ解決
必要な用件に絞る
謝罪後は、当面、必要なことに絞って連絡するようにします。つまり、必要最低限の連絡を取るようにはするけれど、それ以外のことでは無理にLineやメールを送らないということです。
これまでの経緯で、もしかしたら相手はLineやメールが届くことを嫌悪感を持ってしまっていると言うことも考えられます。そのため、当面、必要なことに絞ることで、その嫌悪感を払拭していくことが対応として考えられます。
まとめ
今回は、別居した相手への連絡がしつこくなりすぎてしまい、嫌われてしまうなどのことをテーマにしてお伝えしました。その他、別居解消のためのノウハウは専用ニュースレターで公開しています。下記よりご登録ください。
よくあるご質問
ここでは『別居中の連絡がしつこいと思われた』について、よくある質問をQ&A形式でお答えしていきます。
Lineを送りすぎてブロックされる
【Question】
別居中の夫にLINEを送りすぎてしまい、ブロックされてしまいました。夫とのコミュニケーションを改善しようとしただけなのに、私の行動が逆効果になってしまったようです。連絡を取り過ぎたことでプレッシャーを与えてしまったのかも知れません。内容は同居に戻して欲しいとか、愛しているといった内容のものです。正直、どう対処すればいいのかわかりません。
【Answer】
Lineを送りすぎてブロックされたような場合は、連絡方法として一旦、手紙などに切り替えてください。そして、今回の件について謝罪し、今後は連絡が重ならないようにするので、ブロックを解除して欲しいなどのことを伝えていきます。また、今後、同じミスをしてしまうと、より頑なになっていくので注意してください。
参考ページ:別居中にLineをブロックされた!音信不通を防ぐにはどう連絡をとる?
執拗にメールを送って嫌がられた
【Question】
私は現在、夫と別居している状況にあり、執拗にメールを送ってしまいました。関係がさらに悪化してしまったように感じています。最初はただ心配だったり、何とか同居に戻して欲しいと思っただけなのですが、私の繰り返しのメールが夫の気持ちを遠ざけてしまったようです。。今は、夫からの返答はほとんどありません。私の行動が彼を嫌な気持ちにさせてしまっているのではないかと不安になっています。このような状況で、私はどうすれば良いのでしょうか。
【Answer】
メールを送りすぎて嫌われている場合も、やはりまずは謝罪をすることから対応してください。その際には、どうしてこのような事態になったのかということについて、自分の気持ちなどを正直に相手に伝えることが肝心です。また、もしかしたらメールを返信しないだけでなく、読むこともしていないという可能性があります。そのため、一旦別の方法で連絡を取ることを検討してください。
手紙を送る頻度は?
【Question】
別居中の今、どれくらいの頻度で手紙を送ればいいのか、悩んでいます。私たちの関係を大切にしたい気持ちは変わりませんが、頻繁に連絡を取ることで、かえってにプレッシャーを感じさせてしまうのではないかとも思います。
一方で、連絡が少なすぎると、私たちの間に溝ができてしまうのではないかと心配です。手紙を書くことで気持ちを伝えられることはとても大切だと思いますが、適切な頻度を見つけるのが難しいです。
【Answer】
通常、手紙はLineとは違って、なかなか書く機会がないですよね。そのため、「ここぞ」と言うときに送るのが妥当です。日常生活では、Lineなどを使ってみてください。また、Lineをブロックされているなどの場合は、別なのでこの場合は手紙を書くことを軸に考えます。ただし、この場合も、Lineのように気軽に送れる訳ではないので、月に1-2回がめやすいになると思います。
参考ページ:別居している相手へ手紙を書く!効果的な書き方は?