話し合いを拒絶された!?

夫と何度か話し合いをしてると、次第に「話し合い自体を拒まれるようになった」ということはありませんか?

たとえば「慰謝料・養育費・親権など、離婚条件以外のことは話さない」などと相手が言ってくることもありますよね。このように言われると、もう夫婦関係を修復する手段がないじゃないか!と不安にもなってしまいます。

実は、このように相手に嫌悪感をもたれてしまうのには、ある理由があるのです。そこで、今回は、夫に話し合いに対しての嫌悪感を抱かせないための方法についてお伝えします。

ご相談者様ご相談者様

私も別居している夫から「もうあなたとは話さない」と言われました。どうすれば良いでしょうか?

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その前にまずは、話し合いに対して、どうして嫌悪感を抱くのかそのメカニズムについて知って欲しいので、下記の内容を確認してみてください。

嫌悪感を抱くメカニズム

別居した夫から「もう離婚条件以外の話し合いをしない」と言われるとと、困ってしまいますよね。これだと、物事を前向きに進めていくことが出来なくなってしまいます。

このように、ご主人がそもそも「話し合いに対して嫌悪感を持ってしまう」という原因について、まずは知っておいてください。原因を知っておくことが、今後の対処方法に役立ちます。

では嫌悪感の原因を知ってももらうために、ある実験をしてみましょう。

これから、A4用紙10枚に作文を書きます。

テーマは「宇宙はどうして出来たのか?」です。

これを1時間で書き上げる必要があります。

もし書き上げることが出来なれば、翌日もまた1時間の時間をとって続きから書いてもらいます。

次にテーマを変えて「自分の好きな趣味について、面白い点を書く」というものです。

これも同じく1時間で仕上げる仕上げる必要があります。

この場合、宇宙の研究が趣味だ…という人以外、前者の「宇宙はどうして出来たのか?」について作文を書くのは、かなり手強かったと思います。

手強い上に、仕上げることが出来なければ、また翌日も同じテーマについて書かなければいけません。ハッキリ言って苦痛です。

ところが「自分の好きな趣味について、面白い点を書く」というテーマなら、1時間ががあっという間に過ぎてしまったという人も多いと思います。

A4用紙10枚とはいえ、1~2日ほどで書き上げられる人も多いと思います。

処理流暢性によって決まる

このような実験を行った後、結果どうなるのでしょうか?

そうです。

人は「宇宙」について嫌悪感を感じるようになり、「自分の趣味」については益々好感を抱ようになってしまいます。

これは「処理流暢性(しょりりゅうちょうせい)」と言うものが深く関わっています。

「処理流暢性」とうのは、物事を進める上で、スムーズにいくかどうか?というコトです。

自分の趣味について、作業(ここでは作文を書く)をするときは、非常にスムーズです。この場合、処理流暢性が高いと言えます。

一方、宇宙について作文を書くときには、趣味が宇宙研究じゃない限り、処理流暢性はかなり鈍くなります。

そして、この処理流暢性がスムーズかどうか?というのは、人の好感や嫌悪感に大いに影響を与えます。

つまり、処理流暢性がスムーズならば、人は「その物事を好む」ようになります。一方、処理流暢性が鈍ければ、「その物事に嫌悪感を抱く」ようになります。

処理流暢性が嫌悪感と好感を決めるという注釈
単純な話、勉強が嫌いな子供が、勉強をダラダラやっていたら、益々勉強が嫌いになる、というのと一緒ですね。

物事をスムーズに進めれば、その物事に好感を持つようになり、滞ったり流れが遅いとその物事を嫌悪感を示すようになります。

話し合いで嫌悪感を感じる

嫌悪感が生じるメカニズムは当然、、夫婦の話し合いにも働きます。

例えば、別居後の話し合いが滞りがちで、話をしてもすぐに衝突してしまう…という場合、次第にお互いが「話し合いに対して嫌悪感」を持つようになり、場合によっては今後、話し合いに応じてくれなくなってしまいます。

そこでこのように、処理流暢性を滞らせないためには「話し合いの目標をできる限り小さくする」事が大切です。

例えば悪い例としては「1回の話し合いで離婚問題を解決する」というような設定は処理流暢性を鈍らせます。目標が大きすぎて、難航してしまうのは必至です。

なので、1回の話し合いの目標をもっと低いモノにしていく事が大切です。

例えば「敬語を使わないで会話が出来るようにする」「子供との面会時間がとれるようになる」「暴言を吐かないように合意出来る」などです。

どういった目標が的確かはケースバイケースですがこのように「小さな成果」を目指してみてください。小さな成果を繰り返し重ねていくことが大切です。

また、「合意出来そうな点」があるのであれば、それを積極的に話しで取り上げることも大切です。「合意出来ることから、どんどん合意していく」ということです。

たとえば「子供の学校行事に参加してもらう」「メール/Lineでのやりとりが出来るようになる」など、具体的にはケースバイケースですが、「相手がこれなら承諾してくれるだろう」と言うことがあるのなら、それを積極的に話題として取り上げて、どんどん合意していきます。

嫌悪感の原因は「処理流暢性」

小さな合意の積み重ねが、流暢性を高め、話し合いに勢いをつけてくれます。ぜひ「小さな成果」「合意しやすいものから合意する」を意識して話し合いを進めてみてください。

まとめ

別居しているご主人との話し合いでは、処理流暢性に注目することが大切です。ここが鈍いと、次第に話し合いに対しての嫌悪感が生じやすくなり、実施自体が難しくなります。逆に処理流暢性を高めれば、話し合いに勢いがつき、次第に「大きな成果」を得ることが出来ます。

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さて、今回の『夫が話し合いに嫌悪感!どう対処すれば良い?』についての記事はどうでしたか?

話し合いで嫌悪感をもたれないようにするためには、話し合いで「合意できることから、合意していく」ということが1つの重要なポイントになります。逆に言えば、意見が合わないことばかり話題として取り上げていたら、次第に話し合いに応じてくれなくなるということです。

その他、話し合いのポイントは、ここで取り上げたこと意外にもたくさんあります。そこで、話し合いについての関連記事をご紹介します。併せて読んでみてください。きっとお役に立てると思います。

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