話し合いの準備は欠かせない

別居を解消したい。離婚を回避したいなど、ご主人と意見が異なっていることがあれば、話し合いをする必要があります。

しかし、実際問題、話し合いはなかなか上手くいかないですよね?多くの人が「話し合いは難しい」と感じています。

その原因は何でしょうか?

実は、大半の人が話し合いを難しいと感じている理由は簡単で「話し合いをぶっつけ本番で臨むから」です。何も準備なく、話し合いが上手くいく…という程、話し合いは簡単ではありません。しかし、きちんと準備して臨めば、言うほど難しくないことも多々あります。

そこで、今回は話し合いの前にしておくべき準備の1つ「プロセスマップ」についてお伝えします。

ご相談者様ご相談者様

確かに私もぶっつけ本番で今までやってましたね…。それが上手くいかない、一番の原因なんですね。準備が大切と言うことだと思いますが、具体的に何をすれば良いでしょうか?

話し合い準備で必須のプロセスマップ

「別居したご主人と話し合いをする」、「離婚と伝えてきた夫と今後のコトについて話し合う」。このようなとき大事になってくるのが「プロセスマップ」です。

プロセスマップというのは、話し合いの流れをある程度、計画しておくということです。

「でも、話し合いの計画なんてしても、計画通りには進まないでしょ?」

とあなたは思うかも知れません。もちろん、その通りです。話し合いは計画通り進みません。しかし、事前に、話し合いの計画を組んでおくことが、話し合いを上手くいかせる秘訣の1つなのです。なぜなら、話し合いの計画をすることで、あなたの頭の中で大きな変化が起るからです。

つまり、「プロセスマップを書くことで、話し合いのイメージトレーニングができる」ということです。

話し合いの本番前に、計画を練ることで、本番当日の話し合いを何度もイメージしていくのです。イメージすることで、「もしかしたら、夫からこういうことを突っ込まれるかも知れない」「もしかしたら、このような形で話しを進めた方がもっと上手くいくんじゃないか?」ということに気づくことが出来るのです。

これに気づけるかどうか?これが、話し合いでスムーズに話しを進めていけるかどうかを大きく左右することになります。

では、実際に話し合いの計画、プロセスマップを書いてみましょう。ここからは紙と鉛筆を持って読んでくださいね。

ステップ1.話し合いの目的を設定する

プロセスマップを作る最初の手順は「今回の話し合いの一番の目的」を明確にしておくことです。

例えば「生活費をきちんと出してもらう」「別居から同居にする」「子供達の学校行事に参加してもらう」などのことです。

あなたも、話し合いで解決したいと思っていることを1つ取り上げていきましょう。

ここで注意しておきたいのが、「今回の話し合いで、これもあれも解決してしまおう」のように複数の目的を設定してしまうことです。通常、目的は複数になればなるほど、それを実現することが難しくなります。

例えば、目的が「別居解消」「義母との不仲解消」「子供の学校行事参加」というように3つも目的を入れてしまうと、話し合いの方向性がバラバラになってしまい、結局、1つも目的を達成することが出来なかった、という結果になってしまいます。

目的を達成する秘訣は「絞る」ことです。基本的には1つの話し合いで1つの目的にしてください。

ステップ2.夫からの予想される主張内容を整理する

話し合いの目的が決まったら、そこに向けて一直線に話しを進めていけるわけではありません。話し合いは相手があってのことなので、当然、相手からの主張や非難・批判等も出てきます。

例えば「学校行事に参加してもらう」という目的を決めたとします。しかし、その話題を出せば「以前から懸念されている、私の子供達への接し方について批判される」と言うこともあるかも知れません。このように、事前予想できる、相手からの懸念される点、非難される点などが分かっているなら、そういった予想を事前に書き出しておきましょう。

ステップ3.プロセスマップを書く

話し合いの目的を定め、その目的に向けて話しをしようとした時に、ご主人から批判されたり、意見されるであろう事を書き出したら、今度はそれを順番に並べていきます。

例えば…

  • その1.今回の話し合いの目的を伝える
  • その2.子供の接し方を批判される
  • その3.批判されている点について話しを聴く
  • その4.夫から誤解されている点を説明する
  • その5.学校行事に参加して欲しい子供達の気持ちを伝える
  • その6.当日の予定を伝える

などのように、話しがどのように進んでいくのかをあらかじめ予想して書き出しておきます。プロセスマップを書き出したら、本当にこの通り話が進みそうかどうか、頭の中でイメージしてみましょう。実際に話し合いの本番で、自分がこのように伝える、夫がこのように言ってくる…ということを想像してみるのです。

プロセスマップを書く効用

もちろん、当日はプロセスマップ通り話が進むとは限りません。しかし、このようにプロセスマップを書くと言うだけで、自分の頭の中で当日の話し合いの流れをイメージすることが出来ます。

何度もプロセスマップを書き出してみてください。必要に応じて、ステップ1や2に戻る必要も再三、出てくると思います。

そうやってステップ1~3までを行き来しているうちに「あっ、もしかしたらこのようなことを突っ込まれるかも知れない。それを突っ込まれるとちょっと話しがしんどくなるな」「もしかしたら、こういう切り口で話しを進めた方が離婚の回避の話しが進むのではないか?」などのように事前に、気づくことが出来るかも知れません。

それに気づくことが出来れば「もしこの点を突っ込まれたら、このように返答しようかな?」「話しの手順を別パターンで考え直してみよう」ということを考えて対策をとることが出来ますよね。

実際のところ、プロセスマップ通り、話し合いが進むかどうかはあまり重要ではありません。事前に話し合いのイメージを繰り返すことで、本番前の予行演習をすることができ、当日に万全の準備をして臨むことが出来ることが一番の効用です。これをすることで、話し合いはグッと成功率が上がるので、話し合いの予定があるなら、ぜひ今日から取り組んでくださいね。

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関連記事のご紹介

さて、今回の『話し合い前に準備すべきプロセスマップとは?』についての記事はどうでしたか?

もし話し合いが予定されているのであれば、今回のプロセスマップに取り組んで、その準備を進めてくださいね。話し合いはその仕方1つで、良い方向に進むこともあれば、対立を深めてしうこともあります。ですので、準備は念入りにしておきたいところ。

そこで、話し合いに関する関連記事をご紹介しておきますので、併せてご確認ください。

離婚危機に陥ってるなら

離婚がかかっているの注釈
プロセスマップは、話し合いの準備として有効な方法の1つです。しかし、結果を出すにはこれだけでは不十分です。特に、離婚危機にあるので、それを回避したいなど、重要度の高い話し合いには、しっかり話し合いのポイントを抑えておかなければいけません。そこで、下記に心理学的に正しい話し合いの臨み方を解説していますので、こちらも参考にしてください。

参考ページ:離婚回避のための話し合い