衝動的な行動で別居になる
日々、ご主人とのやりとりの中で、衝動的な行動をとってしまい失敗すると言うことはありませんか?
例えば「言わなければ良いのに、つい嫌味を一言を言ってしまう」あるいは「夫の携帯を見れば喧嘩になると分かっているのに、つい手に取ってみてしまい、それがキッカケで別居になってしまった」などです。それ以外にも、「話し合い中に、義母とのことに触れない方が良いのに、ついこの話題をしてしまい、話し合いが台無しになってしまった」、「メール/Lineでつい言わなくて良いと一言を送ってしまい、返信が来なくなった」などのこともあるかも知れません。
このように『衝動的な行動』をとってしまい、自ら失敗を招いてしまう…ということが、夫婦関係の修復をしているときには誰にでもあるものです。こう言った失敗を繰り返すことで、修復するプロセスの妨げになる事が意外に多いものです。
そこで、今回は、このような衝動的な行動をとってしまう自分をいくらかでも改善することは可能なのか?ということについてお伝えしたいと思います。
確かに私も先日、夫に「また飲み会?」と一言余計な事を言ってしまい、機嫌を損なわせてしまいました。その後も、雰囲気が悪くて…。あの失敗のせいで、しばらく気まずい感じになりそうです。
失敗を減らせれば夫婦喧嘩も大幅減?
衝動的な行動をとることで、夫婦関係の修復が大きく後退してしまうということは、多くの人が経験しているかもしれません。
こう言った事実から考えると、このような衝動的な行動を減らすことが出来れば、別居などの問題を招くのを防いだり、夫婦関係の修復もそれだけスムーズになると予想されます。
しかし、そもそもそのような衝動的な言動を減らすことはできるのでしょうか?
答えはYesです。衝動的な自分を改善することは実は、可能です。そして、衝動的な自分を改善できれば、ご主人との無用な喧嘩を避けることが出来ますし、夫婦関係の修復もそれだけ効果・効率的に進めることが出来ます。
無用な別居を防ぐ自問自答の秘訣
その衝動的な自分を変えるための方法とは「自問自答」です。心の中で自問自答をするという簡単な習慣をつけることで、自分の衝動的な行動を減らすことができるのです。頻繁に喧嘩になっているとか、この勢いで別居や離婚問題に発展しそうだという場合、ぜひ実践してみてください。下記に詳しい実験結果を紹介します。
自問をすることの実験
トロント大学の研究では、単純な自問自答をする習慣をつけるだけで、衝動的な自分を変えることが出来るということが分かっています。
出典:トロント大学
トロント大学の実験では被験者37名をAグループ、Bグループに分けました。
そして、「色のついた図形で、正しい物を選ぶ」という課題を課したのです。Aグループには「これは正しい図形だろうか?」というように心の中で自問しながら正解を選んでもらいました。一方、Bグループでは「利き手ではない手で、円などを書きながら、自問できないようにして、課題に答えてもらう」ということを行いました。つまり、Bグループは、直感に基づいて正答を選んでもらったということです。
このようにすると、自問自答をしたAグループの方が、約30%も正しく正答を選ぶことが出来たのです。
余計な一言を減らせば別居も防げる
考える前に、言動が先に出てしまう…のような衝動的な行動をとってしまうことは誰にでもあるものです。「余計な一言」がキッカケで別居になった人も少なくないバスです。そしてもし、あなたも最近、自分がそのような言動が頻発しているという場合、今回の自問自答をするという単純なテクニックを活用してみてください。
それだけで、衝動的な言動を防ぐことができ、ご主人との関係修復も、よりスムーズになる事にも役立つはずです。
まとめ
余計な一言で別居になると言うこともあるので気をつけてください。さて、その他、具体的な別居対策については夫婦関係修復ニュースレターで公開しています。現在無料購読できますので、下記のフォームよりご登録ください。
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